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適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

5月句会

2016-05-27 | かきつばた会

5月句会 (17日)

兼題 オノマトペ(擬声語および擬態語)を使って創る

 

毎日 雀に餌をやりながら じっと観察する。

餌場のすぐ近くまで 2羽が一緒に 飛んできたのに 数十センチ離れた場所で1羽が待っている。もう1羽がお米を加えては ピョンピョン跳ねて 待っている雀の口に運んで食べさせている。

食べさせてもらってるのが 子雀らしいけど お母さん雀よりも一回り身体は大きく コロコロしている。頭は黒に近い焦げ茶色。

一方 お母さん雀は 痩せて細く 頭は茶色である。

どの世界も お母さんは 身を粉にして働き子に食べさせ 苦労の末 髪の毛は白髪に~~(あっ これは私のことでした~)

さて そこで一句

 ① 子雀に餌運ぶ君レッドリスト

 

プレバトの夏井いつき先生の 俳句講座! 楽しみにしていたのに ざんねん~~!所用で行けなかった・・・

その 夏井先生のNHK俳句の兼題が「木下闇」(こしたやみ) 夏の季語で青々と茂った夏の樹木。その下の陰になってる部分を木下闇と言うようだ。この季語を使って作りたいと考えていた。木下闇で思いつくのは 故郷の父母の眠るお墓。

 ② 線香の煙ゆるりと木下闇

 

今月の兼題 オノマトペ オノマトペ・・・???????

 ③ 夏の夜のポチャリポチャリと終い風呂(しまいぶろ)

以上3句

さて どうなりますか?

 ①レッドリストはどういう意味か、まだ世間一般に認知されていない

 ②「ゆるり」がオノマトペになる・・・直し無し

 ③「終い風呂」の使い方がよい 終ひ と旧仮名使いにすること

ということで

 ① 子雀に餌を運ぶや母雀

 ② 線香の煙ゆるりと木下闇 

 ③ 夏の夜のポチャリポチャリと終ひ風呂

 

俳句の中で 日頃使うことも 目にすることもない漢字に出くわす。メンバーの句を読む前に まずは漢字の読み方から勉強しなければいけない。

 蜥蜴=とかげ  暖簾=のれん  杜若=かきつばた  郭公=かっこう

とまあ~お勉強にはなります。

なりますが すぐ忘れてしまいます。

 どうしたもんかのう~~!

でもまあ~ 「俳句を作るということは 認知症予防になります」と 言われたそうで その言葉にすがって もう少し 続けてまいると しましょうかね・・・!


4月句会

2016-04-28 | かきつばた会

4月も 慌ただしく過ぎ去ろうとしています

鹿児島から 九州自動車道を走り 熊本城見学し 九州新幹線で帰広した その3日後に それらすべてを襲った 熊本大震災 震度7・・・その余震が 未だに続いています

そんな中 相も変わらず 落ち着かない生活を日々送っていて 今月もまた 句はできず 以前に作った句を ため息交じりに眺めて 持っていけそうな句はないものか???

4月25日 かきつばた会 

兼題は 「麦の秋」

 補助輪をはずして走る麦の秋・・・広々とした麦畑に続く一本の道。5歳になった孫が補助輪をはずしてもらって 得意そうに自転車に乗っている そんな姿を想像して~~いやいや孫がかわいいのはみんな同じ こんな句を持っていっても鼻にもかけてもらえないだろうし~~

 ① 廃線の危機迫りくる麦の秋・・・三江線が廃線になりそうなニュースが流れ始めて早や数年。地元はあれこれと対策を考えていますが、なんせ乗客が少ない。私たちも 盆と正月 わずかな距離を乗りに行く程度の応援しかできない。廃線はなんか寂しい こんな感傷だけでは どうにもならない問題です

 ② 談笑をしてるがごとき土筆かな・・・古民家の畑には 高さいろいろの土筆たちが 気持ちよさそうに伸びていました。まるで 家族 友人たちが 笑って楽しそうに 話しているような 光景でした。

 ③ 春の雲新生活の便り乗せ・・・なにか妙案はないかと 外を見ていたら 青空に軟らかい春の雲が 浮かんでいて ほっこり笑いながら こちらに 向かっているような気がしてきました。数十年前 都会に出ていった 息子のことを 思い出しました。

 

かきつばた会は ど素人の集まりです。指導者1名いますが、みんな友人関係だから その場で 好き勝手な意見をだし 笑ってごまかし みんなで手直しをしていきます。そんな肩の張らない会だから 勉強の場というより 交流の場でもあるのです

今回は 不思議なことに すんなりと 私の句は 通過!?!?

他に 手直し句が あまた有ったので ほかに気が回らないということも あります。自分の句が 「はい 考えて~」とダメ出しを食うと 

とたんに 他人の句どころではなくなってしまうからです

が まあ~自分の句がすんなり通過すると その場は余裕です~ こころ大きく 友人たちの句を鑑賞し 手直し句に 大きな気持で妙案はないかと・・・考える こころ広い私に 変身できます。

 

まあ~ 自慢(?)はこれくらいで止めときまして~

 

 ① 廃線の危機迫りくる麦の秋・・・廃線の危機 語彙が強すぎるけど まあいいでしょう

 ② 談笑をするがごときの土筆かな・・・してる→する

 ③ 春の雲新生活の便り乗せ・・・新生活が季語かもしれないがこの場合は良しとする

 

やっと 開放されたと思ったら すぐに 来月の宿題

 オノマトぺ・・・擬音語 擬声語 擬態語 ??? これを使って作る!???だって

いやはや もう今から どきどきの くちゅんくちゅんだよ~ しょぼしょぼの心は がらがらと 崩れそうです。メチャメチャやばい!


3月句会

2016-03-17 | かきつばた会

プレバト 夏井いつきファンの私! もちろん かきつばた会メンバーも同じだ!

ということで 5月8日の夏井いつき俳句研修には 5名も参加することになった!研修内容も知らずに申し込んだ私! その場で句を作るのだとの情報に 一瞬ひるむが・・・

まあ~なんとかなるさ~~

 

さて 3月の句会

兼題は 「 かすみ 」

何か作らなくては・・・悩みながら ぺらぺらとページをめくる。適当な いい言葉を 探しているのだ! どうも 語彙に乏しい私は 他人の言葉を真似して 使ってみるのが得意!! へへへ

「 徒渉る 」=かちわたる=歩く

「 住み古る家 」=すみふるるいえ=住み慣れた家

 

古民家に行く道中 今年は いやに マンサクの花が多いことに気付く。 冬枯れの木々の中に ぽっと 黄色が見える。遠目からも マンサクの花だとすぐにわかる。ふるさとの山に こんなにもマンサクの木が多かったのかと びっくりだ!

マンサクの花というと 縮れたような花びら しかし~~たしか マンサクの花=ちぢれ の表現は 以前使った覚えが ある。他に 何かいい表現はないか???

 ① ささくれしマンサクの花徒渉る

 

古民家に泊まった朝は 霧がかかっていることがある。 霧も 霞(かすみ)も 靄(もや)も 根っこは一緒。つまり 水蒸気が冷えて 白く見えるだけで 雲だって同じ!!

ってまあ~ およそ 俳句とは およそかけ離れた大胆不適な解釈。日本語の美しさを大切にする俳句なのに その繊細さを 微塵にも感じない 無骨者であり 無謀な感性!それが この場で 暴かれることに!!

トホホ 

 ② 朝霞かぎりなく住み古る家

 ③ 霧に閉じ込まれし畑の菜を摘みぬ

 

さあ~~ みんなの評は 如何に??

 ① ささくれし・・・この言葉は およそ俳句とはかけ離れた汚い言葉。指先が荒れた状態をささくれるという

 ② 霞がかぎりないの? それとも 古民家にかぎりなく住み続けるという意味?

 ③ 霧は 秋の季語!・・・一刀両断!!

 

きゃ~~ でしょ??

どの句も 美しい日本語を大切にしていないのが よくわかります!本から盗ってきた言葉を 得意そうに 無理やり入れているのが よくよくわかります~~ クチュン

そこで 手直し

 ① 徒渉るまんさくの花ちぢれをり・・・私としてはこの表現を昨年も使っているので不満が残ります。来年こそは 別の 美しい日本語を 自分の手で 探したい!

