末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

長野に出掛けますので暫くブログは休ませて頂きます。

2019-06-21 21:04:23 | 

4日程前に長野の分家の息子から、90歳になる母親が入院したとの連絡があり

それ程悪い状態ではないという事でしたので、それでは23日にお見舞いに伺うと連絡しました。

所が今日息子からの電話で、急変して亡くなったとの連絡を受けました。

亡くなられたおばあさんは、小生長野の家を何時も留守にしているために色々お世話になっている方であり

生前にもう一度色々とお話が出来たらと思っていただけに非常に残念です。

確か2ケ月程前にお会いしているのですが、その時には畑でクワを使って仕事をされいる程お元気だっただけに

本当にびっくりしてしまいました。

葬儀は明後日行われるという事ですので、明後日早朝から長野に出掛け1週間ほど滞在の予定ですので

ブログは暫くお休みさせていただきますので、よろしくお願いします。

 


座らない長椅子

2019-06-20 14:02:15 | 我が家

 リビングの長椅子

我が家のリビングには長椅子が置いてありますが、これに小生が座っていることは殆どありません。

利用頻度は極めて高いのですが、それは何と何時もこの上に横になっているためです。

前にはTVもあるので、それを見る事も出来ます。

この頃はこの長椅子で横になっている時間が段々長くなってきており

自分では本当に寝てしまう事はないと思っていても

家内からは、いびきをかいていると言われることもあります。

横になっていると、両側に木が並んだ広い通りが目に浮かび

その通りをどんどん進むとあの世に行けそうな気がして、それも悪くないなーという思いもします。

PCを使う時は寝ているわけにはいきませんから、その時は長椅子の前に置かれた低い椅子に座っています。

低い椅子

実は畳に座ってしまうと、この頃は立ち上がる事が大変になってきており

畳の部屋では必ずこの椅子に、書斎では大きな椅子に座っています。

書斎の椅子

 

         終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


湖柳会に出席

2019-06-17 21:00:55 | 

昨日は東京の波多野家で湖柳会があり

家内と一緒に我が家を9時半に出て帰宅は10時近くになる程

終日幼友達の湖柳会メンバーと、マージャンと食事を楽しんできました。

食事は波多野夫人の手作りの美味しいご馳走を頂きました。

今回の出席者は、波多野夫人、ご主人が昨年亡くなられたY夫人、それに我々を含めた三夫妻の8人で

波多野夫人と男性3人、それに奥様方4人が組んでマージャンを楽しみました。

A君が大負けしましたが、小生僅かながらも勝ちました。

幼友達とほぼ毎月このような会を持てる事は波多野夫人のお蔭と感謝しています。

夏は波多野夫人が軽井沢の別荘で暮らされるために、次回は10月開催の予定です。

朝の予報では午後からは風雨が激しくなるとのことでしたが、それ程でもなく楽に帰宅できホットしました。


プ開会 その2 旧岩崎邸庭園見学の その2  洋館1階のホール、大階段と客室 

2019-06-16 15:11:13 | 散策

  

正面玄関に入ると先ず目につくのは彫刻のある立派な柱です。

  彫刻のある立派な柱

 

柱彫刻部のアップ

 

ガス焚き暖炉

ガス焚き暖炉で幾つかの部屋に置かれていますが、これも重要文化財です。

そして2階に上る階段と素敵な階段手すりが見えます。

 階 段

 

見事な階段手すり

 

階段から眺めた玄関ホール

 

模様がついた温水暖房器

この温水暖房器何処にあったか忘れていましたが上の写真の右下にありました。 

書斎

先ず書斎に入りました。天井にも彫刻が施されています。

彫刻が施された天井

立派な机、キャビネット、暖炉があります。

 

 

キャビネット

 

英国のビクトリア朝時代の優れた家具メーカーのハワーズ&サンズ社製のキャビネットで、

同社の上質の製品は椅子のロールス・ロイスと称賛されました

  このキャビネットも重要文化財に指定されています。 

 

   暖 炉

 

                              終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プ開会 その1 旧岩崎邸庭園見学の その1 概要 

2019-06-11 07:31:00 | 仲間の会

前回のブログで少し触れたプ開会は5月29日に開催され

集まったのは女性4人、男性3人の7人で先ず旧岩崎邸庭園を見学し

その後上野東天紅で美味しい昼食を楽しみました。

先ず旧岩崎邸庭園見学について何回に分けて書きたいと思っています。

 

旧岩崎邸庭園について

東京都台東区にある旧岩崎邸庭園は、三菱第3代社長の岩崎久彌の邸宅として1896年に建てられたもので

洋館・撞球室(ビリヤード場)・和館の3棟が残っており、建物とその庭園を公園として2001年に開園された都立庭園です。

                                    当初および現在の敷地と建物図

 

洋館・撞球室は「鹿鳴館」の建築家であるジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築であり

洋館、和館、撞球室の3棟ならびに宅地は、「旧岩崎家住宅」として1969年に国の重要文化財に指定

また洋館北面袖壁、煉瓦塀、実測図1枚が重要文化財の附として指定されました。

 

 

洋 館

大正12年の関東大震災でも建物は健在で、被災した近隣住民に避難所として開放されました。

戦時中の空襲も免れ、戦後はGHQに接収されましたが昭和28年に日本政府に返還され

現在所有は文部科学省で管理は東京都によって行われています。 

往時の本邸は550坪に達する大邸宅でしたが、和館の大部分が取り壊されてしまった結果

現存する和室は大広間、次の間、三の間の3室と、茶室(待合室)、渡り廊下、便所のみとなりました。

   

     和   室

  以下今回の見学順に紹介します。

入り口

入り口

更に進むと邸宅を囲む塀があり、これも重要文化財の一部を構成しています。 

文化財に指定されている塀

洋館・和館見学

洋館・和館・撞球室は次の図の様な間取りのなっています。

なお洋館は撞球室(ビリヤードルーム、木造一階建地下室附)と地下道でつながれています。

 

 

 

先ず洋館を見学しました。

洋館の概要

洋館は、明治期の上層階級の邸宅建築を知る上で貴重な遺構となっています。 

北面を正面とし、正面玄関部分は平面四角形の塔屋となっています(上記洋館写真参照)。

反対側の南面には1階、2階とも列柱のある大きなベランダがあります。

洋館南側ベランダ

内外装とも全体のスタイルや装飾は英国17世紀のジャコビアン様式

(イギリスのジェームズ1世時代(1603~25年)の建築・工芸様式。垂直線を強調した中世ゴシック様式と

古典古代の規則的な構成の装飾表現が混在しており、家具ではねじり棒型や丸型の脚が特徴であり

建築ではロンドン郊外のクイーンズハウスが代表例)を基調としながら

南面のベランダにはコンドルが得意としたコロニアル様式も表れています。

一方、客室の天井装飾、床のタイル、暖炉などの細部にはイスラム風のデザインを施すなど様々な様式を織り交ぜています。

なお、東側のサンルームは後年(1910年頃)の増築です。

木造2 階建・地下室付の建物の内部は

階段ホールを中心に、1階には岩崎久弥が用いた書斎、客室、大食堂などがあり

2階には内向きの客室や集会室などがあります。

建設当時は多くの部屋や廊下の壁面に金唐革紙が貼られていましたが 

現在は当時の壁紙は失われており、平成の修復に際して、2階の2部屋だけ金唐革紙が復元されました。

金唐革紙

 

                                                    終わり