ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

アコーディオン7

2005-08-17 07:20:47 | Weblog
しばらく雨が降っていません、良い事なのですが、朝は、夜露で、車の窓ガラスも曇っています。

昨年の、KUBO教室の発表会で、はたと気が付いた事がありました、演奏する生徒さんの多くが、自分の周り1.5mくらいの範囲にしか音を響かせていないという、発見でした、これでは思いは伝わりません、音量の大小だけではありませんが、自分の限られた範囲でしか音が響いていないのです。直ぐに気が付いて皆に聞いてみました。多分練習環境が原因だと思いましたので。
 若い人々は、アパ−トやマンションの独り住まいです、上下、左右の住人にいつも気を使い、小さな音で、練習していることがわかりました、カラオケBOXに楽器を持ち込んで、練習している人もいるようですが、普段から思いきった音が出せていませんから、発表会でもどうしても、伸びやかでない『ちまちま』とした演奏になってしまいます。一つの楽器をマスターしようと思うと、現代では、まず、練習環境から考えなければならない非常に困難な時代です。
 
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