 ② 春夕焼かぎりなく住み古る家・・・季語を変えました。これでぴったり!

 ③ 靄に閉じ込まれし花菜摘みにけり

 

やれやれ やっと 今月も終わった~~!! 

宿題を気にしながら手をつけず ぎりぎり当日の朝になって 大慌て!! 早くやっておくべきだったと反省するも また同じことを 延々と繰り返してしまう・・・この 私の 悪習性 本当に どうしようもなく 嫌なんだけど・・・・

これまで なんとか すり抜けた 怠惰人生!

本当に困ったやつですが~~

ま なんとかなりますかね!

へへへ


2月句会

2016-02-27 | かきつばた会

またしても 1月句会をさぼった私 落ちこぼれですぅ~~

2月16日

 孫が来ているので~~・・・もはや この 名セリフも 同情を買わず 通じない雰囲気ぷんぷんです

仕方ない 無理やり 考えて作った句を しぶしぶ持って ひやひや出席

 久しぶりだねえ~・・・みんなが 暖かく声をかけてくれる

 

 ① 咲き初めの梅にカメラの列ができ・・・植物園や縮景園に行った2月。みんな梅の花目当てで としさん同様カメラを構える人が多い。枝ぶりや咲き具合のいい木を狙って、順番を待っていた。

 ② 石鹸玉追う子を追うてじい駆くる・・・ボールや紙飛行機など 追っかけて孫が走る。その後ろを「危ない危ない」と言って としさんが走ります。

 ③ 冷雨降る煙火響くも窓の孫・・・2月13・14日は、近くの毘沙門さんのお祭りでした。今年はちょうど初寅が土曜日に当たり、土日になると喜んでいました。ところが、孫もやってきた13日の土曜日、冷たい雨が激しく降り、風も出てきて大荒れの天気です。これでは、祭りはあきらめざるを得ません。残念な思いで降りしきる雨を窓からのぞいていました。

 

 ①・・・これはこれで 俳句の体裁は整っているけれど、写真は自然を壊すことから、自然を大切にする俳句の世界では写真やレンズを通さず直接自然に触れる方がいい。

 ②・・・幼き子どもと祖父の様子がよくわかる。俳句は見た目の美しさも考えたい。

 ③・・・ひさめは 氷雨とかく。窓の孫は無理やり感がある。

 

と いうことで 以下のように なりました!

 ① 咲き初めの梅にカメラの列ができ(素人句なので、今回は手直し無し)

 ② しゃぼん玉追ふ子を追うて爺駆くる(漢字がいいもの、仮名がいいもの 旧仮名がいいもの)

 ③ 春霖や煙火の響きかすみをり(しゅんりん=春の冷たい雨)

 

なかなか 苦手意識の抜けない私ですが、プレバトの夏井いつき先生が、4月からNHK俳句の選者になられるというニュースに、ひとり沸いております!

少し 真面目に取り組もうかな???


句は素直さが一番

2016-01-21 | かきつばた会

今朝は深い霧

さぼり気味の かきつばた会

病床のメンバーからの投句に素直に感動を覚える。私に一番欠けてる勤勉と真面目さ!

 投句 初雪や句会の朝に降り始む

彼は 本当に句を愛していて 誰よりも句会を楽しみにしている。それなのに 中止の一報に喜んだ私の根性を 恥じます。

 初句会病床からの投句あり

 残留のけじめをつける初句会(ジャニ―ズzero )


12月句会

2015-12-24 | かきつばた会

かきつばた会のブログ開いて びっくりポン!

ええ~~~6月 書いてそれっきり~~?!?! ほんとに びっくりポンだ~~

5か月も休んだかなあ~~ 2~3か月空いたと思っていたけど~~

さあ~ 久しぶりで なかなかいい句が 浮かんでこないけど 仕方がない!

