末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

車の買い替え

2012-08-31 15:40:38 | 自家用車
サンパチェンス 遮光ネットのお陰で3時でも元気です

我が家では車を運転するのは?

実は家内です。家内は子供の小学校時代の塾への送り迎えのために

免許を取ったため、もう40数年の運転暦です。

但し乗り回す場所の殆どが近所の買い物のみ。

自称運転ベテランの本人は長野の家に車を運転して行きたいと言っているのですが

息子が止めたほうが良いと言い

小生も新幹線を利用した方が楽なため実現していません。


年間走行距離は?

今利用している車トヨタのカムリは10年近く乗っているのですが

上記の状態のため、平均年間走行距離は3千5百キロに過ぎません。

統計で見ると登録自動車の平均年間走行距離は9千キロ以上ですから

半分にも及びません。


車の買い替え

10年も乗っているし、家内もそうそう長くは運転もしないだろうからと

車買い替えのため今年4月にトヨタのアクアを契約しましたが

何ヶ月も受注台数トップの車のためか、届いたのはやっと今日でした。

車庫に入ったアクア

家内は長い間無事故で過ごせたカムリのタイヤにご苦労様とお酒をかけ

綺麗に磨いてディーラーさんに手渡しました。

カムリより幅、長さも小さいため、年をとっての運転には便利そうです。


小生の運転免許は?

