所沢航空発祥記念館で12月1日から(本館内での展示は4日から)展示される
米プレーンズ・オブ・フェイム博物館所有の栄エンジン付き零戦が公開され、
取材陣や招待者らを前に組み立て作業やエンジンテストなどが行なわれました。
昨日早朝、記念館に運び込まれた零戦は昨日のうちに前後の胴体を接合し、主脚を装着、
今日はエンジンと水平尾翼の設置などを予定していましたが、予想以上に作業が進み
エンジンの配線も完了したことから、エンジンのテストランを行なうことになったのです。
1995年の来日以来、17年ぶりに力強い栄エンジンの音が秋の空に響き渡りました。
なお、同機の今後の予定は、12月1、2日にエンジン始動見学会を実施(一日3回)、
4日から本館内特別展示場で3月29日まで約4ヵ月間公開(静止展示のみ)。
3月30、31日に再度のエンジン始動見学会を実施、4月1、2日には分解作業を公開する予定です。
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