12月の政府次年度予算案提出にあたり、
防衛予算についてもその用途などがこの時期に発表されることを受けて、
例年『航空ファン』の4月号では自衛隊航空の最新情報と予算について特集しています。
今年も「特集●自衛隊航空2023」として、
2月21日に発売です(一部発売の遅れる地域があります)。
とくに今年は、周辺諸国やロシア・ウクライナなどの情勢も鑑みて
今後大幅な防衛予算の増額が予定されていること、
安全保障戦略三文書が発表されて防衛の在り方にも変化が生じつつあることなどを踏まえ、
その内容を細かく解説、例年どおり3自衛隊の航空部隊編成表も掲載します。
また安全保障戦略三文書に関連して、
将来的に後継機種の導入を中止して撤廃するとされる
航空自衛隊のU-125Aと救難捜索機についても触れています。
そのほか、前号でインド空軍機の到着を一報した
日印戦闘機共同訓練「ヴィーアガーディアン」についても、
日本国内を初めて公式に飛んだロシア製戦闘機Su-30MKIの姿やその内容をリポート。
関連記事としてインド空軍の現状と航空自衛隊との関係などを検証していきます
(あわせて訓練の航空ファンオリジナルデザインの記念パッチを誌上販売しますので、
こちらもお楽しみに)。
カラーページではヴィーアガーディアンに加え、
航空自衛隊の最新鋭第5世代ステルス戦闘機F-35Aの運用を厳冬の三沢基地で
徳永克彦カメラマンが取材。
今後変革が予定されている陸上自衛隊航空部隊についても
年頭訓練や部隊リポートを掲載するほか、
航空自衛隊が2022年シーズンに初の試みとして行なった
航空祭での有料観覧席についても振り返ってみます。
さらにシリーズ「198X年の空」には、1981年の戦技競技会に出場したF-104Jが登場します。
このほかにもイタリアに残る飛行可能な世界最古の水上機カプロニCa.100カプロンチーノ、
イラクから亡命して30年以上が経過したイラン空軍のIl-76、
米ワシントン州で進空間近の零戦三二型などを紹介。
モノクロ記事ページ掲載の韓国国立航空博物館の展示機、
短期集中連載の「忘れ去られた滑空史」にもご注目ください。