4月14日から発生している熊本地震では多くの人々が被災され、大変な生活を強いられていますが、
どうか体調などにお気をつけいただければと思います。
また、自衛隊や消防、警察をはじめとする各官庁から災害派遣に従事されている皆さんも、
どうぞ気をつけて作業にあたってください。
さて、そんななか、今月も『航空ファン』は無事4月21日に発行の運びとなりました
(一部発売の遅れる地域があります)。
残念ながら締め切りまでにはX-2の初飛行は実現せず、いまも今月下旬の初飛行を目指して
準備が続いているようですが、6月号ではそのX-2の走行試験を含む自衛隊関連の話題を
「自衛隊航空部隊の新しい動き」と題して特集します。
今年度は航空自衛隊で大規模な部隊移動が予定されているほか、
編成からの節目の年を迎える部隊も多数出ており、今月の特集のなかではそうした部隊の動向や
記念塗装機を紹介するほか、函館で飛んだブルーインパルス、
X-2の実証試験を実際に担当する岐阜の飛行開発実験団のリポートなどもお届けします。
さらに、現在はRF-4偵察機をもって実施されている航空自衛隊の
戦術偵察の将来展望についても考察します。
そのほか、多国籍化が進む米ネリスでの巨大演習“RED FLAG”、
ブルーエンジェルズのファーストショー、エルセントロと
サンダーバーズ&F-35ヘリテージフライトが登場したルークの、2大米西海岸エアショー、
東アジア地域を睨むアメリカ軍の状況、北極圏の聖地スバルバールのヘリ会社Lufttransport、
見事なレストアで蘇ったP-51Dムスタング“Sierra SueⅡ”、
レッドブル・エアレース第1戦アブダビ大会&参加選手紹介、
『中国安全保障レポート』に見る無人機の研究、アイアン・メイデン747“Ed Force One”来日へ、
追補・個人としての航空戦史「偵察機で飛び抜けた」などの情報も紹介します。
なお、あらためてご案内しておきますが、6月号と『エアショーガイド2016』紹介している
鹿児島の零戦イベントとエアーメモリアルinかのやについては、熊本地震の影響で中止
(零戦については順延の可能性あり)が決定していますのでご注意ください。