きょうは東日本大震災からちょうど1年の節目を迎える日でした。
午後2時40分ごろ、ぼくは電車に乗って帰宅する途中でした。実を言うと、その時間近くから列車を全て止める訓練と、わずかながら黙祷を捧げる、というもので、どんな風になるのかと思って乗り込んだのですが、普通に列車が駅に止まったところでその時間になり、その後数分~十分近くそのままだったので、もっと大掛かりな訓練や乗客誘導までするのかと思ってたのですが・・・ちょっと不謹慎な考えだったかもしれません。もちろんその時間には車内で黙祷しました。
時間はそのときから6時間近く遡る。朝、いつもの通勤ルートから少し足を伸ばしてやってきたのは、東海道線の辻堂駅。
ここからバスに乗り換え、今日最初に訪れたのは、辻堂海浜公園内の交通公園。
タイトルに”小田急電車”とあるとおり、ここに保存展示されている、
わっくわっく号と名付けられた、元小田急2600型を見に行った。小田急と言ったらこの顔、このスタイルしか考えられない。
今春、 ロマンスカーHiSE、RSEと、通勤車両5000型がそろって引退することになり、葬式鉄という訳ではないが、最後の勇姿を捉えようと思い立つ。ただ、2月中は多忙をきわめたのと、先週はインフルエンザでダウンしていたので、最後には立ち会えないかなと、半分諦めていたが、天気も良くなり、週末にはダイヤ改正を迎えてしまうため、きょうが最後のチャンスと思ったわけでして。
これを見て、戻ろうかなとも思ったが、海浜公園に来たということで、せっかくなので、
ほんのちょっと足を伸ばして海を眺める。遠くに江ノ島も見える。
でもあの日の地震の起きた直後、何メートルにもわたる巨大津波が襲ってきたことを考えると、長くはいられなかった。この場所ではないけれども。
その後歩いて辻堂駅まで舞い戻り、藤沢まで戻る。何気なく車窓を眺めていたら、藤沢駅近くで5000型を発見!快速急行として新宿へ向かうところだった。急にテンションが上がる。
持っていたスマホで時刻表を検索し、どこで何時に捕まえられるかを頭の中で計算。その途中、相模大野で、RSE「あさぎり」が通過。あっと思い慌ててシャッターを切る。
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