いつもは奇数月の30日発売となっております『世界の傑作機』ですが、
今号は出版業界の流通上の都合により、一日早い29日の本日、
全国の書店さん、ならびに各ネットショップ等で発売となりました。
タイトルをご覧になってビックリされた読者の皆さんも多いことでしょう。
「どこが傑作機なの?」「ただの飛行爆弾では?」といったお声が
各方面からたくさん聞こえてきそうではありすが、その存在感たるや
並み居る第二次大戦ドイツ機のなかでも引けを取ってはおりません。
かずかずの新機軸を導入し、相手国を震撼させたこの画期的兵器は
その後の戦争のゲームチェンジャーと呼ばれるにふさわしいものでした。
さらに申せば、V1は航空機用の制式名称であるFi 103が航空省から
付与されており、「航空機」という類別だったことが推察されます。
当時V1は有人の爆撃機に対する無人爆撃機という位置づけであり、
その開発の背景は本文解説に詳しく記述されております。
一方のV2は、V1を採り上げるからにはV2もやらねばなるまい、
というわけで今回異色の2タイプ同時特集となった次第です。
これら「報復兵器」についての、知っていたようでじつは知らなかった
文字どおり、知られざる話が盛りだくさんの今回のV1&V2特集号、
ぜひお手に取ってご購読くださいますようお願い申し上げます。
↓ 佐竹先生の陽の目をみることがなかったボツ・カバーイラストです。ご覧ください
こういう形で纏めて頂いてとても有難く拝読してます。
特に「V1&V2の実戦記録」や「V2の発射部隊の実像」は大変興味深かったです。
弊誌No.195 のご購読&コメント、ありがとうございます。
掲載記事も楽しんでいただけたようで編集部としても嬉しい限りです。
今後もWWⅡドイツ機のラインナップを充実させていきますので、どうぞご期待ください。