4月15日、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで開催された兵庫芸術文化センター管弦楽団 第51回定期演奏会を聴きに行きました。
パンフレットとプログラムです
開演前の佐渡さんのお話。 ①最近ダイエットをした。病気で痩せたわけではありません。栄養士付きのメニューと歩くことで13kg減量、やっとメタボを脱することができたのと人間ドックの数値も正常になった。②東日本大震災から丸一ヶ年の3月11日、スーパーキッズオーケストラと一緒にパリのユネスコ本部でチャリティー演奏会を行った。それに先立ち3月6日に壮行演奏会を当会場で実施させて頂いた。入場料やスポンサーからのお金は渡航費用に使わせて頂いた。パリには3月9日金曜日に着いたが、日本のためのミサを執り行なうノートルダム寺院に直行、2000名の聴衆の中演奏を行った。時差の関係で日本の深夜に当たるので小学生は演奏しない予定だったが、ノートルダム寺院の空間がとても素晴らしかったため、最終的には全員で演奏した。素晴らしい演奏だった。パリのみならず全世界でこのようなことが行われている。大司教が直接花束を直前に鼻血を出した最年少の女の子に渡してくれるというおまけまで付いたのも奇跡的だった。 ③今日の演目のベートーヴェンの「運命」は第1回定期演奏会で演奏したので6年ぶりの演奏になる。運命や田園はあまりにスタンダードすぎて演奏会で取り上げられることが少ない。私も田園は演奏していない。ドヴォルザークのチェロ協奏曲のソリストであるW.E.シュミット氏は若いけれども本格派。演奏を楽しんでほしい。
運命の演奏は佐渡さん、楽員ともに汗をかきながらの大熱演でした。前半のアンコールはハイドン作曲「チェロのためのデュエットより”メヌエット”」後半のアンコールはハミルトンハーティー作曲「ロンドンデリーの歌」でした。