「 尾張 津嶋 天王祭り」
日本三大川祭りのひとつとされている「津島天王祭り」は、愛知県津島市に500年以上も伝えられてきた歴史あるお祭りでる。数ヶ月にも渡る行事、儀式のクライマックスが「宵祭」で、暑さ厳しいこの時期、毎年7月の第4週に行われる。提灯を山形に飾り立て点灯した「だんじり船」が天王川を渡る美しさは、織田信長や、豊臣秀吉らにも愛された。提灯を提げる竹の長さは一丈(約3m)もあり、ろうそくの火が灯った提灯を巻藁に突き刺し固定するのは熟練の技がいる。1年の日数の提灯(現在は400個)を半球状に飾り真ん中には「真柱」が立っている。真柱には一年の月数を表す12個の提灯を提げ閏年には13個取り付けられる。これは旧暦の閏年は13ヶ月あったことに由来している。広重のこの図では少し違う所が有る様だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます