昨日、こんなニュースが飛び込んできた。平成13年に施行された「電気用品安全法」なる法律のために、4月以降、PSEマークのない電化製品の販売はできなくなる。と同時に、中古販売店や中古楽器店などでは、いわゆる「ビンテージ」ものの販売が出来なくなり、非常に困っている、というのだ。
この法律では家庭用電化製品に「PSEマーク」を付けることが決まり、そのマークのない製品もしくは「〒」みたいなマーク(旧法)などを付けた製品は、一定の猶予期間ののち、販売が出来なくなるとのこと。5年で販売できないものとして、冷蔵庫や洗濯機やTV、楽器やオーディオ機器、ゲーム機などがある。
自分にも思い当たる節がある。うちにも、買ってはみたものの、殆ど使っていないキーボード(MIDI音源内蔵型)がある。当然、PSEマークなど付いていない。全然使わないのでいつかは下取りしようと思っていたが、ずっと放っていた。某PC販売店の○フマッ○は15日、つまり今日まで該当するMIDI機器の下取りを受け付けるとのことだが、わざわざこれだけのために東京まで出ていくわけにもいかず、仕事の後、沼津の○ード○フで下取りできるか、実際持っていった。
店員「これはWindows95で動作するのですか?」KouChan「そうです」店員「このタイプなら先の法律にはひっかからないですよ」という。実はそのキーボード、ACアダプターの電源を持つタイプだったので、法律が施行されてもまだ下取りは可能だとのこと、なんだかややっこしいな・・・。「ただ・・・」と前置きのあと、店員「製造が'97年で”古すぎる”のでうちとしては下取り価格が付けられないのですが・・・」すかさず「二束三文でもかまわないので下取りして下さい」と押す。で、本当に二束三文の値段で下取りをしてもらうことになり、隣の業務スーパーでおかずを買うとそのお金はすっかり飛んでいった・・・。
電気用品安全法やPSEマークについての詳細はこちらから(経済産業省)
ついでにこちらも→経過措置の終了に伴う電気用品の取り扱いに関して
といっても今回は十分「不意打ち」のような感じがするのだが。多分知らない人のほうが多いんじゃないかな?
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