末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

日・欧・米の洗濯機式について

2012-09-29 16:15:54 | 面白い話
ネタがありませんので、これも日経デジタルの記事を参考に

日、米、欧の主流の洗濯機について書きましたので

若しご興味があったらお読み頂ければ幸いです。

タマスダレ

気候がよくなり雨も適当にあるため、花が実に賑やかになってきました。

その最たるものはタマスダレで、庭のあちこちがタマスダレの花で賑やかです。

蔓バラとクリスマスローズの横に植えられたタマスダレ


日・欧・米各国での主流洗濯機


日本でもこの頃はドラム式洗濯機が普及し始めていますが

従来は渦巻き式が主流でした。

日、米、欧の主流の洗濯機は、その国で昔行なわれた洗濯の仕方や

環境条件等の違いから次の様に異なっている様です。

日本の洗濯機

日本の洗濯機は渦巻き式(パルセータ式、噴流式)で

洗濯槽の底部にパルセータと呼ばれる羽根を持ち

それを高速回転させて激しい水流を発生させて汚れを落とす方式です。

おとぎ話「桃太郎」には「おばあさんは川へ洗濯にゆきました」とありますが

お婆さんの洗濯法である急流を洗濯機の中で再現したのが渦巻き式です。

清潔好きな日本人は、少量をこまめに洗濯する習慣があり

軟水なのでわざわざ水を熱して洗浄力を高める必要もないため

欧州のように熱で殺菌・消毒する考え方もなく

洗濯機を量産する際渦巻き式の方が

軽量で安価に作れるメリットもあった様です。

上の写真の直ぐ横のタマスダレ

欧州の洗濯機

欧州の洗濯機はドラム式で、多数の小穴が開いた横を向いた

円筒状の洗濯槽を回転させ、

ドラム内の洗濯物を持ち上げては水面に落とすことを繰り返すことで

叩き洗いにより汚れを落とす方式です。

欧州では古代ローマ時代のころから公共の洗い場などで布をたらいにつけ

さらに岩の上などで棒でたたいたり、足で踏んだりしながら

汚れを落とす洗い方が習慣になっていたようです。

それに加えてペストなどの疫病が流行したことや、

水にカルシウムやマグネシウムが多く含まれて硬度が高いこと等から

水を高温に熱して殺菌・消毒したり、洗浄力を高めたりする必要が生じた為

ドドラム式が普及したそうです。

ドラム式ですと、洗濯物を持ち上げて水面に落下させるので

たたき洗いや踏み洗いが再現でき

またドラム内を水でいっぱいに満たさなく

少量の水だけで洗濯物を洗うことが可能なため

水を高温に熱するのにも適しているわけです。

実際の洗濯機も洗濯液の温度を摂氏95度にまで設定できるそうです。

花壇近くのタマスダレ

米国の洗濯機

米国の洗濯機は攪拌式で、洗濯機の底から洗濯槽と同じ程度の高さの

垂直に突き出した大型の羽根をゆっくり反転させて水をかき回して

水流を発生させる方式です。

米国は欧州ほど水の硬度が高くないため、水を高温に熱する必要はなく

さらに洗剤や漂白剤を使えば洗濯物を十分に殺菌・消毒できるため

水を大量に入れた容器の中で、棒でかき交ぜながら洗う方法の

かくはん式(アジテ一ター式)が普及しました。

かくはん式なら、まとめ洗いや卜大物洗いができるほか

洗濯途中でも部分洗いしたり

残っていた洗濯物を洗濯機に投げ込んだりすることもできます

(ドラム式だと洗濯の途中でドアを開けられません

タマスダレの後ろのヤブランも花が沢山出てきました

高齢者こそ肉食を

2012-09-17 20:07:11 | 生活
今日開いたバラ 秋向けに剪定したバラがもう開きました

小生肉が大好きですが、中高年にとって肉を食べるのは

肥満の原因といわれてきましたので心配しながら食べていましたが

日経デジタルの記事に

「高齢者こそ肉食を 骨折・貧血予防、老化遅らせる効果も」というのを

見つけホットしましたので、ご参考までその記事内容をご紹介します。


高齢者は毎日肉を食べて欲しい

「食が細くなりがちな高齢者は意識して肉を食べるようにしたほうがよい。

転倒による骨折や貧血などを防げる。老化を遅らせる効果も期待できるので

「毎日食べてほしい」と専門家は言っています。


時計草ピッコロッソは凄い繁殖力です

やせ形は寿命が短い

中高年にとって、肉のとりすぎは

メタボリック症候群につながるという印象が強いのですが、

高齢者だと事情が変わります。

高齢者を8年間追跡調査した結果

やせている高齢者は早く亡くなる傾向があるとの事です。

それは老化に伴って食が細くなる上に、栄養の吸収効率が下がり

栄養不足になってしまうからです。

