KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

いまや家じゅう本だらけ

2007-04-07 22:02:04 | 本と雑誌

 最近買った本について。

「江頭剛のNゲージ工作今昔」(ネコパブリッシング)という本。20年前のRail Magagine誌での連載「午前0時のひまつぶし」と、数年前RMMで連載していた「模型るねっさんす」の記事をあわせて収録したもので、後者は雑誌で読んでいたけど、前者はぼくははじめて読んだ。しかしなんかどこかで見た記事、内容だナァ、なんて思っていたら、この筆者氏、かのケイブンシャ「鉄道模型大百科」シリーズを手がけた方で、あとがきにも「大百科」シリーズで使用した模型を使っている、と告白されていた。

 ケイブンシャの「鉄道模型大百科」。小さいころにそれはもうすり切れるほど読み返した思い出深い本(最後はボロボロになったので今はたぶん実家にもない)。とはいいつつ、内容で記憶しているのはレイアウトの作り方と車両キットの組立(たしか西武101系だったかな)と、巻末にあった製品カタログだけ。高くでとても手が出なかった鉄道模型、自分のお小遣いじゃとても手に入らない、と思ったのだろうか、代わりに大百科の本を買い、その内容でおそらく満足していたのかもしれない。

 本物が手に入らないとき、代わりのものを与えることで欲求不満を解決させる方法を「代償」とよぶ、と保健体育かなにかの授業で聞いたことがある。そういえば、これも昔、FC「スーパーマリオブラザーズ」がどうしてもほしくて、買ってもらえることになったのだが、当時(85年9月)はどこのおもちゃ店、デパートでも品切れ状態・・・。あきらめきれず、後日攻略本を本屋で買い、その内容を隅々まで暗記してしまった。後に本物のカセットを買ってもらったのだが、ほんの数回遊んだだけでクリアしてしまい、ちょっと面白くなくなってしまった・・・。我ながらなんて子供だろう、と思ってしまう。

 本物が手に入らなければ、代わりになる「本」をぼくに与えれば、ぼくの欲求不満は解消するらしいです。

コメント
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