かさ地蔵・・・かさが一つ足りないので、おじいさんが自分の手ぬぐいをあげようかどうか、困っている(6歳男児)
ミー先生のお話し”かさ地蔵”が、始まった。直前に友だちとトラブッたAくん・・・自分の席に行けず~~でも、後ろでじっと聞いて~~そしてみんなと一緒に、無事絵が描けました!よかったよかった!!!
今回から、梅皿を使って、色の濃淡を水で調節して、描きます。最初は自分で決めた色で、一色描き・・・そして、その後、薄めの色を、つけていきます。
とつぜん、高度な技術に、挑戦です~~~
画面の左側に動物を描き、右側にまた動物やじぞうさま・・・真ん中がぽっかり空いています。しっかり、時間をかけて~~これで終わるのかなあ~~そう思っていたら、最後に中央に描きはじめました。そしてお話しをしてくれました。
”次の日、おじいさんとおばあさんは、お餅をついて、じぞうさまや森の動物たちに、お礼にあげました・・・”
頭の中にお話しがいっぱい生まれ、その状況を思い浮かべながら、描き進んだ絵です。笠をあげたおじいさんは、お地蔵さんからお米やおカネをもらいました・・・このお話しを聴き~~
次に日・・・おじいさんとおばあさんがとった行動を、こんな風に、語れるなんて、なんと優しい子なんでしょう~~絵の中の表情を見てると、私までうれしくなってしまいます
前々回のころから、筆をくるっとまわして、風を表現するようになり、子どもたちの間で、いつの間にか流行しています
年中のSくん、赤色にこだわり、車の絵しか描かなかった しかしこの日「これ、おじいさん」って、最後にかきくわえた!(左)
お餅つきを描いている子が、何人かいました。中には焼いている様子まで・・・ 12月についたお餅つき大会・1月に経験したとんど祭りでお餅を焼いて食べたこと…これらの経験が、かさ地蔵のお話しと結びつき、楽しい体験として、お餅つきの場面が絵に登場です。
やっぱり、大変でも、行事を体験させんといけないね!!
子どもたちの絵を見ながらの反省会、先生の満足そうな言葉に、私もやる気をもらいます。行事の準備・進行・あと片づけ・・・なかなか大変です。人手を確保するのも大変です。怪我をしないか、事故は起こらないか、苦情にはならないか・・・心配は尽きません
職員が繋がっていないと、運営できない行事・・・子どもたちが参加し体験する行事・・・体験が感性を豊かにし、揺れ動く心が自信となって自己肯定感を生みだします。結果ではなく過程での体験が心を育てます
紫しか使わなかったチーくんのために、忘れずにムラサキを用意したミー先生。色が濁ることもなくなり、他の色も力強く使い、おじいさんもしっかり描いています。そして、描いた後、元気に手をあげて話してくれるチー君。話し終えた後、何とも満足そうな笑顔に、抱きしめたくなっちゃいました~~
この子たちとも、あと、2回で、終わりですぅ~~