 

  ① シルバーカー三台並びて日向ぼこ・・・古民家風景です。隣に行くにも、100メートルくらい離れていて、みんな車椅子みたいな電動カーに乗っています。

  ② 湯気の立つスープひと口老女笑む・・・岩ばあちゃんにスープを運んだ時の情景です

  ③ 寺社巡り合わす指先悴める(かじかめる)・・・七福神巡りをした時のことです。「七福神叩く柏手悴める」最初はこのように作っていましたが、七福神詣りが、冬の季語だと知り、悴むの季語と重なるかもと思ったのと、叩く柏手では 神社のみになります。お寺も含まれていて、合わす指先となりました。

 

さて・・・

 ①・・・私が頭に描いたシルバーカーは電動カーでしたが、みんなは手押しの車でした。シルバーカーといえば、手押しの歩行補助車であって、時に椅子になって行くという便利なもの。そのシルバーカーでしたが、日向ぼこという、北湖りした季語とよく合ってるとのこと。ただ 中8でした~

 ②・・・俳句は見た目も大事。老女は美しくありません。媼にしようかとも思ったのですが・・・?

 ③・・・俳句は見た目が肝心。旧仮名使いが、雰囲気があってよし!

 

ということで こうなりました!

     ① シルバーカー三台ならび日向ぼこ

     ② 湯気の立つスープひと口笑顔かな

     ③ 寺社巡り合はす指先悴むる

 

5か月ぶりの かきつばた会。メンバーは どんどん上手になっていて ひとり取り残された感あり!

まあ~ しかたない こつこつと 続ける以外 上達の道はないですよね!

はい 頑張ります!

 

 

 

 


6月 句会

2015-06-30 | かきつばた会

ここでも 

ドイツのせいで 考える日もまなく 今月も 投稿

 ① フロイデーシェーネルゲッテルフンケン菩提樹の咲く地に立ちて

上の5句が大きく字あまり・・・だけど ええい このままだしちゃえ~~

 ② 原爆忌広島に住む意味を問ふ

平和に関することが 兼題でした。

 ③艶めき香泰山木の白き罠

真っ白い 泰山木の花 咲いた2日目 一気に花粉と香りを散らします。まるで それはトラップのように。虫を呼び寄せる罠のように見えたのです。

 

① 上句がねえ~~~ こだわる私・・・・ま これにしときんさい!

② う~~ん 理屈っぽいねえ~~

③ 白い罠ねえ~~ 分かりにくいけど そこが言いたいんだろうねえ~~

 

どれもこれも う~ん・・・・・わたしの句は どうやら 理屈っぽいようです!

で こうなりました

 

 ① フロイデーシェーネルゲッテルフンケン菩提樹の咲く地に立ちて

 ② 原爆忌広島に住む意味の有り

 ③ 泰山木蕊(しべ)を振りまく白い罠

 

取り急ぎ 報告


5月 句会

2015-05-24 | かきつばた会

5月句会(19日)

今回の兼題は 「夏の空」 「白靴」 「浮いて来い」

みんなNHKテレビ俳句を見ています。その番組で とりあげている兼題を とりいれようとの試み。

かきつばた会が 始まってもう3年経ちます~~ ちっとも うまくなってないけど 月日だけは どんどん過ぎていって~~ ハア~~ため息!

相も変わらず 苦労する私!! 辞めたいなあ~~ と 時折り思うが ミーさんやチコさん みっちゃんもいるし~~ ハア~~ ため息二乗!

 

2日前の17日に せっかく宮島に行って 青天南星を 観察したのだから~~とあれこれ考えて・・・

 ① 島影の青天南星夏の空・・・これで兼題季語一つクリア~~へへへ

息子たちが通った中学校の傍を 出掛けるたびに通る。そのとき クラブ活動中の生徒たちが 元気よく走っている姿に出会う。校舎の周りを左回りに走っている白い運動靴・・・これをなんとか~~??

 ② 校舎背に左回りの白い靴・・・二つ目クリア~~ヘヘ

5月この時期 古民家に帰る途中 渡り鳥の仏法僧が 飛んでくる場所がある。何十年も 通っている道だけど 一度も姿を見たことが無かった。

今年 車の中から 巣箱を見ていたら 突然鳥が飛び立ち すぐ近くの枝にとまった。まぎれもなく 青い姿の 仏法僧だった!

 ③ 不意を突き飛び立ちて舞ふ仏法僧

 

さて???

 ①青天南星は季語ではないけれど 天南星は 夏の季語になっている。テンナンショウ科のアオテンナンショウ これをどうとらえたらいいのか??? 季語だとしたら 夏の空と 季語が重なる

 ②左回りの意味がよくわからない 何故左に??誰が左に??

