いよいよ 第九ひろしま2013 始まりです
15日 最終席決め ゲネプロ のため 朝9時15分入場
席は後方ながら 中央寄りで マエストロは正面から見える
すぐ前は テナー席
黒のスーツに蝶ネクタイで身を固めた男性諸君
やはりかっこいい!!
松本憲治先生が激励に廻ってこられる・・・そこに笑いが付いて廻る・・・気持ちが軽くなっていく・・・
いよいよ ゲネプロ(本番通りのリハーサル)が始まる
RCCの 横山雄二・伊藤文アナウンサーも定位置につく
ヴァイオリニスト 古澤 巌
ヴァイオリンの音が 会場に流れる
ときに気高く ときに激しく ときに荘厳で ときに優しく・・・
広島交響楽団が静かに包み ハーブが協調していく
古澤さんは 音に身を任せ マエストロと楽団と最終調整していく
ほとんど 楽団の方を向いて 奏でていて~~
つまり ほとんど 我らは 正面から 拝聴できた
失礼ながら ミーさん持参のオペラグラスを覗き込んで カッコよさに 息を飲む
これだけでも 参加してよかったと・・・
この席は 最高かも~~
昨日の残念ぶりが ウソかのように 喜んだ我々でした
さて 服装を整え・・・お客様の入場開始・・・会場全員で歌う”歓喜の歌”練習
誇らしく 堂々と うたいあげよう・・・ひそかに誓う
本番始まり 運命の鐘が鳴る
1部
ヴァイオリニストとマエストロの手が 同時に 動き始める
透き通る音が 会場を駆け回り 包み込むように 浸みこんでくる
たった ひとりのヴァイオリニストの音が 数千人の 心を揺さぶる 神秘!!
2部
広島交響楽団による ベートーヴェン第九
指揮 大友 直人
2楽章が終わり 4にんのソリスト登場で・・・
嫌がうえでも 緊張が走る
同じ歌詞の繰り返しに つい ソリストの歌声に引き込まれ 歌いそうになる
♪~ダイネツァーベル ビンデンヴィーデル~♪
♪~アーレメッシェン アーレメシェン~~~ゲッターフンケン!~♪
総勢 1744人の 第九ひろしま合唱団2013
歓喜のうちに終了した
静動の 眠れる獅子 大友直人が ついに突如 目を覚まし 暴れた
練習ではもちろん ゲネプロでさえ 見せなかった激情たっぷりの 渾身の指揮
その変貌ぶりに 吸い込まれ 飲み込まれそうになりながら 必死でついていく
おそらく本人も計算できない 本番での生の激情が 爆発したかのように見えた
練習から参加したものしか味わえない この高ぶりを メンバーは知った
来年も この場に 立とう!!
いや 立ちたい・・・だれもが 思った
共通の歓喜と・・・
それぞれが 寡黙に仕舞いこんでいる 若干の反省と課題を胸に・・・
堂々と帰路に向かった
東の空に 冬の月が
まるで 微笑んでいるかのように 輝いていた!