タコ足とエキパイの連結部に違和感があります。
内側2本は1本にまとまっていて、違和感はないのですが、
外側2本は不自然です。
勿論実車はこんな形ではありませんので、
原因はモデルのスケールダウンによると思います。
このモデルは1/8スケールですが、これはホイールベースが基準で、
前後の車軸間の寸法を実車の1/8にして、モデルの長さと巾を決めています。
ですが、高さ1/8にしてしまうと縦に間延びした、
背高のっぽな車になってしまいます。
なので、高さの寸法をどの位デフォルメするかがメーカーの腕の見せ所ですが、
その一番のしわ寄せが出るのがエンジンルーム内です。
エンジン自体はいろいろなパーツが付いていたり、
実機と見比べる機会が少ないことから気付きにくいのですが、
例えば「バッテリー」も実際のサイズ(42B19L)よりも背が低いです。
なので、ここを直す事は出来ないので、
少しの加工と、エキパイのディテールアップをします。
タコ足にエキパイを接着して、平らな部分を小さく削ります。
今回はガイアノーツの「M-03r 瞬間クリアパテR」を使いました。
(現行品は「M-03n new瞬間クリアパテ」です)
パテを盛って、プライマーで硬化させます。
溶接っぽく削ります。
「C8 シルバー(銀)」を塗ります。
「C39 ダークイエロー」に「C188 フラットベースあらめ・ラフ」を混ぜて、
うすめ液で薄くしたもので汚します。
エキパイのネジ留め部もパテ埋めします。
ヤスリで形を整えます。
「C8 シルバー(銀)」を塗ります。
エキパイ全体を汚します。
エンドマフラーの合わせ目は完成後も後ろから見えるのでパテ埋めします。
連結部分もパテ埋めします。
エキゾーストパイプの完成です。
konaki。