 ③自然の中で仏法僧に出会うのは 誰でも経験できる事ではなく よかった

という感想が出て・・・以下のようになりました

 

 ① 道陰の天南星や神の島・・・世界遺産のある宮島は 神の島として親しまれています。

 ② 朝練のグランド駆ける白い靴

 ③ 不意を突き飛び立ちて舞ふ仏法僧

 

白靴という季語を聞いて 生徒たちの 白い運動靴しか 考えなかった。 看護師の白靴・・・と詠んだ会員がいた。なるほど~~

そして 白靴は 皮靴でも ヒール靴でも なんでもいいそうだ。 なるほど~~

ところでこの話題になったとき!?!?

最年長のS氏が 

 白い運動靴ゆうたら 歯磨き粉を どうしても思い出す・・・・との発言???

 そう言えば 母が塗ってくれてたよ~~

先輩たちの 話を聞いているうちに

 白い布製の運動靴に 歯磨き粉を塗っていたな~~!・・・・と 

古い 古い その昔の記憶が かすかに蘇ったのです~~~

へへへ それが分かる ぎりぎりの歳かな???

この話が 理解できる人は 同世代ってことかな?? よろしく~~!!


4月 句会

2015-04-22 | かきつばた会

21日 4月句会

兼題は ”新緑” ”茅花(ずばな)”

孫の宮参り その前後10日間の滞在で始まった4月。 春休みがあり 新年度であり・・・

諸々の出会いや集まり・・・・

超多忙な4月だった!!! ・・・まだ終わってないけど~~

俳句という言葉さえ すっかり忘れて 思い出す余裕もない日々の連続

 きゃ~明日が句会だ~~明日の午前中 頑張ろう~~・・・と 決めた前夜の22時過ぎ

1本のメールが・・・

 明日 いらっしゃいますか~~?

 午前中はいるけど 13時には出掛ける~・・・!?

 じゃあ~3人で11時頃行きます~~何か食べ物持っていきますね~~!!

 

きゃ~~~ 

当日朝 おおいそがし! 俳句作らなくちゃあ~~ 簡単なカレーでも作っておくか~~

 

そんな中での一句

 ① 新緑や本日もまた多忙なり・・・

へへへ ウソのような冗談でしょう! というような この句を 堂々の開き直りで 持っていったという この 度胸!!

 

あとは ずいぶん前作った句から なんとか 句を探して・・・ いや~~

今回 休みたいなあ~~・・・心底 そう思った!

ミーさんに誘われ その後 チコさんとみっちゃんを誘い入れた句会。この 人的しがらみが無ければ すたこらと 挫折し さっさと 辞めているだろう~~

 ② 脳トレに一念発起猫の恋・・・

猫が発情期を迎え 夜鳴いていた3月。私も 認知症予防に 数式をやり始め 小学生レベルの漢字ドリルもパラパラ見ていた。そんな時作った一句。猫も頑張っているんだから わたしも頑張らなくっちゃあ~~なんてね!

 

そして またまた 3月の初めのころの句??? ひろしま土砂災害で被害に遭ったユキワリイチゲの群生地を見に行ったとき 作った。

 ③ 復興のユキワリイチゲ咲きはじめ

 

以上 まったく新鮮味のない句 俳句と言えないような句を持って・・・

まるで 事情聴取に連行されたかのような気分で 参加したのです~~

案の定~~ やっぱり?? 

そうだよね。

参加するに当たって 観念していましたし きっぱりと覚悟はつけて来ました!! 

文句も反論も 一切ありませんから~~

 

 ① 新緑が見え始めると 田んぼに水が入り とたんに農家は忙しくなってくる。本当はそんな様子を 詠みたかった!!

 ② 脳トレって何?? 具体的に分からない。季語の猫の恋と 脳トレと合わないのでは?

 ③ ユキワリイチゲの花って どんな花なの??? でもまあ~ 体裁はそろっているし 時間もないことだから 今回は スル~~(決して 誉めた句ではないということ)

 

というわけで 以下のように なりました!

 ① 新緑や棚田の水に映りゐて

 ② 紅さして一念発起猫の恋・・・何に一念発起!?!?

