今日の一言(8月3日) 坂村真民一日一言(坂村真民著 致知出版社)より
足の裏にきく
ある朝、足の裏にきいてみました。
足の裏よ、お前はかなしくはないかい。いつもきたない所ばかりをふんでいて、腹のたつことはないかいと。
すると足の裏が微笑して答えました。
腹のたつなんて、とんでもないことです。そんなことを一度も思ったことはありません。考えてごらんなさい。体のなかでわたしは一番幸せ者ですよ。なぜなら、何万年何億年とつづいてきている地球と、いつもじかに接しているのです。ありがたいものだといつも感謝こそすれ、不平に思ったことはまったくありません。
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