診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

F3-Gの使用感

2012-04-07 22:33:17 | 雑談
今日は大型の車検整備や、エルフの機械的な故障に掛かりっきりで、来週も車検場へ持込であまり診断機に触れません。
FCAR Teck Japanさんにブログリンクして頂きましたので、簡単に現在までの使用感を書いてみます。
ちなみに、ダメな部分もバンバン切り捨てていいという了解ももらいましたので正直に書きます。

うちの会社は入庫される車の約7割くらいがトラックです。
F3-Gではしつこいくらいインジェクターのテスト確認やコード入力、DPFの強制再生など、呪いの言葉のごとく呟いてます。
今年はまだ無いですが、去年はインジェクター故障やそれに関連するDPF詰まりで散々な目に会いました。

ディーラーに投げればクレームを恐れてか、サプライポンプやフューエルチューブまで見積もりに入れてくる始末・・・
40万、50万、時には4t車で80万なんていう見積もりが当たり前にFAXされてくるんです。
もちろんその見積もりに悪意はないんですが、クレームや作業効率を考えて出てきた人情味の無い金額です。
結局ね、うちでインジェクター交換してもコード書換え、DPF強制再生でディーラーに入れなきゃならないっていう状況が
とても歯がゆかったです。

4年前に入れたHDM-3000は役立たずの本物のゴミになりかけてるし、今年になって本腰入れて診断機探しましたよ。
F3-Gがくる少し前にTPM1000BZ-TRが来て、ようやく日常作業にメドがつき、乗用車も手薄だから・・といってもG-SCANなんて
高額機は買えない・・・

mikota35さんを参考に色々調べました。
で、F3-Gを買った現在、個人的には大当たりです。
開発は向こう任せとはいえ、FCAR Teck Japanの代表の方の対応もとても早いです。
国産機みたいにメーカーのご機嫌伺いながら適当に開発してる某大手さんと大違いです。

残念ながら、F3-GにはDPFの強制燃焼サポートが一部のメーカーに留まっておりますが(まだ未確認)
ソフト更新頻度と代理店対応から考えると、近いうちに実現してくれるんじゃないかと思います。

タッチパネルの感度やソフトの反応、早いです、あまりストレス感じません。
アクセス時間が長い時がありますが、たいがい車種対応してないことが大半なので
それはそれで見る見れないの目安にもなります。

日本語対応は素晴らしいのですが、ツメが甘いのか、自分の頭で再変換作業が必要な時が時折あるので
英語に戻して使うこともあります。
整備してると目にするような単語ばかりなので、バカな自分でもなんとかグーグル先生も使って読めてます。

あ、あと今日、オイル交換で22年式のエルフ、4HK1が入庫したんでつなげてみたら4JJ1と同じように見れました。
時間が無いようでしたが、無料で診断機当てますからとお願いして見せてもらいました。
写真撮る時間まで無かったんで、時間があったら再度4HK1のインプレします!

診断できる車両が結構いっぱい出てきて、正直申しますと仕事楽しいです。
F3-G、おそらくこの先、値段以上の仕事してくれると確信しています。
零細ですがディーラーに負けない仕事がしたい!