 ③ 復興のユキワリイチゲ咲きはじめ

 

反省

 やっぱり 付け焼刃の句は いけません。毎日の 生活に余裕と 潤いを!!

 あ~~あ いちばん 難しい 課題だなあ~~!!


3月句会

2015-03-11 | かきつばた会

3月10日 句会

兼題は 「春の風」 と 「巣箱」

3月は みんないろいろと多忙で 1週間早くて 第2週目の火曜日。したがって 2月句会から3週目・・・え~~もう 句会~~!

まだ できてない~~ チコさんも ミーさんも もちろん私も 悲鳴を上げる!! が 容赦なく3月10日は訪れた!

 

朝から小雪が吹きつける真冬日となった10日。あれこれあれこれ考えて作った苦肉の作!

 ① あれこれの終活せねば春の雪・・・こりゃあ~まずいかな~~?

 

巣箱 巣箱 と考えるが 巣箱と言えば 仏法僧帰ってこいと 村おこしをしている島根の古里。田んぼの畦に 春電柱のように 巣箱を立てる。この風景しか 思い出せない。

仏法僧帰って来いと巣箱かな・・・全国に渡り鳥は沢山やってきていて 仏法僧に限ったことではないなと思った

 ② 帰って来い帰って来いと巣箱かな

 

先日 神社巡りをしたとき 沢山の絵馬が奉納されていた。春と言えば 受験や就職に加え人生の転機を迎えることも多い季節。カタカタと揺れる絵馬を見て なんとなく希望の春だと思った

 ③ カタカタと社の絵馬や春の風

 

さて みんなの反応は如何に???

 ①理屈っぽいって 一刀両断! 考え直せと 切り捨てられた。まあ仕方ない!簡単に直しようもなく いい考えも浮かばない。こりゃあ~この句は捨てて 以前の句から探し出して穴埋めしました。

 ②この句よ読んだとたんに アハハハ~ みんな笑いだし 演歌の世界だ~~ ハハハ    そう言われてみると ♪~帰って 来~い~よ~~♪ と 節まわしが くちから出てくる ハハハ そこで 少し文語に変えて OK!

 ③やっと みんなから評価された! ただ 春の風は穏やかな風だからカタカタと絵馬が揺れるだろうか???

 

そこで 以下のように 差し替え および 手直しされました!

 ① 春暁や夜具引き寄せてまるくなり

 ② 帰り来よ帰り来よとの巣箱かな

 ③ カタカタと社の絵馬や春一番


2月句会

2015-02-19 | かきつばた会

2月17日 句会

1月は欠席 そのままずるずると日にちが過ぎ 俳句なんてすっかり忘れ 作ることも 考えることもしなかった私。 17日が近づいてきても まったくその気になれない!

当日の朝 しぶしぶ 考える

俳句になりそうな場面を 思い出そうと・・・・そうだ 14日に植物公園に行ったではないか・・・

なにもやる気のない日もあったし~~

そして 絞り出した 3句

 1、 春空にマンサクの紅ちぢれをり

 2、 泥田のミズバショウの芽天を突く

 3、 行く処も来る客もなく朝寝かな

 

まったくもって 見たまんま やる気のなさの 3句で~~

いけませんね~~

 

さて Ⅰ、について・・・・マンサクは季語、春空はもちろん季語!季重ねとなる。

    2、について・・・見下ろす泥田に出てきた芽を見て {天を突く}と言う表現は合わない 

    3、について・・・これはこれで面白い

ということで~~~

  1、青空に紅マンサクのちぢれをり

  2、水芭蕉泥田の中を芽吹きをり

  3、行く処も来る客もなく朝寝かな                         


12月句会

2014-12-18 | かきつばた会

昨日からこの通り大雪です。したがって 雪道運転大嫌いの私は 家に引きこもりです。第九も(14日)忘年会も(15日・16日)句会も(16日)すべて終わった後の大雪でよかった~~~!!

