スカイツリー付近の地図
先ず参考までスカイツリー付近の地図を掲載します。
スカイツリー付近の地図
隅田川が近くを流れ、浅草もそばにあることが分かります。
チケットカウンターから展望デッキまで
前回に展望デッキと展望回廊の説明を書きましたが、先ずその概略図を掲載します。
展望デッキと展望回廊概略図
、
入場時間指定の入場券引換券を事前にセブンイレブンで購入してあったため、
先ずチケットカウンターに交換場所を尋ねに行くと、大勢の人が列を作って待っていました。
混雑するチケットカウンター
順番が来て聞いた交換場所は結構離れた場所にあり
そこで入場券に引き換えて出発ゲートに入ると、飛行場と同じくセキュリティーチェックと荷物検査が行われました。
検査後展望デッキに上るエレベーターに乗ったのですが、
何時もの癖で何処のメーカーのものかチェックすると、日立エレベータで気分を良くして乗り込みました。(理由は後述)
調べると、ここのエレベーターは東芝と日立が納入したもので
東芝は日本最長の、日立は展望施設としては日本最高の高さとなるエレベーターを担当したとの事です。
天井の飾りも綺麗で、また天井からエレベーターが上っていく状況が眺められました。
綺麗な天井の飾り
エレベーター天井から眺める上っていく先風景
気分を良くした理由
実は小生47歳の時以前書いたプラント事業部開発課から
プラント事業部を含む4事業部、5工場を統括する事業本部の製品戦略グループに移り
事業本部・関連工場全体の製品開発の推進管理の業務を担当していました。
エレベーターを扱う事業部や工場もこの事業本部に含まれており
事業本部や工場全体の開発会議では小生司会を行っていたため
エレベーターの製品開発の話も色々聞いておるだけに
エレベーターに乗るときは、どこのメーカーのエレベーターかと先ず見るのが習慣になっています。
今回まず乗ったのが日立エレベーターでしたから、気分を良くしたわけです。
展望デッキ
到達した地上350mの天望デッキは、5mを超える大型のガラスを360度に配置し
タワーの足元から約70km先まで見える開放的な造りになっています。
開放的な展望デッキ
外を眺める我らが一行の後ろ姿。帽子を被っているのがktemple
ここにはショップや、レストランもありますが、さらにフロア350には江戸一目図屏風、フロア340にはガラス床がありますので
外の景色を掲載する前にそれらについて少し詳しく書かせて頂きます。
江戸一目図屏風
複製江戸一目図屏風(光の加減で奇麗に撮れません)
岡山県津山市の津山郷土博物館所蔵の重要文化財に指定されている江戸一目図屏風複製の展示です。
江戸一目図屏風は、江戸時代津山藩のお抱え絵師であった鍬形恵斎が描いた鳥瞰図です。
津山郷土博物館所蔵の江戸一目図屏風(博物館HPより借用)
六曲一隻の屏風には、手前に隅田川を配して遠くに富士山を望みながら、江戸の町が細部にわたって描かれています。
航空機がなかった時代に、西洋から伝わった遠近法を用いて作成されたこの作品は
19世紀初頭の江戸の繁栄を描いた肉筆画として、近世景観図の傑作と評価されています。
スカイツリーからの眺めは、江戸一目図屏風の構図と酷似していることから
眼下に広がる景色とこの屏風を重ね合わせることで歴史を体感することが出来ます。
スカイツリーから見る現在の隅田川・都心と富士
ガラス床
前回写真を掲載しましたが、スリリングな体験が出来るスポットです。
タワー下部が見れるガラス床
2m x 3mのガラスを通して足元の真下の景色が見え、宙に浮いているかのようなスリルを味わうことが出来ます。
ガラス床の強度は、厚さ12ミリの強化ガラスを4枚重ねた構造になっており
1平方メートルあたり800kgまで耐えられるとのことです。
さらに、およそ1メートル下には同じの強化ガラス3枚と厚さ6mmのガラスが2枚重ねになっているのだそうです。
東京スカイツリー時空ナビ
東京スカイツリー時空ナビ(借り物写真)
スカイツリー時空ナビは、52インチモニターを3面つないだ画面に、東京スカイツリーからの眺望の解説の案内で
気になる場所に手を合わせると、建物の名称が表示されます。
子供さんが占領していたので使えませんでしたが、24時間の早送り画像、隅田川花火大会のコマ送り画像など
さまざまなユニークなコンテンツが映し出されるとのことです。
3画面を後ろから撮ったもので見難いですが次に掲載します。