本日、航空自衛隊から下記のとおりT-4が搭載するF3エンジンの不具合に関する発表がありました。
残念ながらブルーインパルスの展示飛行についても当面見合わせることになるようで、
鹿屋、岩国、下田黒船祭、美保への参加は中止となりました。
しかし、それにも増して航空自衛隊の操縦者養成にも大きな影響が出る可能性もあるため、
機体への対策は教育部隊の機材が優先されるものと思われます。
安全対策が万全となったうえでの、早期の飛行再開を待ちたいと思います。
――(以下引用)――
平成31年4月2日 (火) 、航空自衛隊三沢基地のT-4中等練習機のエンジンに不具合が発生し、必要な調査を行なうとともに、その間、飛行を見合わせていたところですが、その概要及び今後の対応について以下の通りお知らせいたします。
1 概要
(1)三沢基地所属のT-4中等練習機が離陸後、右エンジンからの異音及び振動を認めたため、速やかに着陸し、点検したところ、エンジン内部の損傷及びエンジン部品の折損を確認。
(2)飛行安全に万全を期すため、T-4中等練習機保有部隊(ブルーインパルス含む)で飛行を見合わせ。
(3)製造会社による調査結果により、エンジン部品の交換が必要なことが判明。
2 今後の対応
エンジン部品の交換等の対策を講じた上で、安全が確認された機体から順次、飛行再開することとします。
また、エンジン部品交換等が必要となることから、T-4中等練習機を使用するブルーインパルスについては、当面の間、展示飛行を中止いたします。
※写真はブルーインパルスのT-4(今回の事故との関連はありません)