適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

けじめ

2010-06-03 | 生活
 大朝 田原温泉(5月27日)小雨の降る寒い日

  ああ、これで安心した  一つけじめがついた

姉(次女)が、ばら寿司定食を、一口ほおばり、穏やかに言った・・・

  ありがとうね、みんなをつき合わせて・・・

そう言って、私たち妹に、お昼のばら寿司定食を、食べさせてくれた!

母が亡くなって15年、その3年前から、姉の家に病弱の身を寄せていた
だから、実家が主を失って、18年になる

主がいなくとも、そこに、家屋がある以上、故郷なりのおきてがある・・・
姉は義兄と通い続け、両親が暮らし、われわれ姉妹が育った故郷を大切に思い・・・
こうじゅう勤めをしてきた

  いつまで(実家に)行けるかわからんけえねえ~ (子や孫のために)けじめをつけとかんといけんとおもってねえ~

数年前から、ずっと気にしていた姉、77歳になる  
そして、義兄は80歳  いつまで行けるかわからんけえねえ~ 姉のことばが、ずしりと胸に響く

  どうしたらいいのか考えてねえ~~ ずるずるしててもいけんし・・・

意を決して、姉妹そろって、菩提寺に参り、父・母・兄の法事をお願いしたのだ
そして、門徒としてのお勤めのけじめを、お願いした

 どう言ったらいいのか、私も分かりませんが~~ 考えてみたら、みなさん嫁がれて、それぞれの場所で、新しいご縁があるでしょうから・・・わたしは、どう言うたらいいのか わかりませんが・・・

住職は、あいまいにぼかし~~そのあいまいさが、なんだかほっとして・・・
縁が切れる訳ではないですよ・・・という心が行間に隠されているような、そんな不思議なあんしんを抱いたのでした

先祖代々の魂は、永遠にこのお寺に眠っているのであって・・・
そう勝手に自分で思ったのでした
ときおり、姉妹が集まって、お参り出来たらいいなあ~~と・・・

姉の気苦労は、まだまだ続くようで・・・
 墓をどうしようかと思ってねえ~~ 
 

将来必ず、我々夫婦にも、つきつけられる現実問題・・・
古民家に87歳の義母が一人でいる
それこそ、いつまで、私が通っていけるのか、わからない・・・


お姉さん、18年もの長い間、門徒としてのお勤め、本当にありがとうございました
どうぞ、いつまでも、元気な姉でいてください!
また、温泉に、姉妹そろって行きましょう!!!   
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする