色ガラス 2012年03月13日 | その他 山代温泉古総湯の二階の休憩室の色ガラス。明治時代に流行した様式で、金沢の尾山神社や道後温泉本館などにも見られます。当時と同じ手作りの方法で再現した色ガラスの質感が素敵です。ヒノキと色ガラスと拭き漆と九谷焼の取り合わせが妙に近代的な感覚に見えたりします。 ちなみにこの古総湯、入浴方法も明治時代のままです。石鹸、シャンプーなど禁止。もちろんシャワーもカランも洗面器もありません。あるのはかけ湯用の手桶が2個。タオルのみ持ち込みOK。透明ガラスの向こうに見えるのはバリアフリーの総湯。こちらは近代的な設備と手作りの九谷焼タイルが絶妙にバランスしています。