末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

怪我の左足と枯れた鉢

2017-07-30 19:49:09 | 旅行
左足の怪我

左足の怪我についてご心配頂き、皆様が見舞いのお言葉を下さり恐縮しています。

お蔭様で足の痛みも何もしていないと殆ど無く、少しの痛みで動くことが出来

また内出血による足の色も少しづつ薄くなっており、ほぼ通常の生活に戻っています。

枯れた鉢

葉がすっかり枯れたモミジ

長野行きの際雨降りを期待して植木鉢を日向に置いたままにしていたため

2鉢いずれも葉が枯れてしまいました。日陰に置かなかった事を悔いています。

枯れた葉を取ってしまったツルニチニチソウ

何とか本体は生き続け、新しく葉を出してくれることを期待しています。

以前は40鉢以上ありましたが、家内が腰の痛みの原因になるからと処分してしまったので

お蔭で枯れてがっかりが少なく済みました。

朝顔

プランタンの朝顔

昨年朝顔の花が終わったあとの後始末が大変だったため、今年は朝顔を作る予定はなかったのですが

種が落ちて伸びだした朝顔がいくつかあったので、取り敢えずプランタンに植え替えました。

写真の様に大分伸びてきたので、また育てるかそれとも止めるか思案中です。
                                             終わり


