末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

ウオーキング顛末記 その3 開眼寺の2

2016-11-27 18:08:42 | 散歩
今日はまず本堂にある雲竜図についてご紹介させて頂きます。

雲竜図

本堂内部の様子、左で少し見えているのが雲竜図

鎌倉市にある建長寺の天井には、孤高の画家の異名を持つ「小泉淳作氏」の作品である雲龍図があります。

実は開眼寺の雲竜画は、建長寺の雲竜画の小下図であり、その迫真力は関東最大といわれる建長寺法堂の本作と変わらず、

小泉画伯の作品に込めた気迫と情熱が、雲龍に生けるがごとくの息吹を与えています。

雲竜図

小泉画伯は「建長寺の雲竜画の大きさでは、描き出せば自分の視野に入るほんの小部分の仕事を重ねていくだけであるから、

全体が把握できる小下図の制作が命だと思った。小下図といっても7尺×9尺でかなり大きなものだが、

この中に龍一匹の姿態を中央の円相の中に、いかに緩みなく迫力ある構成でまとめ上げるか最も苦心した。

丸3カ月の間、描いたり、消したり、徹底的に推敲を重ねた。小下図ができれば、後はそれを拡大する作業だ。・・・・・」

と言っておられます


額になっている雲竜図の一部

開眼寺の庭の紅葉

お庭に素敵な紅葉が見られましたので、その写真を掲載させて頂きます


本堂・庫裏と紅葉。昼食時に座るシートを敷いています

上の写真のモミジの色が素敵でしたのでアップしてみました。


紅葉のグラデーションが素敵なモミジ

上の写真の手前側に進むとお庭があり、赤や黄に紅葉した素敵な木がありましたので

その幾つかを掲載させて頂きます。

赤系統のモミジ


赤のモミジ1

赤のモミジ2

赤のモミジ3

赤・黄色交じりのモミジ

黄色に紅葉した欅


黄色に紅葉した欅

欅の後ろには石塔や祠が


石塔と祠







ウオーキング顛末記 その2 開眼寺の1

2016-11-27 18:01:15 | 
昨日の午後からインターネットの接続がおかしくなり、今日の午前も同様の状態でしたので

止むを得ずNTTさんのリモートコントロールサービスさんにお願いして、リモートで何とか回復させて頂きましたが

小生耳が遠い上に少しボケ出していますから、NTTの係の方には大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。

