2月句会(2月19日)
兼題 「梅」
前日(18日)三滝山に登ったとき 尾根まで竹が侵入してきており まるで山全体に侵略しそうな勢いです。
竹問題は 古民家でも頭を悩ましている問題。放置すれば必ず山全体に広がっていきます。管理あっての竹藪なのですが・・・・
過去 人々が貴重な食材として重宝していた梅。花の香りと可憐さ、梅の実の焼酎漬けや 保存食 防腐効果もある梅干
人と梅との関係は太古の時代から受け継がれ いつの時代も 人々の身近に寄り添っていた
その梅の木が いつの間にか 放置され 忘れ去れようとしている・・・
① 竹藪の増殖先に梅二輪・・・増殖ということばに違和感を覚えるが、竹に日差しを絶たれ根を張る場所も侵され、やっとの思いで二輪の花を付けていた梅を詠みたいと思った。
② 石段の先老木の梅の花
2月16日 孫たち(3才・7歳)を連れて 安佐動物園に行きました。日差しはなく 寒い一日。傍の見通しの効く食堂に入店。子たちはランチを終え駆け出すも、すぐに引き返して来て、上着を脱ぎ捨てて、再び駆け出して行きました。
③ セーターを脱ぎ捨て子らの動物園
①やはりというか やっぱりですね!増殖という意思は竹には 当然ありません。この描写は 俳句には似合いません。解っていたのですが それだけ竹の侵略に危機感をつのらせていた私の意地が、この言葉を使ってしまったのです。
わかっていたのなら使うなや~~てことです。
②③は一応俳句の体裁は整っているということで、良くもないけど悪くもない・・・という 嬉しくも悲しくもない批評で終わりました~~いや ちょっと悲しいかな!?
まあ~前日にみた三滝山の光景を、当日の朝考えて作った句です。当然のことといえば当然のこと!俳句に取り組む基本的な姿勢がなっていないということは、充分承知です。
が、 一応 今月の句として記しておきます
① 竹藪の広がる先に梅古木
② 石段の先老木の梅の花
③ セーターを脱ぎ捨て子らの動物園