長野から戻りました

2017-07-28 17:18:16 | 旅行
暫くお休みしていたブログを再開しますので、またよろしくお願いします。

義母の一年祭

前回のブログに書きました様に、22日に家内の実家で行われた義母の一年祭に参加し24日に戻りました。

実は21日は義母の誕生日でしたので、若し生存していれば百歳の誕生日祝いが出来たのにと残念です。

99歳まで生存出来た一番の理由は、家内の三姉妹の次女が、義母と一緒に暮らしていてくれたためで

兄妹として次女に感謝しています。

参加して下さった方は30数人で、義母は多くの人がお付き合いをして下さっていたのも長命の一因と思い

お付き合い頂いていた皆さんに感謝すると共に、義母を羨ましく思いました。

家内の実家から車で30分程の義母の実家もやはり神主であり、一年祭の斎主は義母の弟が病気のため、甥が務めて下さいました。

神道で行われる祝詞は、仏教のお経と違い義母の事を分かりやすくその中に述べており、聞いて初めて知る義母の事もありました。

例えば義母は東京で生まれ、高等女学校の時に実家の祖父が亡くなってため

貿易商をしていた父が郷里に戻らざるを得なくなった事や、義母は20歳で結婚した事等でした。

お斎はレストランで行われ、池に面した明るい部屋に2列の長いテーブルの両側に座って行われました。

ご挨拶を頂いた方の中に、義母が仲人をした方がおり、その方のお話によると義母は18組の仲人をしており

ご挨拶をされた方は、10番目に仲人をしてもらった方との事でした。

実家の苗字は児玉ですが、児玉を名乗る方も多く出席されており、分家や更にその分家との事で

血の繋がった多くの人が近所にいることも羨ましい事でした。

情けない終末期高齢者

滞在中頼まれもしないのに、この前に作った花壇の手入れや草取りをしたり

祭りの当日門から玄関までの水まき等をしたためか、帰宅するとすっかり疲労して体が痛くて困っており

家内から「頼まれもしない馬鹿な事をしたから」と怒られています。

花壇

でも雨が無いため元気のなかった花壇の花も、手入れのお蔭で帰る頃は大分元気になりました。

花壇と梅の木

上の写真の花壇の一番手前にあるのは、梅の盆栽の様な老木で

じつは徒長枝が沢山伸びていたため、小生が切ってしまったのですが

この梅は植木屋さんが、形を整えるのを楽しみにしている梅だったとの事で家内に大分怒られました。

その上、どこでどのようにしてしたかは記憶がないのですが、家に帰ってから左足の小指を何かにぶつけたらしく

小指は内出血で濃い紫に、足も半分以上紫色になり、歩くのも不自由という情けない状態です。

そんな事でやっと今日からブログを再開した次第です。

                                                終わり



白馬五竜高山植物園 その6 高山植物園の3 ノミネチドリ他

2017-07-18 19:25:14 | 旅行
長野行き  

東京は相当な降りの様ですが、当地柏は一向に降りません。

相変わらずの暑さに閉口しており、予報では夜になって降る様でそれを期待していますが

空を見ると今の所降りそうな雲が見当たりません。

さて明日から、昨年亡くなった義母の一年忌に参加するため、明朝5時台に我が家を出ます。

4日程長野に滞在の予定ですので、暫くブログを休ませて頂きますのでよろしくお願いします。

高山植物の3 ノミネチドリ他

ノミネチドリ

ノミネチドリ

北海道、本州中部以北、四国、九州に分布するランの一種です。

〇〇チドリという野生ランは数種類あり、それらは花の形が鳥が千羽いるように見えることからと

根が横に伸びることからつけられた名前です。草丈は30~60㎝になります。

ノミノチドリ群生

マイズルソウ

マイズルソウ

北海道から九州の山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林に多く群生する高山植物です。

茎は高さ10-20cmほど立ち上がり、途中に2枚のハート形の葉をつけます。

葉は幅が広く、はっきりとした柄があります。

花期は5-7月で、先端から茎を伸ばし、茎の先端に白色の小六弁花を総状花序につけます。花は径3mmです。

地下茎は細いひも状で、枝分かれしながら長く伸びます。


 
マイズルソウ群生

ミツバオウレン

ミツバオウレン

本州中部以北から北海道に分布し、亜高山帯から高山帯の針葉樹林内や林縁、湿地などに生育します。

常緑の多年草で、根茎は細長く、横に這って繁殖します。

花期は6-8月で、花茎は緑色で、高さは5-10cmになり、1個の花を上向きにつけます。

花の径は7-10mm、白い花弁にみえるのは萼片で5枚あり、長楕円形です。花弁は黄色で萼片より小さいです。

ツバメオモト

ツバメオモト

北海道から奈良県以北の本州の山地帯上部から亜高山帯の林内に分布します。

葉は長楕円形で、長さ15-30 cm、幅 3-9 cmです。葉質は柔らかいがやや厚みがあり、はじめは縁に軟毛があります。

花茎の先端に白い総状花序を付け、白い花は開花時にはやや下を向き、

花被片は長さ10-15 mmで6枚、ほぼ平らに開きます。花期は5-7月です。

ノウコウイチゴ

ノウコウイチゴ

北海道および本州の北部から伯耆大山にかけた日本海側に分布し、高山から亜高山の湿り気のある草地に生育します。

花期は6-7月で、細い花茎の先端に数個の花をつけます。

花は白色で径15-25mm、花弁は7-8個で萼片も7-8個になり、雄蕊は黄色で長さ2mmになります。

プリムラロゼア

プリムラロゼア

和名ではヒマラヤサクラソウともいい、雪が解けるとほとんど同時に鮮やかな紅色の花を咲かせます。

春先一番に顔を出す、元気の出る花です。
                                                    終り














白馬五竜高山植物園 その5 高山植物園の2シラネアオイ他

2017-07-18 15:26:06 | 旅行
暑さに降参

