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視力矯正手術ICL 年齢によっては術後すぐ老眼鏡のリスクも

2022年12月09日 | 医療

ICLとは有水晶体眼内レンズ挿入術といって、天然のレンズである水晶体を残したまま、眼内に小さな人工のレンズを埋め込む視力矯正術のことだ。

角膜を削るレーシックと異なり、角膜が薄い人でも可能なうえ、不具合があれば再手術もできる。

こうした柔軟さから、受ける人が増えている。

ただし、受けるのであればリスクもある。

40代以降の人は老眼リスクと相談して判断を

「術後にばい菌が入って感染症や合併症などのトラブルに見舞われることもゼロではない。

いつまでも目がゴロゴロするといって受診するケースもあり、神経質な性格の人には不向きかもしれない。

またハローグレア現象といって夜間に光のにじみやまぶしさを自覚することがあり、夜間に車の運転をするような職業の人は慎重に検討したほうがいい。

また年齢の問題もあるという。

「230代であれば従来のICLを受ける恩恵は十分にあると思うが、40代で手術を受けた場合、数年で老眼がきてしまう可能性が高い。

そうすると老眼鏡が必要となり、裸眼生活は終わってしまう。

一方、すでに老眼になっているのであれば、老眼対応の遠近両用レンズを装着するICLという選択肢もあるという。

オーダーメードなため、費用は通常のICLよりは高くなるが、メリットは同じ。

高齢になっても、老眼鏡なしに日々をアクティブに過ごしたい人にはいいだろう。

老眼を自覚する年齢は45歳が平均だといわれる。

この年齢に近く、まだ老眼を迎えていない人は、様子を見たほうがいいかもしれない。

費用の目安は、レーシック同様に保険適用外で、手術費用は全額自己負担となる。

60代や70代など、高齢になると白内障になる可能性が高い。

白内障の手術は水晶体を取り除いたうえで、眼内にレンズを入れるというもの。

この手術は保険が適用され、1割負担の人であれば1万5千円程度。

費用の負担が軽いですから、白内障手術を視野に入れ、50代以降の方はICLを見送るという選択肢もある。

ICLと、遠近両用ICL、レーシックのメリットとデメリット、費用の目安を理解したうえで、慎重に判断しよう。


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