特に蛋白質が不足すると、足腰の筋力が低下し転倒しやすくなり

寝たきりの危険性が増し、また病原体などから身を守る

免疫機能も低下します。


フェンスに長く伸びたピッコロッソ

肉は必須アミノ酸をバランスよく含み吸収効率も高い

間の筋肉や内臓などを作るたんぱく質は20種類のアミノ酸からできていますが

トリプトファン、リジン、バリン、メチオニンなど9種類の「必須アミノ酸」は

体内では合成できないので、食事で補うしかありません。

肉は魚介類とともに必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。

一方植物性食品は大豆を除いて含有量が少ないのです。

その上肉は最も効率的に必須アミノ酸を体内に取り込め

体内で吸収される効率は97%と高く、直物性の84%を上回ります。

また肉に含まれるアミノ酸は加熱調理しても壊れにくいのです。

また脂肪に含まれるコレステロールも、適量なら血管を丈夫にし

脳卒中を防止する効果があるとの報告も出ている様です。


余り伸びたので今日切ってすっきりしました


目安は1日100グラム

食べる量は日に100グラムが目安で

最低でも朝食、昼食、夕食のどこかで食べるようにするのが望ましいとの事です。 

なお厚生労働省は大人が1日に摂取するたんぱく質の目安を

男性60グラム、女性50グラムに設定しており

肉100グラムだととりすぎのような気がしますが

蛋白質の量はその2-3割ほどで、高齢者は吸収効率が落ちており

食べ過ぎは気にしなくてよいとのことです。


肉の効用

筋力低下を防ぐ:適度な運動と組み合わせると、足腰の筋肉を維持できます。

貧血予防:レバーなどに含まれる鉄は、植物からの鉄より吸収されやすい。

血圧を下げる:必須アミノ酸のメチオニンは血圧の上昇を抑えます。

免疫力向上:動物性蛋白質は免疫力を高め、また特に癌細胞などを殺す
        ナチュラルキラー細胞の働きを高めます。

うつの予防:不足するとうつ状態になるとされる脳内物質セロトニンは
        必須アミノ酸トリプトファンから作られます。


切った残骸を干している所














朝顔図屏風

2012-09-13 16:20:24 | 
昨晩NHK極上美の饗宴「アメリカが愛したサムライ・ブルー」を見ました。

ニューヨークのメトロポリタン美術館にある琳派の鬼才・鈴木其一(1796~1858)の

最高傑作「朝顔図屏風」を歌舞伎役者・中村獅童が迫る番組でした。


朝顔図屏風


六曲一双の金屏風に描かれた朝顔

うねるように踊るように、朝顔だけを六曲一双の金地大画面に描かれています。

一つの屏風

金地に浮かぶ全体像は、実に自由に伸びやかな姿で表現されており

型押ししたような単純なつぼみや葉と対照的に

花は独特の青で一つ一つ丹念に書き込まれています。

丹念に描きこまれた花

開花した朝顔の花からは、涼やかな光線が放たれています。

光線を放つ朝顔

それまで朝顔といえば、秋草の一つとして他の草花とともに描かれるのが

一般的でしたが、其一は、大胆奇抜な着想で、朝顔のみを、

それも150輪の花々が躍動するかのように表現しました。


我が家の紫の朝顔

朝顔図屏風」TVを見ていて直ぐ思い起こしたのは我が家の紫の朝顔。

今朝の朝顔。これでも100近くの花をつけています

一時は花も少なくなっていましたが

この頃の雨のお陰で葉も沢山になり、昨日は150近い花が咲きました。

そして絵と同様爽やかな光を放っています。

光を放つ紫の朝顔

実物の朝顔と比べてみても、其一の朝顔の素晴らしさが分かります。



冷たくないけど「冷や酒」という不思議

2012-09-11 16:46:19 | 言葉
そろそろ朝顔も整理の時期になってきましたが、
未だ日除け効果があるため、上に伸びた両サイドだけを切りました

日本酒を何時も飲まれる方には常識かもしれませんが

日経デジタルに記載されていた表題の内容は

小生の様に余り日本酒を飲まない人間にとって

そういう事かと改めて認識しましたのでご紹介します。

ある居酒屋で「日本酒の冷たいのを下さい」と注文したところ

「常温ですか冷酒ですか」と確認されたそうです。

日本酒の「冷たいの」は「冷や酒」「冷酒」の2種類があるようです。

涼しげなハツユキカズラ

「冷や酒」と「冷酒」

「冷や酒」と「冷酒」はどちらも冷たいお酒のようですが

冷と酒の間に「や」が入るか入らないかで温度に大きな差が出るのです。

「冷や」は「冷や酒」の略で、「爛をしない酒」(明鏡国語辞典第)

