先月トム・クルーズがオーストラリアでの記者との会話のなかで
映画『トップガン』の続編制作について準備していることを公式に話したことは、
航空機ファンのなかでも話題となりました。
その続編がどんなストーリーになるのかは気になるところですが、
公開から30年以上が経過した現在も、『トップガン』そのものの人気は根強く、
映像としても、CG全盛のいまの映画と比較してもまったく見劣りすることのない
迫力には、何度観ても引き込まれます。
そしてもう一方の映画の主役ともいえる当時の米海軍の主力戦闘機、
F-14トムキャットの人気も、いまも衰えることはありません。
そんな『トップガン』の映画撮影にも協力した元米海軍RIO(レーダー迎撃士官)、
デイブ“Bio”バラネック氏は、数年前に自身の経験を“TOPGUN DAYS”という本にまとめ
出版していますが、このたび、並木書房から同書の日本語版
『F-14トップガンデイズ』(茂木作太郎訳)が刊行され、
彼の貴重な経験を日本語で読むことができるようになりました。
6月上旬の刊行にもかかわらず、早くも重版が決まったという人気だそうですが、
『航空ファン』8月号では並木書房のご厚意で同書の一部を引用して紹介、
あわせて同書未掲載のカットを含めた
バラネック氏提供の当時の貴重な写真も紹介しています。
なお、バラネック氏の管理するホームページのURLはこちら(英語)。