プロローグ
従来の鉄道のように車輪とレールとの摩擦を利用して走行するのではなく
車両に搭載した超電導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって
非接触で速度500km/h以上の高速走行を可能とする超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)が
宮崎実験線や山梨実験線等での走行試験が行われています。
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更に2014年には、東京~大阪間が約1時間で結ばれる中央新幹線の東京 - 名古屋間の路線起工式が行われたことは
ご存知の方も多いのではと思いますし、中には実験線に試乗された方もおられるかもしれません。
実はこの超電導リニアの研究は、日本では鉄道総合技術研究所を中心に1963年に始まっているのですから
この種の大型システムが実用化されるまでには大変な年月がかかることが分かります。

超電導リニアについてご興味のある方は、比較的分かり易く詳細に説明している
財団法人 国際超電導産業技術研究センタが2011年 2 月 1 日発行した
「超電導 Web21」(http://www.istec.or.jp/web21/series/series2011-2.pdf)をご覧いただくとよいと思います。
実はこの研究が始まった1963年頃、小生の関係する工場が超電導リニアーに不可欠なヘリューム冷凍装置を製造していたため
超電導リニアー向けのヘリューム冷凍装置とはどういうものが適当かを調査するため
当時の工場の設計部長さんと一緒に、米国、ドイツに出かけました。
ただ当時のことは大分忘れてしまったのですが、その時の思い出を次回から書かせて頂きます。
終わり
従来の鉄道のように車輪とレールとの摩擦を利用して走行するのではなく
車両に搭載した超電導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって
非接触で速度500km/h以上の高速走行を可能とする超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)が
宮崎実験線や山梨実験線等での走行試験が行われています。

山梨実験線を走行する超電導リニア
更に2014年には、東京~大阪間が約1時間で結ばれる中央新幹線の東京 - 名古屋間の路線起工式が行われたことは
ご存知の方も多いのではと思いますし、中には実験線に試乗された方もおられるかもしれません。
実はこの超電導リニアの研究は、日本では鉄道総合技術研究所を中心に1963年に始まっているのですから
この種の大型システムが実用化されるまでには大変な年月がかかることが分かります。

1972年初めて浮上に成功した実験装置
超電導リニアについてご興味のある方は、比較的分かり易く詳細に説明している
財団法人 国際超電導産業技術研究センタが2011年 2 月 1 日発行した
「超電導 Web21」(http://www.istec.or.jp/web21/series/series2011-2.pdf)をご覧いただくとよいと思います。
実はこの研究が始まった1963年頃、小生の関係する工場が超電導リニアーに不可欠なヘリューム冷凍装置を製造していたため
超電導リニアー向けのヘリューム冷凍装置とはどういうものが適当かを調査するため
当時の工場の設計部長さんと一緒に、米国、ドイツに出かけました。
ただ当時のことは大分忘れてしまったのですが、その時の思い出を次回から書かせて頂きます。
終わり