KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

えんぴつけずりからまずははじめよう

2011-08-07 22:52:11 | 日記・エッセイ・コラム

 ことしも、もはや夏休み恒例となった、多摩市民館での親子工作教室に講師の一人として参加してきました。

 今回は、実際に工作を行う前に、刃物の使い方きちんと覚えようという目的で、参加者全員で鉛筆を削る時間をつくった。鉛筆を削るといっても、今は電動式や、シャーペンに慣れ親しんでいると思しき今のこどもに出来るのかな・・・?

 最初はおっかなびっくり、カッターナイフを小さく動かしていたのが、少しずつコツを覚えたのか、徐々に形になっていく、こんなふうに。

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ちなみにこれは、昨日ためしにぼくが削ったもの。やっぱぼく不器用なのかな?

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 この後のメインプログラムであるジオラマ工作に、この削った鉛筆を使って寸法をケガくのだ。そしてこの鉛筆削りが、後で効果を発揮することに・・・!

 といっても、やっぱり最初はドキドキものだった。何年もこのイベントに参加しているが、上手く教えられたためしがほとんどない。プラ板に定規を当て、それに沿ってカッターで筋をつけながら折り取る。やっていくうちに力の入れ方が分かってきたようで、設計図を見ながら寸法をとり、自分で削った鉛筆でケガキを入れ、それに沿ってカッターで切っていく。途中鉛筆がかけなくなったら、カッターを使って削り直す。ゆっくりながらも、1時間余りで、ひとりで作業をこなせるようになっていくのをみて、今までの傾向とだいぶ違うことに正直おどろいた。

その後昼食を挟んで、作業再開。完成までもう少しだ。

今回ぼくが担当したのは、小学2年生、3年生、5年生のいずれも男の子。2年生と5年生は兄弟だった。

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特にこの兄弟の弟くん、付き添ったおとうさんのおかげもあるけれど、カッターナイフの手つきの良さに思わず惚れ惚れしてしまった。

そして時間内に見事3人とも完成。

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海岸の岩は、紙粘土に塗料を混ぜたものを使った。う~む、上手い!

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江ノ電が似合いそうな情景。兄弟のお兄ちゃんの作。踏切パーツは兄弟でシェアしたという。

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非常のバランスのよい、弟くんの作品。樹木も自分で作ったんだとか。

ここからは、今年参加された、ほかの生徒さんの作品をほんの一部だけど紹介。

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緑と紅葉を表現するオレンジのスポンジを使って築堤の花畑を再現したのは、小学3年生の女の子の作品。

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信号機に電信柱、カーブした道路や街灯まで、都会によくある情景を文字どおり「詰め込んだ」作品。

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そして今年も、完成したミニジオラマを繋げて遊ぶあそぶ。(あっ講師の鉄火巻さん、ゴメン・・・。)

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