こんにちは、坂崎です。第二回目の勉強会、お疲れ様でした。
今回の勉強会では、作家自身に関わること、また作品が執筆された当時の時代背景についての調べがついていない、あるいはそれが伝わってこないというような指摘が全体にわたってされていたと思います。
僕が研究している「鴎」に関して言えば、当時日中戦争と言論統制、検閲などが本格化し始めていたことが挙げられ、それらに関連づけて作品を論じている先行論もありました。作家自身についていえば、当時新進作家としてだんだんと活躍し始めていたものの、あえて小説の中で主人公に自身を投影させ、卑下し、芸術家として生きてゆく決意を述べたものを書いていました。「鴎」の大枠には、当時の時代背景がもちろんあったと思います。また他作品の中の一つとして、「鴎」は成立していると考えられます。
僕のこれからの課題としてはとにかく本文をもういちどよく読んで読みもらしのないようにし、論旨に一貫性を持たせることが先決です。そのためには、作者が当時戦争をどう考えていたのかがわかる資料をよく読み、使えればそれを使い、本文と結び付けていきます。それでは、よろしくお願いします。
今回の勉強会では、作家自身に関わること、また作品が執筆された当時の時代背景についての調べがついていない、あるいはそれが伝わってこないというような指摘が全体にわたってされていたと思います。
僕が研究している「鴎」に関して言えば、当時日中戦争と言論統制、検閲などが本格化し始めていたことが挙げられ、それらに関連づけて作品を論じている先行論もありました。作家自身についていえば、当時新進作家としてだんだんと活躍し始めていたものの、あえて小説の中で主人公に自身を投影させ、卑下し、芸術家として生きてゆく決意を述べたものを書いていました。「鴎」の大枠には、当時の時代背景がもちろんあったと思います。また他作品の中の一つとして、「鴎」は成立していると考えられます。
僕のこれからの課題としてはとにかく本文をもういちどよく読んで読みもらしのないようにし、論旨に一貫性を持たせることが先決です。そのためには、作者が当時戦争をどう考えていたのかがわかる資料をよく読み、使えればそれを使い、本文と結び付けていきます。それでは、よろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます