松龍寺の側にお宮がありましたので寄ってみると松戸神社でした。
境内に入ると結婚式が終わって境内で写真を撮っているカップルに出会いました。
これはチャンスと小生も写真を撮らせてもらいました。
先ず敬意を表して松戸神社をご紹介します。
松戸神社
正面本殿と左社務所。写真を撮っている皆さんに遠慮して本殿までいきませんでした
御祭神は日本武尊で、1626年に創建され、松戸市の総鎮守となっています。
創建時建てられた社殿は、神仏習合思想の影響で『御嶽大権現』と称していましたが
1882年(明治15年)に社号を『松戸神社』へと改称しました。
現在の本殿は幕末の1863年に建てられたのです。
その他の建物として社務所 神輿庫 神楽殿等があり、
また境内には秋葉神社、水神社、松尾神社など多数の神様が祀られています。
2月3日には節分祭が、10月18日には例大祭があり、神輿などで賑わいます。
本殿前の樹齢千年と言われているご神木
このお宮に入った場所も裏の方からで
一の鳥居、二の鳥居等がある参道は通りませんでしたので
借り物写真を掲載します。
一の鳥居二の鳥居が見える参道
水戸徳川家と松戸神社
水戸城に水戸徳川家が封ぜられると、江戸と水戸とを往来する水戸街道が整備され、
松戸宿が宿場町として賑わい、陣屋も置かれていたため、
水戸徳川家より篤い崇拝を受けていました。
水戸光圀公も訪れ、矢を奉納した逸話が残っています。
そのため水戸徳川家所縁の品々も多数奉納されましたが、
1739年の松戸宿の大火にて社殿及び奉納品も焼失してしまいました。
新婦写真
肖像権の問題があるかも知れませんが、
お目出度い写真ですからお許し願って掲載させて頂きます。
新郎新婦の並んだ写真も撮りたかったのですが、
皆さん新婦の写真撮りの最中で、新郎は後姿が撮れただけでした。
新郎新婦
新婦
松戸の名前の由来
松戸神社の伝承では、祭神日本武尊が従者とこの地で待ち合わせたところに祠を祀ったという故事から、
「待つ里」→「まつど」→「松戸」と称されることになったといわれています。
なおその他に次の2つの由来説があります。
1 松戸一帯には後に小金牧が設置されるなど馬の飼育が盛んでした。
そこで「馬の里」から「馬里(うまさと)」から「まさと」になり、変化して「まつど」になったというもの。
2. 松戸は太日川(現・江戸川)の川べりにある宿場町であり、渡し舟を「待つ里」から「まつど」に転じたというもの。
秋葉神社
普通末社というと小さい社が普通ですが、秋葉神社は立派な社でびっくりしました。
秋葉神社拝殿
横から見た秋葉神社
ご祭神は『火之迦具土大神』(ひのかぐつちのおおかみ)で、
防火・災害除けの神様として、古くから信仰を集めています。毎年6月30日に例祭が行われます。
神社の横に面白い置物がありました。
フクロウ
亀
宇宙飛行士山崎直子さんが松戸神社参拝
2009年12月、宇宙飛行士の山崎直子さんは宇宙飛行の安全祈願のために参拝し
2010年に神社のお守りを携えて宇宙へと飛び立ち、任務を達成し帰還されました。