末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

以外に知らない語源

2011-12-14 21:30:47 | 言葉
稚園の子度が作った冬の花壇?
今年は体調を考えると冬の花壇を作るのは無理かと思っておましたが、
座ったままで何とか植えることが出来ました。
夫々の花が大きくなれば、冬の花壇も賑わってくれるかと期待しています。

今朝の朝日新聞天声人語に
愚連隊もどきの中国漁船団の行動に関連して
「ぐれる」(道を外すこと)の語源が紹介されていました。

よく使う言葉でも考えると語源を知らないものが結構あります。
そんな例を少しご紹介します


「ぐれる」の語源は?
(ご覧になっていない方に天声人語の説明をそのままご紹介)

その語源はハマグリらしい。
2枚の貝は本来ぴたりと合うがひっくり返すと合わなくなる。

そこから物事が食い違うことをグリハマと言うようになり
グレハマに転訛して、グレに活用の語尾がついたという。


「ろくでもない」の「ろく」は?

「ろく」一般的に「禄」と書かれますがこれは当て字で、
元々は陸(呉音で「ろく」)と書きます。

陸(ろく)は土地が平らなことから
ものの正常なさま、満足できるような状態を意味します。

これを打ち消して「ろくでもない」というと
性格が曲がった人、役に立たない、くだらないという
現在使われている「ろくでなし」の意味になりました。


忘年会等で「泥酔」する人が出てくる時期になりましたが、
「泥酔」の由来は?

「泥」は中国の古い文献『異物志』に出ている空想上の虫のことで
「この虫は水中にいるときは元気だが、外に出てしまうと
酔って正体をなくしたようになり、泥土の塊のようになってしまう」そうです。

ひどく酔った状態を、この虫が水からあがった時の姿にたとえて「泥酔」
というようになった様です。

満開の侘助

地面の落ちている侘助の花