末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

少しいい話 「齢をとること」

2011-12-02 14:50:02 | 生活
昨年11月走っている新幹線の中から撮った浅間山

先日はくさい話でしたから、今日は少しいい話にしましょう。

小生面白そうな話を見ると、HDに保管しています。
書かれた方のお名前も分からぬその一つを
小生なりの言葉を加え書き直して下記しました


齢をとること

誕生日になると、皆さん若しかしたら
「また1つ齢をとっちゃったな~。」なんて
嘆いている方もおられるのではないでしょうか?

若い時と異なって高齢になってくると
「齢をとる」という言葉の響きには

また一つ齢が増えてしまったと受動的で
「いやだなー」といった気持ちも起こりがちです。

でも「齢をとる」ことは、「去年の失敗や誤りを反省し
修正をして、今年はより良く生きよう!」というチャンス
「バージョンアップ」の時と捉えたらどうでしょうか。

去年より今年。昨日より今日。さっきより今。 
自分の中に、さまざまな経験や知識が少しずつ積み重ねられていくことは
確実にプラスになっていくのですから。

年をとることは、本当は素晴らしいことだと考えることも
出来るのはないでしょうか。


百余年経った昨年11月の小生の長野の家。
人が住んでいなくてもしっかりと年輪を重ねています


確かに健康・容貌等の衰えはあるものの、
まわりの人の中には、年を重ねるたびに素敵になっていく人や
年と共に人間の深みを感じさせる人が思い浮かびます。
 
そういう人はきっと1日1日を大切にして、過去を反省しながら
常に前に進んで生きている人だと思います。

人生を地層にたとえてみると
ある年の層のなかには楽しい化石があり、ある年の層は悲しみの砂の層。
時には大きな出来事で湾曲する事もあるかもしれませんが

人生を振り返る時が来たときは
美しい人生の地層が出来上がっているように
素敵な地層を更に築き上げようではないでしょうか。

小生の思い

今迄年をとることを
小生はマイナス面だけを見てきた感じがしています。

ただ小生の今は、新たに取得しえたプラス面より
自分の中に残しておきたいプラス面の消えていく方が多いことも事実で
中々上の様に考えるのは難しい面はあります。

でも70台前半位までなら
「バージョンアップ」ととらえることも容易と思います。

より楽しい人生にするためにも
是非そのようにお考え頂きたいと思いご紹介しました。

では皆さん、これからもさらなるあなたのバージョンアップをしてください!
そして今日も幸せな1日になりますように!

長野の家の少ない紅葉の中で賑やかだったドウダンツツジ