さて 今月の兼題は 「下萌え」と「さざえ」 でも いくら考えても 満足のいく句はできず 今月も落ちこぼれですぅ~情けない

 1. 母急病はらはらと散る冬紅葉

ホームからの連絡で 福祉タクシーに乗せ 峠を越えて病院に向かった時のことです。木の葉が ぱらぱらと 時には 谷からの風に乗って 斜面を舞い上って散っていきました。

 2. 軒下の冬至南瓜持ち帰り

秋に採ったカボチャが 軒下に転がっています。そうそう 冬至も近いし 寒さにも弱いカボチャです。持ち帰って 炊こうかと思いました。

 3. 渾身の魂の指揮冬ホール

今年も無事第九ひろしまに参加できました。ご高齢のため 事前のゲネプロまで 椅子に腰かけて指揮をされていたマエストロ。そのままかと思っていたら 本番は大違いでした。

もちろん 椅子などなく 第一楽章から2時間あまり 立ちっぱなしで 魂のこもった指揮ぶりに オーケストラも ソリストも もちろん私たち合唱団も 満員のお客さんまでも 魅せられ 熱のこもった大合唱が 出来ました。

 

 1. について・・・母急病があまりにも具体的すぎるようです

 2. について・・・・5・7・5のどこか一つ 切れがいるとのこと。とうじなんきんで 切れているように見えるが 冬至なんきんを という意味で 「を」が隠れているという。

 3. について・・・渾身の魂???

 

というわけで どれもこれも 指導が入りました。3句目は みんなに必死で考えていただき 私もとても気に入った句に変身しました。

 

 1. 救急車はらはらと散る冬紅葉

 2. 軒下の冬至南瓜持ち帰る

 3. 指揮棒の先に魂冬ホール


11月句会

2014-11-18 | かきつばた会

一カ月過ぎるのが なんと早いことでしょう~~

歳をとると とくに速く過ぎると聞いていたが 本当に早く過ぎる

 

句ができないまま またしても 句会の日がやってきた

 

だから~~今月の兼題 「寄せ鍋」 「太鼓」 二つもあるのに まったくできない~~

 そうだ 寄せ鍋を食べてみよう~~と かすかな希望を持って 昨晩鍋にした

だが 出来た句は・・・寄せ鍋や夫とつつく一人用  だめだ~~こんな句を持って行ったら、フフンと 鼻で笑われるのがおちだ

以前作った句を つらつらと眺め・・・その中から3句持っていくことにした

 

11月句会 18日 火曜日

 ① 颯爽と踵返して秋の人・・・まだ残暑の残る頃、暑がりの私は くたびれたTシャツ。そこへ 若い女性が 秋の装いで 颯爽と歩いていたのです。

 ② 妙案が浮かぶ予感す木の実落つ・・・栗はもちろん、ドングリやホウの実など、つい拾って玄関などに飾ってしまう。きれいな木の実を拾ったら、なんだか良いことが起こりそうな予感がするのです。

 ③ 3年も着てないコート出してみる・・・今年こそは着ようと出して、やっぱり着なかった昨年。今年も出したのですが、やっぱり着ないかもです~~ 高価だったのになあ~~!

 

①の句は、好評でしたが、すでに時期は冬。こんな句を「野暮な句」と言うそうです。

②の句は、季語の「木の実落つ」が最後にあり、重く感じるということでした。

③の句は、あるあると共感を呼びました。

というわけで~~ 今回は ②以外は なんとか まあまあ 通過しそう~~~です

 

 ① 颯爽と踵返して秋の人

 ② 木の実落つ妙案浮かぶ予感せり

 ③ 3年も着てないコート出してみる


10月句会

2014-10-24 | かきつばた会

最近 超多忙で 句作りがいい加減になっている私~~へへへ 今に始まったことじゃないな!

それでも 休むこともできず 3句持っていかなければならず いいかげんだけど 私なりの苦心の作。

10月21日  兼題は 「鳥」

① 連隊を組んで遠征秋燕

鳥だけでは季語にはならない。身近にいる野鳥たちだけど、句にしようとすると難しい。それでも考えていると 電線に集合して南に帰るツバメが目に入った。無理やり作った句です。

② 出くわした鹿悠然と山に入る

福王寺に登ったとき、偶然野鹿に出会った。遠目から お互いじっと見つめ合っていたら しばらくして 何事もなかったように、静かに山の奥へ入っていった。私としては 一押しの句だったのですが・・・

③ 延々と渋皮を剥く夜長かな

秋は栗の渋や渋柿の皮を剥くことが多い。今年も沢山の栗や柿をいただき、せっせと渋皮を剥きました。

 

 まず①の句・・・ツバメは連隊を組まない。擬人化はしない方が良い

 ②の句・・・出くわしたということばはどうだろう?出くわしたということと、悠然と山に入るということと、どちらが言いたいのか?

