憲法9条改正について聞いたところ、必要とする理由で最も多かったのは「北朝鮮の核・ミサイルや中国の軍備拡張、ロシアのウクライナ侵攻など日本や世界の安全保障環境の変化」で、75%だった。
必要ないとする理由は「平和主義が崩れる恐れがある」の47%が最多だった。
昨年実施した調査で「必要」の理由に同趣旨の安保環境を挙げた回答は74%だった。
北朝鮮、中国情勢に加えウクライナ侵攻など不透明さを増す国際情勢が影響したと言えそうだ。
改正について「必要」は「必要はない」を8ポイント上回り、昨年の2ポイント差から広がった。
「今の憲法では自衛隊は憲法違反との指摘がある」を改正の理由に挙げた人は14%にとどまった。
「必要はない」とする理由で他に多いのは「他国の戦争に巻き込まれる恐れがある」の30%で、「今の憲法でも自衛隊は合憲と解釈できる」の14%と続いた。
改正について男女や年代別に見ると、男性の61%が「必要」とする一方、女性は45%で「必要はない」を7ポイント下回った。
若年層(30代以下)では「必要はない」が7ポイント上回り、中年層(40~50代)と高年層(60代以上)は「必要」が多かった。
主な政党の支持層別で「必要」と答えたのは自民党が69%、日本維新の会が67%、公明党57%など。「必要ない」は立憲民主党67%、共産党78%、れいわ新選組63%などだった。
改憲反対の理由が理解できない。
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