一昨日のブログの続きです。
高さ約12mの楼門の滝(最下段からと中段、上段から見た所)です。雨の少ない冬のせいでしょう、水量が少ないようです。
楼門の滝の名称は、ここに後述する如意寺の楼門があったので付けられました。
滝の横に石組みがあります。かつて京都市左京区鹿ヶ谷から滋賀県大津市の園城寺にかけての山中に東西2.5km、南北1kmにわたって位置した山岳寺院如意寺の跡です。正確な開創年代園城寺の別院として、建物数70近い壮大な伽藍が形成されましたが応仁の乱で焼失してしまったのでそうです。大文字山(標高466m)は如意ヶ嶽(標高472m)の一部なのです。
ここからの道は岩山です。登ってゆくと俊寛僧都忠誠之碑が立っています。俊寛僧都は後白河院の近習僧で1177年、平家横暴に抗し、藤原成親、西光らと共に平氏打倒計画を企てるが失敗し、清盛によって捕らわれ、薩摩鬼界ヶ島に流され没したのです(鹿ヶ谷事件)。
しばらく平坦な道が続きますが、また急な登りになります。落下したヤブツバキで疲れが癒やされます。
また倒木が・・・、
しばらく行くと京都一周トレイル 45の標識がありました。
蹴上からの道、大文字山山頂~銀閣寺への道の交差点ですね。ここから大文字山山頂まではもうすぐです。
大文字山山頂(466m)に到着。三角点を山頂からの眺めです。
山頂から大文字の火床を通り銀閣寺へ下りることにします。続きは明後日のブログで。
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