今日から開眼寺について何回かに分けてご紹介します。

昼食場所である開眼寺に、他の方より大分早く着いたことは前のブログに書きましたが

着くとお寺の奥様が早速お部屋に通して下さり、ご住職様が抹茶を点てて下さいました。

お話しを聞いているうちに分かったのですが、奥様とYさんは東京の大学の同級生だったのです。

家に戻って調べると、ご住職様は古河電工の重役で長くアメリカに滞在された方で

退職後得度され、無住職であった開眼寺に入られた様です。

先ず開眼寺についてご紹介します。

開眼寺

信濃三十三番札所の十三番が臨済宗のお寺開眼寺です。

旧善光寺街道の桑原宿の西端から、山側の小集落に入ったところに開眼寺がありす。

三十三番札所と書かれた石像

年輪を刻んだ太い杉木立に囲まれた少し長い石段の前に立つと

こんもりとした森を背景に本堂の観音堂の屋根が見えるたたずまいが、自ずと心に静寂を運んでくれます。

開眼寺入り口石段と樹齢350年の大杉

上の階段の写真でご覧頂けるように、階段の右には沢山の地蔵さんが建っており、いずれの地蔵さんも可愛らしお顔をしています。

階段下には先ず可愛らしい六地蔵があります。

六地蔵


六地蔵

階段右の沢山の可愛らしいお地蔵さんの中で、階段の一番下六地蔵の先のお地蔵さんを掲載します


可愛らしいお地蔵さん

開眼寺について

開眼寺は、信濃の国第13番目の札所で、1651年に開創されました。

信濃には観音様がいる札所が三十三か所あり、東筑摩郡の一番札所「法善寺」から上水内郡小川村の三十三番札所「高山寺」まで、

旧街道を巡る信濃三十三観音札所巡りは、江戸時代の初めから現在まで、幾多の信心深い庶民が、この札所街道をたどり、

観音様に祈りを捧げてきています。

観音堂の大悲閣は1691年に建立され、秘仏の本尊聖観音菩薩と脇侍の阿弥陀如来と地蔵菩薩は

いずれも100センチ余りの一木造りの全身金色の像で、江戸時代の初期、京の仏師の 手により彫られたものとの事です。

なお御開帳は1月1日 と8月3日に行われるようです。

観音堂大悲閣

観音堂を撮った小生の写真は逆光のためよく撮れませんでしたので借り物写真です。

また当寺は座禅堂もおあり、坐禅をする人を歓迎しています。

坐禅堂

坐禅堂の庭


先程画面を見ると、文字や絵が重なっている状態になっている箇所が見受けられましたので

書き直しましたので、前と異なっていることをお許し下さい。










ウオーキング顛末記 その1 早々に小生落後

2016-11-24 19:05:08 | 
今年の夏は日本は亜熱帯の様になったと感じたのに

今日は11月としては54年振りの雪降りで、一体日本の気候はどうなるのかと心配です。

さて長野に出掛けた翌日の11月13日は、家内の実家のある千曲市で開催された

「新日本歩く道紀行100選認定記念ウオ-ク」に参加しましたので、その報告を何回かに分けてさせて頂きます。

今回のウオ-キングは、その歩く道が「祈りの道 善光寺道」の認定を受けた事を記念して行われたものです。

家内の実家に住む次女の義妹、松戸市に住む三女の義妹夫婦、それに長女の家内と小生が一緒に参加しました。

集合場所の聖高原駅
聖高原駅

聖高原駅は小生初めて来た駅ですが、集合場所の駅の前は中々綺麗でした。

芭蕉の句碑をはじめ幾つかの句碑が両側に並んでいたり、その奥には驚いた事には明治神宮もありました。

芭蕉の句碑

明治神宮

集合と市長挨拶

集合時間は8時45分で数十人の方が集まり、市長さんのご挨拶もありました。

集まった人達

中央眼鏡の方は挨拶をされる千曲市長さん

コースとコース地図

コースは篠ノ井線の聖高原駅から信濃鉄道稲荷山駅までの15Kmのコースでした。

コース地図1

見にくい地図で恐縮ですが、中央の四角の中の鉄道路線に聖高原駅があります。

ここを出発点とし、地図の線路の上にある茶色の道を上の方に行き聖湖に行きました。

参加者の皆さんは地元で山道を歩き慣れておられる方の様で、

出発すると直ぐに坂道となっても元気に進んでいかれましたが、小生はどんどん遅れて長い列の最後尾を歩く様になり

1時間ほど歩くと足が痛くなり歩くのが辛くなってしまいました。

最後尾には役員の方お二人が一緒に歩いて下さっており、小生の状態を見て

「伴走車を呼びますので、それに乗る様にして下さい」とおっしゃって、早速伴走車を呼んで下さいました。

20分程で到着した伴走車を運転されていたのが、何と家内の親戚のYさん。

早速乗せて頂き、昼食場所の開眼寺まで行きました。

