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トランプ大統領の、北朝鮮への軍事圧力発言が、世界のすべての考え方か?

2017年09月21日 13時00分23秒 | 日記
 昨日の国連総会で、トランプ大統領が初めて演説し、北朝鮮の核開発やミサイル発射を攻撃非難している。

 安倍首相がそれに輪をかけて、北朝鮮を非難している。

 北朝鮮の金正恩元帥が非難されても当然かもしれぬが、一方ではアメリカと対等の立場で交渉するには、核保持国になっておきたいという発想は、イラクなどの独裁体制が米国によって潰されたことが、大きな恐怖感として刷り込まれているともいえる。

 この北朝鮮に、軍事的な圧力をひたすら加える結果がどうなるか、火を見るよりも明らかだ。

 しかも、専守防衛を主体とした自衛隊の防衛力で、果たして今の北朝鮮のミサイル攻撃力に、対応できるだろうか?

 日本の米軍基地だけ北朝鮮が狙い撃ちする訳でもないだろう。日本に50基以上も存在する原子力発電所を攻撃されれば、ひとたまりもなく日本は消滅するだろう。

 本当に北の脅威を感じるのなら、Jアラートを鳴らすよりも、原発内の核燃料を急いで取り出し、核燃料を安全な場所に移動すべきであろう。

 筆者が知る限りでは、そのような動きは一向に感じられない。なぜ意味不明に、鉄道の運行を停止したりするのだろう。

 そして、世界の指導者はどういう考え方なのだろうか?

 果たして、今日のニュースで、ドイツのメルケル首相が、当然のようにトランプ大統領の演説に同意できないと報じられた。

 あくまで対話路線が重要だというのだ。

 トランプ、安倍の軍事圧力路線だけが、世界のすべての考え方ではないと知っておくべきだ。