仕事の話は、なるだけこのブログには書きたくない、と思っている。
たいていは仕事に対する不満とかで、書いている方はそれでストレス発散になるかもしれないけれど、読む方はたまったもんじゃないだろうからね。なるべく面白いこと、楽しいことを書き重ねていこうと今後も思うのだけれど、今回はそれにあえて反して、こんなことをたまには書こう。なんたって、本ブログのコンセプトは「心の叫びと反省文」なのだから。
最近、仕事の進め方が分からなくなってきた。仕事が錯綜しだし、計画通りにこなせない。
ルーチンワークで手配業務や仕様書の作成をしていると、「開発を手伝え」となり、開発の手伝いをすると、回路のデバッグをチェックしろといわれ、デバッグをチェックしている間に、電話でのトラブル対応や質問にも答えていかなきゃならない。こうしたちょっとずつの仕事の遅れがだんだん大きな遅れに発展していく。
いずれも時間を十分かけていけば解決できることだと思うが、といって、外からの要求やクレーム対応をシャットアウトするわけにもいかず、どんどん割り込み仕事が増えていく。前に、自分の分身が3人ほどほしいと書いたが、いままさにその分身がほしい気分だ。
それでも、ルーチンワークの一部は後輩にどんどん委譲してるので、以前に比べたら量は減っているけど、その分、他で忙しい同僚から引継いだ仕事が回ってくる。これはなかなか振り分けることが困難で、自身の経験を積む上でも、そして同僚の負担を少しでも減らそうとついぞ頑張ってしまうが、なかなか思うようにいかない。で、前任者に聞いて回ったりして、結果的に以前より時間を多く費やす結果になることも。自分にも、相手にも。
もとより、自分には大した頭脳もなく、物事の整理が頭の中でできず、勝手にパニック状態になっているだけかもしれないけれど。
結果、仕事が遅れて叱られる、手配が遅れて叱られる、報告も遅れて叱られる、そんな日々をくりかえしているわけで。一方で、都合で休暇を入れたりすると、その間に自分の仕事が誰かに引き継がれ、それは非常にうまいこと回っていたりする。
もしか自分がいなくなれば、万事うまくいくかもしれない。真夜中の車道にふらっとでてみるとか、ホームをあと一歩前に出ればどうなるか・・・・本当にそんなことさえ考えてしまうようになってきた。そのたびにはっと気がついて、かぶりを振る。
・・・かなり危ないな、と。
毎日明るく楽しく、ワクワクするような仕事を、という言葉もあるらしいが、あんなのは嘘っぱちだと思う。プロの仕事なんてのは、そんな生易しいものじゃない。毎日血ヘドを吐くような思いで常にギリギリの状況でなんとかクリアし、それでサラリーをもらうわけだから。おそらくぼくの今の仕事ぶりじゃ、もらったサラリー返納したって足りないかもしれない。
でも、ま、これくらいにしよう。これ以上書くと、立ち直れなくなるかもしれないので。
最後に、ホッとするような写真を1枚。
「さむくなってきたね。列車乗ってかえろうよ」