兼題は特になく、2月に関するもの。 立春を迎えると春の季語に移る。節分を詠めば冬。翌日の立春を詠めば春・・・というわけだ!
母校である新庄高校が創設以来 初 春の選抜野球に選ばれ 初 甲子園に行くことが決まった!偶然 このかきつばた会のメンバーに 新庄高校卒業生が4名! 全員振り込み用紙が送られてきたけど(ハハハ) 気分は祭り!!!
選抜へ歓喜の帽子雪に舞う
素振りする少年の手に春の風 ・・・ 二人がさっそくと詠んできた・・・けど私はできなかった
さらに ソチオリンピック!! 毎日観戦に忙しい。
一瞬を舞ひさらに舞ふソチの春・・・ 今感動したことをすぐに俳句にするっていいなあ~~
私は 相変わらず俳句に気分が向かず あれよあれよと日にちが過ぎ 2日前になって考える。 寝る前に 少し考えたくらいで できるわけもなく~~
あ~~あああ 今回も 進歩無いなあ~~~
新庄高校選抜も ソチオリンピックも 俳句に結びつけて考えもしなかった。 2月に体験したことといえば 寒い中 宗箇山 に登ったこと。雪の古民家に通ったこと。こんなことしか思い出せない。こんな普段の生活の中に、きらりと光る何かが隠されているのに、気付かない私・・・感性貧しいなあ~~
・住む人の無き古里に芽吹き初め
・立春の菜の芯伸びる準備終え・・・寒風の中畑に行ってみると、まだ大丈夫だと思っていた大根や白菜たちが、花を咲かせようと芯を伸ばして、みんな春の準備をしていた。こうなると、もう野菜の旨みは無くなってしまう。畑作業がもうすぐ迫っている。
・春浅し猪駆ける宗箇山・・・なんとしても宗箇山を俳句にしようと考える。竹藪がどんどん広がって、まだ地表に出ていないタケノコを探してイノシシが暴れまわっていた。
とまあ~~無理やり考え、やっとできた3句!
いつも私が思う ”美しい日本の風景を美しい日本語で・・・”という、かってな、わたし流俳句のこだわりから程遠い表現になっていて、気に入らない!!
気に入らないけど 仕方がない。
だから~~けちょんけちょん~~! やっぱりねえ~ って感じでした。
・無き古里に芽吹き初め・・・ちょっと重い感じがするねえ~
・準備終えって言うのは俳句としてどうなんかねえ~~どう考えても美しくない!
・猪は秋の季語だよ!
ヒャ~~~
かきつばた会のいいところは、この場で手直しをするところ。基本的には自分の句は自分で直して、みんなに承認してもらうのだけど、どうしてもできないときは、全員で考えて修正してくれる
けちょんけちょんの私は 3句とも考えねばならない。
他にも直しの句が多くて、それぞれみんな自分の句に忙しく、他の句を考える余裕などない。
なんだか、いい句にはならないけど いちおう形は整った・・・ということで時間切れ。
・住む人の無き古里の芽吹きかな
・残したる畑の菜の茎立ち上がる
・春浅し獣駆くるや竹林
とまあ~ こうなりました。
今回のお勉強、いろいろ話が出ていたのだけど・・・・自分の句の手直しにあたふたしていて、頭に入りませんで、収穫ぜろ・・・トホホ 情けないのお~