ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

大正琴の響き!

2007-11-02 07:01:29 | Weblog


昨夜来の雨が明け方雪に変わり,うっすら白いものが大地を覆いました。
冬の到来です。
猿のようにスキーをしていた頃は、
雪を切望いたのですが、
油が高い、物価も高い、金もない、
今となっては,恨めしい?雪になってしまいました。
人とは勝手なものです。
そんな人々の思いに惑うこと無く、
駆け足で晩秋の幕は引かれ、
凍える冬が北の大地に降りて来ます。
『お~~ぃっ』と叫んでも,誰にも聞こえないほどの
広い空間で,人々は暖をとり,肩を寄せ、じ~~っと
春を待ちます。

昨夜は,ニセコ町文化祭第2ラウンド、大正琴の発表でした。
今の大正琴は,楽器にピックアップが付き、アンプを通して
会場一杯に(チャンチャカチャン)が響き渡る仕組みになっています。
アンサンブルの楽譜も沢山出版されていて、4部5部で演奏することも
めずらしくありません。
昨夜も、ニセコのスミレ会の皆様が、一年の練習の成果を余すことなく
発揮されました。音符は全て数字で表現されていますから
非常に入り易く工夫されていますが、
音楽としての表現は、変わりませんので、
曲想を作って行くことが難しい楽器です。
気をつけないと曲が全て一本調子になってしまいます。
私は、汗をかきかき、アクセントとフォルテピアノを
ベースで叩いて行きます。
それでも、会場の皆さんから、『良かったよ』と
声をかけられ、メンバーの皆さんは嬉しそうでした。
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