今これ書いてる時刻からして、夜が明けたら参議院選挙の投票です。
その前に、以前イギリスの国民投票のはなしを書いたが、「EU離脱」を決定した後に「ダマサレタ」「コンナハズジャナカッタ」「ヤリナオシタイ」という声が噴出して、本当に民主主義が徹底していればこんな声は出ないはずなのにと、じつは内心ガッカリしている。
日本では、一般の人が国政に意見を言えるのが、自ら立候補したり、国民投票がある以外は、代表者を選出する選挙しかない以上、その点を気を付けないといけないと思う。
そのうえで投票し、かりに自分の予想に反した結果になったとしてもジタバタせず、また無為な怒りもせず、粛々と受け入れることが、民主主義の第一歩だと、ぼくは思うのだが。
だけど冒頭のような声が、あと20時間近い後にはあちこちからドカドカ出てくるんだろうな。けんぽーいはんだ、ふせーしてるとか、どうしても結果を受け入れられない人達は、どんな悪あがきするのだろう?
その前に、以前イギリスの国民投票のはなしを書いたが、「EU離脱」を決定した後に「ダマサレタ」「コンナハズジャナカッタ」「ヤリナオシタイ」という声が噴出して、本当に民主主義が徹底していればこんな声は出ないはずなのにと、じつは内心ガッカリしている。
日本では、一般の人が国政に意見を言えるのが、自ら立候補したり、国民投票がある以外は、代表者を選出する選挙しかない以上、その点を気を付けないといけないと思う。
そのうえで投票し、かりに自分の予想に反した結果になったとしてもジタバタせず、また無為な怒りもせず、粛々と受け入れることが、民主主義の第一歩だと、ぼくは思うのだが。
だけど冒頭のような声が、あと20時間近い後にはあちこちからドカドカ出てくるんだろうな。けんぽーいはんだ、ふせーしてるとか、どうしても結果を受け入れられない人達は、どんな悪あがきするのだろう?
なまじ悟りを開いたふりをするより、自分が信じた主義主張に次の選挙でも入れる、そういう筋の通し方があるのではないでしょうか。
もちろん、自分の考えをあらためるというのもありだとは思います。
悪あがきすら否定されるのなら、選挙に行くこと自体がむなしいだけです。
>自分が信じた主義主張に次の選挙でも入れる
その考えは大変立派だと思います。今回も乱立したタレント候補の人気に左右されず、きちんと候補者の主義主張を一人ひとり見極めたうえで、自分に寄り添う人に一票投じることは何ら恥ずべきことではないです。
落ちても(自分がいれた人は落ちてしまいましたが)、次回は当選させたいと思うことに変わりないです。
ただ今回書いた”悪あがき”の意味は、半ばイチャモンに近いレベルのことで、落選したのは制度に問題がある、とか、中央と地方で1票の格差がまだ大きいから今回の結果は憲法違反だ、無効だと提訴したり、(当選者は)何らかの不正しているんじゃないか、投票率が低いから今回の結果は国民の総意ではないとか・・・。
ようは落選した人やその人を応援していた有権者が自分を納得させるためだけに、結果が悪かった選挙自体を否定するとか、ある当選者を、何も政策がないくせに当選しやがった、と言って攻撃するような事態がどこかで必ず起きるんじゃないか、それではいくら民主主義による選挙とはいえ、あとでそういう態度に出るのはちょっと如何なものかと、思って書いたわけです。
ただ、かりに落選した候補者が「○○候補に負けた~、悔し~勝ちたかった~ワーン!」とストレートに泣き叫ぶような「悪あがき」であれば、案外同情を買って、次は勝たせたい、って思う人も出てくるのでは?(元某市会議員のこともあり、両刃の剣とは思いますが・・・)