つまり温度は常温で「冷や」といっても実は冷たくない酒です。

「冷酒」は「イ燗をしない日本酒、ロ燗をしないで、

または冷やして飲むようにつくった日本酒。冷用酒(同辞典)」とあります。

現在居酒屋で「冷酒」と言えばい冷やした酒を指すのが殆どです。

ある老舗居酒屋さんでは「冷や」と注文されれば常温の日本酒を出すし

「冷酒」と言われれば冷蔵庫で冷やした酒を出すそうです。

冷蔵庫のない時代は日本酒は爛か常温で飲むのが普通のことでしたから

爛をしないのが「冷や酒」だったわけです。

遮光ネットの下のため、午後も元気なサンパチェンス

冷酒が出てきた背

1980年代に「ワインのような」と評されることも多い「吟醸酒」ブームが起こり

冷蔵庫で日本酒を冷やすことが普及してきました。

常温、お爛という温度のバリエーションに

冷蔵庫で冷やす飲み方(つまり冷酒)が大衆的になったわけです。

冷酒にも雪冷え(5度)、花冷え(10度)、涼冷え(15度)といった

興味深い温度表現もあるそうです。

今は花壇は言えぬ哀れな状態ですが、
一度はずした遮光ネットまたの暑さでまたつけました




高校同期会と我が家の事件

2012-09-09 15:48:36 | 仲間の会
タマスダレ過日一輪咲いた時掲載した後花は全く咲かなかったのですが
今日は三ケ所で二輪づつ六つ咲きました

高校同期会

やっとの思い出会場へ


9、10月は社会人になってからの色々の会が開催されていますが

体調のため残念ながら全て欠席通知を出しています。

ただ昨日行なわれた長野高校の同期会には

無理をしてでも行こうと考え大分前に出席通知をだし、苦労して出席しました。

会場は有楽町駅から5分程度の場所の筈でしたが

非常に分かりづらい場所で、通りがかりの人に聞きながら

痛い足を杖をつきながら捜し廻るのですが、中々みつかりません。

幸い会場ビルから少し離れた四つ角に幹事さんが立っているのが見つかり

何とか開始時間15分前に着いたところ、小生が一番最後の到着でした。

沢山の茎は出ていますが、花はこの群れでも二輪のみ


同期生と同期

高校の同期生は、現在長野地区と関東地区の在住者が夫々4割強で

残りが中京・関西地区その他となっています。

同期会は毎年行なわれ、全国同期会と関東地区同期会が交代で開催されています。

昨日は関東地区同期会でしたが

80歳台という年齢になった為か出席者は減っており

一時は50名以上であったのが、昨日は21名でした。

亡くなった友も全体では4割を超しており、

この会に何時も出席していた懐かしい亡き友も多くなってきています。

年をとったこともあり、この頃会は昼に行なわれます。

昨年は小生足の痛みで欠席でしたので、2年振りに会った友は

小生と同様難聴組、ヘルニア組、何等かの病気をしている友も何人かおり

見た目でも年を取ったという感じを強く感じました。

でもよく飲み、よく食べる友が多いのにはびっくりさせられました。

和気藹々の中、夫々が勝手に気炎を上げて談笑し

最後に校歌を歌い、来年の再会を約して3時半に解散しました。


部屋の中のスパティフィラムが一輪開きました


同級生の一人の友人と

同じ村から2人だけこの高校へ通っていた友人で

彼の長野の家は小生の家から250米位しか離れておらず

昔庄屋さんで築300年以上の家が残っており

やはり月一度は管理に出かけているという

小生と似通った環境にある同期生です。

しかも父親同士は小生の高校の前身の長野中学の同級生

母親同士は長野県松本市の高等女学校の同期生という珍しい関係にあります。

その友が是非話をしたいということで

同期会の後近くの喫茶店に入って5時まで語り合いました。

彼は非常に真面目の優秀な友で、大学を出た後は先生をしていましたが

今回彼が社会人になってからの色々を初めて聞かされました。

大学の物理学科を卒業したのですが、その後数学に非常に興味を持ち

数学の研究と、それをするための時間を見出す為と生活の為に

大変な苦労をされたようで

小生が想像もしていなかった様な内容でびっくりしました。

そして今でも数学の研究を続けているとの事には頭が下がりました。


我が家で育てている唯一の野菜シシトウ一株。
もう40ケ程収穫しています

我が家の事件

小生が起こした事件

そんな事で家に戻ったのは、7時過ぎになりました。

実は家内は実家の手伝いで6日から出かけ昨日帰宅したのですが

家に入って驚いたのは扇風機と換気扇が廻っていたとの事です。

換気扇は朝6時頃湯を沸かした時に

扇風機は10時頃から回したのの消し忘れです。


換気扇の連続運転は問題ないでしょうが

扇風機は暑い時だけに少し心配でしたが、問題は起きずにホットしました。

家内が起こした事件

今回家内は実家の帰りに長野の家に寄って

先月孫達が来た時の跡片付けが終わっていなかったのをやってきました。

さて今日10時過ぎになって急に、「そういえば私も扇風機を回していたが

もしかすると回したままかもしれないので心配だから

長野の家に今から見に行く」と言い出しました。

日常の家内から考えるとその確率は99%無いと思うのですが

やはり本人が心配なら大変だろうが行くのが一番と思い賛成し

家内は直ぐに長野にまた出かけました。

3時5分に家内から電話があり「コンセントも抜いてあった。

タクシーを待たせてあるので直ぐに駅にゆき、乗れる電車で帰る」

との連絡が入りホットしたところです。

小生のミスのため家内を不安にさせ

その上長野往復という大変な苦労を掛けてしまう結果になり反省しています。

やはり年をとってくると夫婦で互いにカバーし合って

トラブルが起きないようにすることの重要さを痛感しています。

我が家のホウズキ未だ青いのが大半