当地は雨が無い上に連日暑さが続いており、30度を超す状態になると

ブログを書いたり、コメントを差し上げたりすることがすっかり億劫になるという情けないkempleです。

実は我が家の庭先の土地は、丁度一階建ての家の高さだけ低い土地になっており

そのため2階にある小生の部屋では、地上で暖められた風でなく比較的涼しい風が吹き込むため

室温30度位までは、吹き込む自然の風で結構快適です。

但し風がなくなったり、31度以上になると冷房を入れざるを得なくなり

半ズボンを長ズボンに履き替え、シャツをさらに一枚着る様な事をしていても

やはり冷房の中では、体の調子が悪くなります。

そんな事で、ブログはお休み状態が続き大変失礼していますが、お許し頂ければ幸いです。

そして相変わらず豪雨で難渋されておあられる方、またボランティアとして被災地で援助活動を

されておられる方等本当にご苦労様です。

何のお手伝いもできませんので、お疲れの際ご覧いただけば、少しは気分転換の一助になるかと

高山植物の写真を掲載させて頂きます。

高山植物

シラネアオイ


シラネアオイ1

北海道から本州中部以北の深山や亜高山、高山帯下部のやや湿り気のあるところに多く見られ、

日本を代表する人気の山野草です。

シラネアオイ(白根葵)の名は、日光白根山に多く見られ、花がタチアオイに似ることからつけらました。

高さは20-30 cm。花期は5-7月頃で、力強くこぶしを上げるように芽を出します。

シラネアオイ2

葉はカエデに似た形で、花が咲かない芽では葉を1枚、

開花する芽では葉を2~3枚つけた茎を伸ばし、その先端に大きな紫色の花を開きます。

花弁はなく、7 cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしています。

花言葉は優美、完全な美です。

群生するシラネアオイ

コイワカガミ


コイワカガミ

コイワカガミは名前のようにイワカガミより小さいのが特徴で

イワカガミとの違いは、大きさ、イワカガミの花は下向きで、こちらは横向きにつくこと。

それに葉が丸く、縁にギザギザがない等です。

コイワカガミの群生

ゴゼンタチバナ

名前の「御前」は白山の主峰御前峰のことです。

名前は気高いですが、高山の針葉樹などの林の中に育つ日陰の花です。

ゴゼンタチバナ

高さ 5–15 cmで、葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見えます。

花期は6–8月で、花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものです。

花は4枚の白い総苞に囲まれハナミズキやヤマボウシに似ています。

ゴゼンタチバナの群生


                                                         終り
                        

















白馬五竜高山植物園 その4 アルプス展望リフトで植物園へ

2017-07-11 16:19:58 | 旅行
アルプス展望リフト

ゴンドラテレキャビンの終点アルプス平駅からアルプス展望リフトまでは

100米程の緩やかな下り道で、途中の花が楽しめます。

アルプス展望リフトの乗車時間は約10分。山の風を感じながら下の花を見ながら登ります。

このリフトはペアリフトですが、最初に小生が一人で乗ったためか後に続く皆さんも一人乗りでした.

上から家内・次女・三女

最後は三女のご主人

地蔵ケルン

リフト降り場から更に30分程のコースを登ると北アルプスが一望できる地蔵ケルンがあります。

次女と小生は、登るのは大変と待つ事にして、残り3人は地蔵ケルン迄往復しました。

地蔵ケルンで三女のご主人と家内

高山植物園

植物園風景(植物園サイトからの借用)

リフト降り場からは、斜面を下りながら目につく花をなんでも写真に撮ってきたため

整理をしようと花の名前を調べるだけでも一苦労。

未だ半分程度しか調べ終わってませんが、有名な花から順次掲載させて頂きます。

コマクサ

「高山植物の女王」として知られる日本の高山植物の代表格であり、高山帯の厳しい環境にのみ生育します。

コマクサ

コマクサ群生地

白色の花のコマクサもありました。

白い花のコマクサ

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ(植物園サイトからの借用)

ヒマラヤの標高4000mに自生する幻の花で、目の覚めるような美しい青色が特徴です。

残念ながら、今回は未だ咲いていませんでした。


ウルップソウ

ウルップソウ

肉厚の葉や茎など変わった姿をしているウルップソウは、高山帯のガレ場に自生する高山植物で、

北海道と北アルプスの一部、八ヶ岳のみに自生する植物です。厳しい環境で生き延びる力強い植物です。

小生の撮ったウルプスソウ元気がないので、綺麗な借用写真を掲載します。


ウルップソウ(植物園サイトからの借用)

クロユリ

本州型クロユリ1

クロユリには、主に北海道の低地に自生する「北海道型」と本州中部の高山に自生する「本州型」の2種が存在し

花姿などが若干異なります。「ユリ」と名前は付きますが、クロユリは一般的によく知られるユリとは異なる植物です。

北海道型は草丈が50cmほどの高さになり花数が多く、花色は黒に見えるほど濃い暗紫色です。花の咲く時期は4月-5月です。

一般的にクロユリというとこちらを指します。

本州型クロユリ2

本州型は草丈が15cm-30cmで、花は2-3輪しか咲かせません。花色は全体的に緑がかっており、

咲く時期は7月頃です。北海道型と区別するために、ミヤマクロユリと呼ばれることもあります。


シラネアオイ

シラネアオイ1

大きな花ながら優雅で気品のある花です。1属1種の日本固有の花で、日本にも世界にも似た植物が無いのです。

シラネアオイ群生

植物園の雪が融けると最初に咲く花の一つです

シラネアオイ2

                           終り