 ③の句・・・栗の皮をむいているのかな? よくわかる。 でも 実は 吊し柿作りをしながら作ったのです。

 

さて この日21日は 18時半から第九の練習日なのです。第九メンバー4人が次々と入会したかきつばた会。俳句に行き夕食を食べて第九に行くのだから大忙しです。

俳句は14時~16時なのですが いつも伸びてしまって16時半過ぎることも よくあります。そこで、この日は4人がしめし合わせて~~”16時には絶対に終わろうね!”

かきつばた会は ベテラン二人を中心に素人が集まっている会です。だから、ダメ句はその場で考えて直していきます。そこがとってもいいところなのですが、ダメ句が多いと、時間がかかってしまいます。

自分のダメ句は基本自分で考えるのですが~~早く終わろうと思っているし~~焦るとさらにいい言葉が浮かんでこないし~~

 悠然と里山に入る野鹿なり う~~ん だめだあ~~

もう時間ないし~~ 別の句に 差し替えていい??

みんなも焦って 「ああ それいいんじゃない!」 て、あっさり決めちゃったのです。

反省です。落ち着いて気持ちを集中して 美しい日本のことばが浮かんでくるのをじっと待つ この姿勢が足りませんでした!

で 結局 次のように 早々と 決めてしまいました~

 ① 連隊を組みしごときや秋燕

 ② 味噌汁の具沢山なり豊の秋(差し替え句です)

 ③ 延々と渋皮を剥く夜長かな

 

季語集を一度も見なかった9月。劣等生です。


9月句会

2014-09-17 | かきつばた会

8月の句会はちょうど土砂災害のあった日 19日に句会がありその夜 20日早朝災害があった。

私は 19日に孫を連れてプールに行き、その夜の雷と豪雨は、怖がらせないように必死だった。翌20日、大阪に送っていこうとして、JR可部線は不通、道路もあちこち封鎖されており、大変な時間をかけて新幹線に乗った

こんなわけで 8月句会は欠席していた

9月の句会 兼題は「虫」と聞いていたが・・・土砂災害の被害が だんだんと明らかになり 身近な人や 近くの毘沙門天の被害を聞き 心は落ちつかない日々を過ごしていた

 

 

あっという間のひと月。9月16日 どうしても句ができない~~。一度休むと また休みたくなる。が・・・どうにかこうにか・・・

 

 ① 復旧へ長靴の列秋の蝉・・・土砂運びにボランティアの人たちが頑張ってくださいます

 ② 秋晴れや廃虚となりし夫の城・・・夫の友人の建てた家が半壊した。「ぼくの城だったんです。でもどうしても妻が怖いから帰らないと言うので・・・」友人は悔し涙を流した。最初、「十六夜や廃虚となりし夫の城」としていたが、なんだか暗くなってしまいそうで気になっていました。ここ数日の秋晴れに、廃虚となったけど秋晴れのようにまた頑張ろうよと、思い直したのでした。

 ③隊列に色なき風の阿武の山・・・自衛隊の人たちが毎日毎日隊列をなして不明者の捜索にあたってくださっている

 

もうすぐ1ヵ月のなりますが、未だにひとりの不明者は見つからず、膨大な土砂の片づけも、まだまだです。そんなこんなで、災害の句になってしまいました。

季語の使い方が今一でした。

土砂崩れがあった阿武山ですが、広島の人は分かるけど、他の人が阿武山と聞いても、なんのことかわからない。誰もがイメージできることばを使うようにとのことでした

 

と言うわけで~~次のように 手直ししてもらいました

 ① 復旧へ長靴の列つくつくし

 ② 秋寒や廃虚となりし夫の城

 ③ 隊列に色なき風の土砂の山

 

いや~~

俳句って ほんとうに むつかしい!!