コース地図2

地図2では聖湖は左下にあります。地図2の左側の番号がついている白い道路を聖湖から上に行き、

黒の2本の線の道路と交わった辺りにある番号8が開眼寺です。

開眼寺は、出発点から丁度10Kmの場所にあり徒歩では約3時間でしたから、車でも結構時間がかかり、

若し搬送車が無く歩いていたら山の中で動けなくなり、何らかの救援を待つことになったのではと胸をなでおろしました。

参加の皆さんは健脚の方ばかりで、救援車を利用したのは小生・家内・2女の義妹だけでしたので、

開眼寺の後のコースでも車に乗せて頂き移動したため全く歩かずにすみました。

3女の義妹夫婦は開眼寺までは歩きましたが、その後は一緒に車に乗り、

最後は義妹夫婦も含め、家内の実家にまで送って頂くという結果になりました。

車でコースを周ったので、昼食をとる場所である開眼寺に皆さんより大分早く着きました。


歳を感じた湖柳会の出来事

2016-11-20 18:52:17 | 仲間の会
一昨日はこのブログにも度々登場している湖柳会に家内と出席しました。

湖柳会の名の元になっている町名湖栁町は、現在の諏訪市の湖畔にあった小さな町で、

今はその町名は無くなってしまいましたが、当時お店は一軒もなく、小学校、中学の校長宿舎もある静かな住宅街でした。

そこに住んでいて当時の諏訪中学(現在の清陵高校)に通っていた同年の友が11人おり、その仲間の会が湖柳会です。

残念ながら既に3人が亡くなってしまいましたが、この仲間の年齢での男性生存者は10人に1人という数値に比較すると

逆ともいえる数値になっており、やはり長野県人である仲間は長生きしているのだと嬉しい事です。

今回は湖柳会の年に一度の総会という事で、東京近辺以外に住んでいるのはただ一人である市の助役をされたA君も

諏訪市から参加してくれ、それに毎月マージャン大会が開かれるお宅のH夫人と4夫婦の10人が集まりました。

場所は例年通り東京の千代田区一ツ橋にある地上14階、地下2階の一橋大学の同窓会館である如水会館の14階の素敵な部屋です。


如水会館

14階からの眺めは格別ですが、今回は逆光で綺麗に写真が撮れませんでした。

横に長いビルは毎日新聞ビル。その向こうは皇居

美味しい食事を食べ、後は談話室で楽しい話し合いが行われました。

談話室

所が談話室での話し合いの最中に事件が発生したのです。

トイレに行ったW君が中々戻らぬので、幹事のA君が心配して見に行くと中でうずくまっており

「体調が悪いので、救急車を呼んでくれ」との事。直ぐにA君が手配し救急隊が駆けつけてきて病院に運ばれました。

幸いA君からの連絡で、W君本人から昨朝電話があり、元気になったとの事で一安心しました。

小生こんな経験は初めてであり、やはり85歳という高齢を実感しました

この事件は大変残念でしたが、湖柳会という素敵な仲間の会が長い間続いているのは本当に有難い事です。




長野にて その1 家内の実家付近の紅葉

2016-11-16 19:10:51 | 紅葉
長野から戻りブログを再開しますのでよろしくお願いします。

先ず長野の家に行き、冬支度として保温用の電源を入れたり、

風呂ボイララーの凍結防止に自動的に水を循環させるための水を風呂に入れたりをしましたが、

全ての冬支度作業は1時間もかかりませんでした。

その後家内の実家に行き、翌日は家内の自家のある千曲市で開催された歩こう会に参加しましたが、

大変な目にあいましたので次回はその報告を予定しています。

今回は家内の実家近辺の紅葉の写真を掲載させて頂きます。

家内の実家と近辺の紅葉

実家と紅葉の山

家の手前にある治田池の堤の紅葉の桜から見た実家と紅葉の山

治田池の堤の桜の間から見た実家と紅葉の山

実家の庭

実家の右側の庭

上の写真で見る通り、ドウダンツツジやモミジが綺麗に紅葉しています。

庭のドウダンツツジ

実家の左側の庭のモミジ

近くの山の紅葉

まさに錦織りなす近くの紅葉の山が綺麗です。
紅葉の山

治田池の桜

実家の手前にある二つの治田池の堤の桜が綺麗に紅葉しています。

治田池のススキと桜と山

紅葉の桜は、実家の前の堤の桜です。

治田池に映る桜

奥の治田池に映る桜。遠くの山はお婆捨て山

手前の治田池に映る桜

治田池堤の桜並木

お隣の家のドウダンツツジ

余りにも綺麗な紅葉でしたので、掲載します。

お隣の家のドウダンツツジ


                                                              以上