親不知を抜きました、2本。
歯科医で親不知を抜けと言われてはやひと月、きょう会社を午後半休し例の労災病院へ行って参りました。
今回は左の上下。レントゲン写真によると、上の歯はまっすぐ生えているようだが、下の歯は真横に生えていて、それが隣の歯を押すので痛む。ここ最近の歯科医通いのきっかけは、この親不知によって歯茎が炎症を起こしていたのだ。
(ここから先は、生々しい表現もでてきますので、御注意ください)
まず麻酔をかけてから、ドリルや特殊な金具で、下の歯を砕いていく。麻酔が効いているので痛くはないが、ドリルで穴あけるときに神経に触れたようで、何とも言えない激痛が口の中を駆け巡る。そのたび、麻酔がどんどん足されていく。副作用で心臓がバクバクいいはじめる。10分・・・20分・・・まだ抜けない。
使うドリルや金具が、徐々に大きなものに変わっていく。医師があせる。時々口の中で「ガリッ」と何かが砕けたような音もする。吸引とドリルと何回使ったかもうわからない。口をあけたままの自分みて、医師と助手(女性)が何やら相談している。どうも自分の歯はかなりイレギュラーなものらしい。
かなり長い時間かかったようで、いつのまにか糸で傷口を縫い合わせいた。そのあと、続いて上の歯にとりかかる。「1分あれば抜ける」と最初にいわれてたが、こちらもドリルで何やら削っていく。ただこちらは数分で抜けたようだ。
終わってから医師が一言「大変でした・・・」。
件の下の歯は、根っこの部分が曲がった状態で生えていたため、抜くのに一苦労したそうだ。写真はないので、自分が見た親不知を握り拳で再現してみた。
これはたしかに大変だわ。実物もこんな感じで「くいっ」と湾曲していた。
あと、上の歯も、歯と骨が癒着していたため、一部骨を削って抜いたそうだ。抜いた歯に骨がぴたりとくっついていた。
今、麻酔が切れかかっているようで、抜いた箇所がまた痛みだした。一応痛み止めの薬はのんでいるが、またのんだ方がいいだろうか?それとも、5時間は時間をあけろと指示されているので、あと3時間辛抱かな?
とりあえず明日休みでよかった~。左頬を押さえつつ・・・。