12月句会
お題は「山茶花」 空き家に山茶花 古屋に山茶花 山茶花の垣根 自粛明け山茶花の咲く喫茶店!??? どれもこれも ありきたりの 誰でも言いそうなことしか思い浮かばない
今年は本当に山茶花があちこちに咲いていて・・・ 見ても 観ても ピンクや白や 四角に剪定されている木や 自然のままのものや・・・どこに行っても 花は観るけど~~句はできない。
テレビでは ショパンピアノコンクールで 日本人が2位と4位になったと流れている
私の頭の中は ショパンショパン!!!
反田恭平氏の 番組を観ては その音色 ピアノタッチに うっとりして 幸せ気分を味わう。
全国で コンサートが開かれるものの 広島はその中に入っていない。
落胆しながら なぜ芸術が広島を素通りしていくんだろうかと 不思議に思う。
12月2日 平成6年に母が亡くなり その後空き家となっている生家。
本当に久しぶりに 姉妹4人が集まって お墓参り そして 仏壇での法要を
日頃 御先祖様に 御無沙汰ばかりの私。
冬の日差しに包まれて 和やかな 気分になりました。
そんな 12月の句会 (7日)
① ショパン協奏曲北窓塞ぎミルクティー・・・「北窓塞ぎ」が冬の季語。ショパン協奏曲第1番は ピアノコンクール最後の決勝で 反田恭平氏がオーケストラと共に フル演奏で奏でた曲です。本当は ショパン協奏曲第1番 そこまで書きたかった。そして 北窓塞いで飲む飲み物は 珈琲ではなく ミルクティーかなと想像した
② 経を読む冬野の墓に僧侶立つ
③ さびれゆく空き家に灯り報恩講・・・報恩講が季語
冬野の墓に お寺さんに来てもらうのは 最後かも
生家で 報恩講も 最後かも・・・いろいろな気持ちが過ります。
空き家ではあるけれども 妹夫婦が 蕎麦を作ったり 山仲間と拠点にしたりと 使ってくれています。
さてさて 手直し句。
① 北塞ぎショパン協奏曲を聴く・・・すっきり!
② 経を読む冬野の墓に僧侶立つ・・・直し無し
③ 寂れゆく生家に灯り報恩講・・・空き家ではなく はっきりと生家と言った方が よくわかる