先日購入した白花日本とき草が咲きました。とき草は花色が天然記念物鳥「朱鷺」の羽色に似ているものが普通で、白花は珍しいのだそうです。最初の一輪が咲いてから3日目の姿です(4月7日撮影)
日当たりの良い湿地に自生するラン科の植物なので、乾燥は禁物だそうです。花の咲いたあとベランダで育ててみますが、旅行に出るときの対策が難しそうです。
先日購入した白花日本とき草が咲きました。とき草は花色が天然記念物鳥「朱鷺」の羽色に似ているものが普通で、白花は珍しいのだそうです。最初の一輪が咲いてから3日目の姿です(4月7日撮影)
日当たりの良い湿地に自生するラン科の植物なので、乾燥は禁物だそうです。花の咲いたあとベランダで育ててみますが、旅行に出るときの対策が難しそうです。
ハリウッド映画「ドラゴン・タトゥーの女」がとても面白かったので、原作である『ミレニアム』(Millennium)「ドラゴン・タトゥーの女」、その続編である「火と戯れる女」、「眠れる女と狂卓の騎士」の三部作を読んでみました。全世界で6000万部以上を売り上げたシリーズです。
文庫本も各部が上下に分冊され、合計6冊になっています。
第1部「ドラゴン・タトゥーの女」は孤島を舞台にした密室推理&サスペンス小説。映画を見て大まかなストーリーがわかっていたので、時間が空いたときに読み進み、読了するのに40日かかりました。
その続編である「火と戯れる女」は警察&復讐小説、第3部「眠れる女と狂卓の騎士」はスパイ&法廷サスペンス小説で、物語としては連続したものです。読み始めると途中で他のことをするのが惜しいほど面白く、読了した日は午前2時まで読み続けるなど、一気呵成に読んでしまいました。
私はすっかりヒロインのリスベットの魅力に参ってしまいましたが、リスベット以外でもこのシリーズに出てくる女性たちは同僚の男性たちよりしっかりしています。どこかの国もそうなっていますね。
作者スティーグ・ラーソンはこの小説が出版される前に急逝してしまったのです。彼のパソコンの中には第4部の未完の原稿が残っていたそうです。第4部はどのようなストーリーだったのでしょうか、読めないのがとても残念です。
1,2,3部ともスウェーデンでは映画化され、日本でも上映されました。私はハリウッド版の映画を見ましたが、続編の制作、上映を心待ちにしています。
ナショナル・ジオグラフィック日本版 2012年4月号読了しました。
2014年4月14日、処女航海中に氷山に接触して大西洋に沈没した豪華客船タイタニック。
沈没後100年経ち、最新技術を使って初めてできあがった水深約4000mの沈没現場の詳細な画像。また映画「タイタニック」の監督、ジェームズ・キャメロン氏が潜水艇に乗り組み、無人探査機を使って撮影した船内の写真。いずれにも圧倒されます。
またタイタニック号に乗っていた唯一の日本人、細野正文氏の手記も掲載されています。
そのほかの記事では女性登山家が世界第2の高峰に挑んだ「K2 頂きをめざして」が読み応えがありました。
映画シャーロック・ホームズ シャドウゲームを見に行きました。今までのホームズ像を変えたロバート・ダウニー・Jr主演の2作目、ホームズの宿敵モリアーティ教授との闘いがスクリーン上で繰り広げられます。各キャラクターはコナンドイルの原作に合わせた?とか。
予告編へのリンクです。
前作同様、楽しめました。
4月3日(火)、信長公記を読む会が開催されました。4月は開講1周年に当たります。強い風雨という天気予報にもかかわらず参加者は19名でした。私は台湾旅行と重なったため、3月度の会を欠席したので2ヶ月ぶりの出席でした。
前回読了した「骨肉の争い」に作者の太田牛一がコメントしていない理由について、砂川先生は次のの2点を挙げられる。
①骨肉の争いが当たり前の時代だった。
②平家物語ならコメントは当然あるはず。記録者の目と物語作家の目の違い。
今回は首巻21天沢長老物かたりの事、首巻22六人衆と云う事を読む。
天台宗の僧侶天沢師が甲斐の国を訪れたときに武田信玄に信長のことを聴かれ、答えたエピソードである。
天沢師が信玄に語った信長の「行儀」:①毎朝馬の調練。 ②鉄砲を橋本一巴、弓を市川大介、兵法を平田三位に習う。 ③しばしば鷹狩りを行う。 ④小歌と幸若舞を趣味とし、舞を清洲の町人松井友閑に習う。小歌は「死のうは一定、しのび草には何をしよぞ、一定かたりをこすよの」のみ、幸若舞も敦盛(「人間50年、下天の内にくらぶれば夢幻のごとくなり・・・」)のみ。
④で町人の友閑に習ったことは、当時の身分は流動的であった事を勘案しても信長の合理的な考え方が表れているし、小歌や舞のことば(無常)を20歳の信長が好むようになった理由を考えると面白い。
また天沢師が信長のことをとても良く知っていたことについても驚きだ。砂川先生はの信長の側近と天沢師が懇意だったことも考えられると仰る。
さらには武田信玄が信長に関心を寄せていたり、尾張の情勢にも目を配っていとこと、鷹狩りの方法を聞いて「信長の戦上手も道理だ」と言ったことなども書いてあり、面白い。
砂川先生の話は①現在の幸若舞は「語り」のみ(当時は舞もあったのだろう)。②幸若舞の「敦盛」と能の「敦盛」は異なる。③九州にいた地神盲僧 などに及んだ。
3月29日、梅田に出る用があったので思いついて新梅田シティに行ってみました。
数本ある梅の花が見頃を迎えていました。
35階から空中展望台へのエスカレータ
地上173mの空中展望台から見える工事中のビル群
春霞で遠方が見えにくかったです。
昨日の続きです。
朝から強風が吹いていました。船が出るかどうかもわからないし、仮に出たとしても船酔いになる可能性も有るため、犬島や豊島には行かずに、昨日観ることが出来なかった李禹煥(LEE UFAN)美術館に行くことにしました。李禹煥氏は日本を拠点に世界的に活動している美術家。美術館のパンフレットには「作ることを最小限にすることで無限を感じさせる李禹煥氏の作品。コンクリートの壁を建て内と外を隔てながら自然へと拡張した安藤忠雄の建築。当館は作品、建築、周囲の自然を通して、ゆっくりと静かにものごとを考えることをテーマにしています」とあります。
美術館パンフレットより
美術館の入り口です
手前にあるのが「関係項―対話」、奥が柱の広場「関係項―点、線、面」
柱の広場に立つ長大な柱
美術館入り口の手前にある「関係項―しるし」
チケットオフィスからは写真撮影禁止です。照応の広場、出会いの間、沈黙の間、影の間、瞑想の間。訪れる人が少なかったのでゆっくりと作品と向き合えました。
李禹煥美術館からミュージアム棟に戻る途中に、蔡國強作「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」がありました。
この作品は中国の風水にもとづいて制作されているのだそうだ。この場所には直島で最も強い気が流れこんでいるが、中国の太湖石を配置することで気の流れを変え、気の流れが集中する「ツボ」の位置にジャグジーバスを配置したのです。
蔡國強作「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」
ミュージアムに戻り、再度作品を鑑賞。コーヒーを飲みながら弟夫婦とおしゃべりし、13時30分のバスで帰路につきました。瀬戸内海にある過疎の島直島。とても充実した2日間でした。