カラスの教科書 松原 始 作 雷鳥社
妹から借りたこの本!分厚いけど 読んでみると なかなか面白い!
一番身近な野鳥と言っても 間違いない!街に行っても 田舎に行っても もちろん自宅でも 毎日お目にかかり 鳴き声も聞きます。
広島赤十字病院に2週間入院した際も 6階の病室からビル街を見ていると 飛んでます跳んでます!!!
病院で 「カラスの教科書」を じっくり読みながら 病院食のメニューカードの裏に~~メモ書き・・・
余りにも面白いので 家に帰って こんな風に 一覧表にまとめてみました!
絵なんて 何十年ぶりに描いたなあ~~
カラスの様子を見て 感心したことが 過去 何度かあります。
①長いアーケードのある広島の本通りを 朝早く歩いていた時のこと 5~600メートルはありそうなトンネル状態のアーケード街 そこを低空飛行で疾走するカラス!
今 思えば ゴミを漁ったハシブトガラス なのですね。本通りに 朝食場所が あるようです。レストランが閉まった深夜から 早朝のゴミ収集車が来るまでの時間が カラスの朝食時間のようです。
あの 低空飛行の疾走は 次の場所に 急いで移動中だったのかも・・・
焼き肉店から イタリアン そのあと コンビニの弁当食べて デザートのフルーツで終わり・・・なんて フルコースを 毎日いただいているようですよ~~
またある時
②食料品を買い込んで ビルの屋上駐車場に向かったとき。空調用の壁の横で、頭を床に着けるようにして 何か覗き込んでいるようなカラスが・・・???
その場に行ってみると 陰に隠れたところにスーパー用の大きなビニール袋が 口を開けて横たわっていた。どうやら 袋の中を 必死で覗き込んでいたらしい!
都市ビル街に生きるハシブトガラㇲは、袋を見つけると 食べ物があると思って飛んでくるらしい!
③早朝散歩に出るとしさんは 「カラスに追っかけられたから あのコースは止めた」などと いう。巣作りから子育て~巣立ちまでの時期(2月~8月) 雌雄2羽の縄張り地域に入ると 近くの木々の枝にとまって 縄張りから出るまで監視体制をとるという。鳴かない時は巣を隠すためであり、巣が見つかってしまうと 大声で威嚇してくる。
ちなみに 8月頃 巣から独立した若造カラスは 縄張りを持たず、群れをつくって やんちゃをする。繁殖能力はなく まったく 暴走族みたいなもので 集団でうろうろする。今の時期 2羽のアベックでなく 集団で飛んでいる群れカラスは この暴走族で 守るべき彼女も子供もいないため 人間を襲うことはない。
まあ~ こんなことを 知れば知るほど どこにいっても カラスの姿を探している自分に出会う。
この本 面白いですよ~~!
では 面白ついでに
ハシブトガラㇲ・・・くちばしが太くてアーチ状・かあーかあーと大声でよく鳴く・ピョンピョンと地上で飛跳ね、ヨイショヨイショと大儀そうに歩く・地上滞在時間は短く、ガードレール フェンス 自転車や箱の上などに止まり 上から見て餌を発見して降りる。赤いもんや茶色いもんは基本的に餌だと思っていて 力任せにゴミ袋をつついて餌を得る。高層ビル街 都市部 森林 山奥が住処
ハシボソガラス・・・くちばしはやや細くてストレート・がーごおーと曇ったしゃがれ声で鳴く。脚を伸ばしてすたすたと歩き 急ぐときは足早になる。地上滞在時間はハシブトの4倍。石や葉を足でひっくり返し餌を探す。空から石の上や車が通るところにクルミを落として割る。都会になじめずIターン生活 農耕地 河川敷 見通しのいい場所が住処
どうですか? ちょっと 興味が沸いてきましたか???
興味沸いた貴方 今度会ったら カラス談義しましょう~~!