家内が免許をとったことをいいことに

そのうちにゆっくり免許を取ろうと思っていたのですが

30歳台の後半ドイツから来たお客さんを食事に招待し

ハイヤーでホテルにお送りしてそのまま家に帰る途中

若者が交通信号無視で小生の乗っていた車にぶつかりました。

大きな衝撃は受けましたがその時は車から自分で出ることが出来ました。

そばで事故を見ていた人はよく大怪我をしなかったと言っていましたから

相当なぶつかり方だったかもしれません。

暫くして救急車で近くの病院に運ばれ

診察を受けた結果は大丈夫ですということで帰宅しました。

しかし暫くすると足が紫色に腫れあがり、痛みも出てきたため

翌朝早速昨日の病院に行きました。

診察した医者は「何でこんな患者を昨夜入院させなかったのだ」といって即入院。

半月余の入院で退院できました。

そんな事から自動車恐怖症になり

とうとう免許を取らずに終わってしまいました。

お陰でこの頃家内からは「お父さんも運転できたらあり難い」などと

よく言われています。

大きく枝を伸ばし咲き続けるランタナ

長野の古い家  その5 古家の紹介の3  奥座敷他

2012-08-20 16:34:23 | 長野の家
奥座敷


表座敷から見た奥座敷

表座敷と奥座敷の間は大きな襖4枚があります。

奥座敷

奥座敷は上の写真で見られる通り、左から違い棚、床の間、書院となっており

明治時代に民家に取り入れられた書院造りとなっています。

書院の後ろには畳敷きの2畳半程の部屋があり

昔はその部屋の外との間は障子と板戸でした。

ここで毎日の生活をしていた頃、書院の障子とその外の部屋の障子を空けると

田圃の上を通ってきた涼風が吹き込んでくるため

夏はこの部屋に蚊帳を吊って寝た事が懐かしく思い出されます。

正面から見た床の間

こけし人形が見えますが、これは小生達が旅行で手に入れた

思い出のものです。

床に飾ってあるものは、掛け軸と仏像を除いて総べて小生が持ち込んだもので

残念ながら先祖からのもので飾れる様なものは殆ど存在しません。

床の間の右壁に3人の顔が描かれた軸がありますが

これは小生の祖父、その父、その祖父が描かれています。

祖父は小生の9歳、祖母は14歳の時に亡くなったので記憶も残っており

祖父は村長をしたりした温厚な人でした。

ご先祖様で名前、戒名、死亡日等が過去帳に書かれているのを見ると

小生は9代目になり、初代が亡くなったのは1757年ですから

余り古くはない様です。

実は先日行った時に書院の外の部屋や、次に紹介しようと思っていた

奥茶の間、勝手等の写真を撮ったのですが、何かの間違いでそのファイルを

削除してしまった様で見つかりません。

来月行った時にまた撮ってご紹介するすることにしますが

今日の内容が淋しいので、一番ご紹介したい2階の状態と

トイレに次いでこの家では近代的な洗面所と風呂の写真が

ありましたので、それを掲載します。


居間の上に当たる2階の部屋の天井

2階の部屋の大半の天井はこの様なものです

実はこの部屋16畳ですが、小生の勉強部屋だった懐かしい部屋です。

洗面所と風呂

有り触れた洗面所と洗濯機ですが使用時間が短いので余り汚くなりません

風呂場

左の花は勿論造花。中の花は真空乾燥で作られた本物の花で

現役時代に工場の研究部門で作成して下さった記念品。

右の陶器製の鳥は、大分前に軽井で家内と散歩していた時にみつけたもので

気に入っている品です。

長野の家で働いた後ってこれらを眺めながら風呂に入るのが楽しみです。

長野の古い家  その4 古家の紹介の2 表居間と表座敷

2012-08-19 15:40:51 | 長野の家
今日は表居間と表座敷をご紹介します。

表居間

先ず玄関土間の表居間への戸を開けた所で

表居間と表座敷が見通せます。

玄関土間から見た表居間と表座敷

この部屋の少し珍しいのは天井です。

ニ階以上が重いのか周囲を厚い欅の長押(なげし)で囲み

天井は如何にも丈夫そうな造りになっています。

欅の長押としっかりした天井の造り

この天井の構造は2階がある部分では共通です。

表居間、玄関土間、そして見えないその先の部屋も同様な天井

表居間の南側の障子で、昔昼間はこの障子一枚で外になっており

障子の先の外廊下は冬は雪が舞い込み、トイレに行くのにそこを通りました。

表居間外側障子

現在は次の写真の様にサッシ戸がついています。

廊下

下の写真は記念に残してある昔障子の外にあった板戸です。

なお板戸の左はトイレの戸。この家ではトイレは数少ない近代的なものの一つ。

昔は男便所と男女共通便所の二つがつながってありましたが

今は水洗便器一つですから、大変広い快適なトイレになっています。

昔の板戸とトイレ入り口戸

表座敷からみた居間で、後述するように2階のない座敷と

2階のある居間の天井の高さには大きな差があるのが

お分かり頂けると思います。

表座敷から見た表居間

表居間の天井には色々なものがぶら下がっています。これは家内の趣味。


糸毬。亡き叔母が作って下さった思い出の品



ほうずき


表座敷

表居間と表座敷の間の木の戸


表座敷

2階の無い座敷の天井が高いのがお分かり頂けると思います。

床の間・神棚・仏壇

この神棚・仏壇にはちょっとした思い出があります。

壁が比較的明るい色になっていますが、昔は土壁で暗かったので塗りかえました。

その時神棚が下ろされました。見た所四角い神棚と思っていたのですが

実は中に社が入っており、その屋根には何十年もの間の埃がのっていました。

また仏壇も大変重いものですから動かしたことはなかったのですが

これも動かすと後ろには何十年かの埃がありました。

字の掛け軸が幾つかあるのですが、残念ながら読めません。

何年か前に一年発起してNHK文化講座「古文書を読む」に通いました。

辞書や参考書も揃えたのですが結局ものにならず

この掛け軸も未だよく読めません。

長野の古い家  その3 古家の紹介の1全体概要と玄関

2012-08-18 14:53:46 | 長野の家
家全体の概要

家全体

一 階

一階平面図

1階平面図ですが、字が小さくてお分かりずらいと思いますので

簡単に概要を下記します。

図面は下側が南です。南側の部屋を表、北側を裏と言っています。

左側から

トイレ、表座敷と奥座敷、表居間と奥居間、入り口土間と勝手、

板敷き間・洗面所・風呂と物置和室と味噌部屋となっています。

昔は一番上の家全体写真のジャバラ部に外トイレ、物置、風呂がありましたが

取壊して車庫とし、風呂は部屋の中に移しました。

畳敷き間が計48畳、板敷き間が4畳、廊下12畳、土間11畳となっています

二 階

2階の図面はありませんが、座敷と勝手の上には2階はありません。

居間、入り口土間、物置和室、板敷き間と洗面所・風呂の上に

夫々一室づつの合計4部屋があります。

畳敷きが30畳、板敷きが8畳です。

各部屋の紹介

夫々の部屋を写真を入れてご紹介します

玄関と土間

玄 関

入り口は今は普通の戸ですが

昔は大戸といって写真の一間長さの重い戸があり開け閉めは大変でした。

なお日中は開け放していました。

玄関戸右が残されている木の大戸

ここは8畳広さの土間ですが

今は埃が立たぬよう、プラスチックの敷物で覆っています。

表居間から見た土間

土間に廊下がみえますが、これは昔は無く

外にあった風呂場を部屋の中に作ったため

居間から行ける様に改造の際つけたものです。

土間と表居間の間は木の戸となっています。

玄関土間と居間の間の木の戸

この家には勿論安物ばかりですが、昔からあった物や

小生が掛けた絵が結構あり、玄関土間の直ぐ右側の壁と、正面の壁にもあります。

昔は農村地帯であったことからゴッホの麦畑


花の絵。作者は忘れましたが、小生が事業部からその上の事業本部に移る時
事業部部課長会からの記念品として購入した思いでの絵

絵の左に障子がみえますが、昔はその奥に囲炉裏や竈(かまど)があり

ここから燃料等を持ち込んだ記憶があります。







長野から帰宅しました

2012-08-15 15:27:27 | 帰省
すっかり花が開いたピラミッドアジサイ

昨夜長野から帰宅しました。

ブログを再開しますのでよろしくお願いします。

花が増えたデュランタ

昔は涼しい信州でしたが、今は東京と変わらぬ暑さで

毎日30度を越しており、更に長く雨がなかったために

草木も葉が枯れだしているのもありましたが

幸い13日には相当雨が降り、草木も元気を取り戻した様で安心しました。

今回は久し振りに長野で盆を迎え

孫達に昔からの迎え盆のやり方を見せたかったのですが

爺さんボケて順序等思い出せない事もあり困りました。

家内の実家では、義妹夫婦と2組の子供達の家族、

そして小生の息子家族が集まり、総計6家族。

義母のひこ孫も8人集まるという賑やかさでした。

義母とひこ孫達

こちらに帰ると心配だった草木は全く異常がなくホットしました。

ランタナ

ランタナが相変わらず咲き続けています。



ランタナの色々の花