日産名車コレクション 24号の間違い その3

日産名車コレクション24号「日産Be-1」の残念な解説記事。その3。

48ページ。「私は日産のスローガンです。」「クルマを変えていくのは、こんなクルマかもしれない。」というキャッチを冠したCMが、クルマ好きから大注目を集めた。・・のくだりは間違い。
クルマ好きや評論家のみなさんから大ブーイングをくらったというのが正解。それまでクルマに関心のなかった人たちの注目を集めたというのが正しい解釈です。

同じく最下段。「結果的にBe-1にはプレミアがついて市場での取引は200万円台がザラだった。」という表記。ごく一部で投機的な売買が行われたことが話題になったため、新車価格を超える売買が数多く行われたようなイメージになりましたが、決して「ザラ」という状態ではありませんでした。

以上、残念な解説の解説。この記事を担当したライターさんもきっと大嫌いなクルマのうちの１台だったのだと思います。でも仕事だから正確さを・・。

日産名車コレクション 24号の間違い その2

日産名車コレクション24号「日産Be-1」の残念な解説記事。その2。

47ページの裏面。インパネの説明文「オフブラックのカラーでシックに仕立てたインパネ。」
シックという言葉はアウトです。あえていうなら「シンプルに仕立てた」という表現が適切。

同じく「・・・「パイクカー」に仕立てる方針が打ち出された。」
ここは削除すべき。パイクカーという表現はPAO以降。まだパイクのパの字もない時期です。

日産名車コレクション 24号の間違い その１

日産名車コレクション24号「日産Be-1」の残念な解説記事。1/43モデルの右側には早速自作アンテナを取り付けました。

47ページ「B案を担当したのは社外のプロダクトデザイナー。」
正しくは「・・社内のプロダクトデザイナー。」
まだ在籍中の仕事でした。

同じく「・・B案のファーストモデルだった。」
正しくは「・・B案だった。B案にはB1案とB2案があり、そのB1案のほうがBe-1に移行した。」
ファーストモデルという表現は初期モデルっぽい感じ。B1案とB2案は考え方やデザインが全く異なるモデルでした。

日産名車コレクション 24号

日産名車コレクション24号「日産Be-1」が発売されました。国産名車コレクション70号の色違いモデル。今回はトマトレッド。出来は例のごとく良くありません。改修方法は約一年前の2008年9月13日の記事と全く同じ。

さらに今回は解説記事がボロボロ。今回の記事はＯ氏という方が担当。国産名車コレクション70号の記事はＫ氏。今回は誤記が目立ちます。同系列の雑誌なのにＯ氏はＫ氏の記事を読んでいないということ。明らかに勉強不足。残念!! 次回以降解説します。

ススキのバッタ

先日PAOの「バッタもん」を掲載したところ、Be-1の「バッタもん」もあるとの投稿をいただきました。再掲載する気にならないのでコメント欄にリンクされた画像を見てください。絶句です・・。

お口直しに二匹のススキの葉のバッタ。料理に添えられていたものをいただいてきました。捨て難いみごとな日本の伝承技。ちなみに作り方は下記。さっそく練習しよう・・。

http://homepage1.nifty.com/rikashitu/K_susuki_batta.htm

ハイビスカス

暑い夏のイメージの花、ハイビスカス。芙蓉のなかま。芙蓉といえば戦後の財閥再編成で生まれた企業集団の芙蓉グループ(現在のみずほフィナンシャルグループにつながる企業集団)の中に日産コンツェルンが加わっていました。

ナニコレ・パオ

偶然とてもヘンなものを見つけました。ベース車両の選択が間違っています。なにもアルト、しかも歴代の中でもどうだかなあと思うこのアルトにしなくても・・。ビードをつけりゃいいってもんでもないしサイドのウッディ調も最悪の勘違い。チョロＱパオにすら完全に負けています。

見れば見るほど暑苦しいまとめ方。真夏の悪夢。2006年の東京オートサロンに出品されたらしい。フル装備のパーツが80万! おまけにOEMのピノとキャロルでも製作可能とか・・そりゃ基本同じだからできますが。得体の知れない中国のメーカーみたいなものづくりは困ったもの。きちんとレストアされた実車をおすすめします。

熱帯スイレン

アマガエルの視線の先の熱帯スイレン。園芸品種っぽいので名前はわかりません・・。

アマガエル

ここのところ梅雨のような天気が続いています。これは作り物ではなくて本物のアマガエル。仲間だと思ったのか、なぜか逃げません・・。

天ぷら

前出の色絵磁器タイルと同じ作家さんが制作した器。天ぷらは郡上八幡の食品サンプル制作体験工房で作った海老とピーマンとさつまいも。出来立てはリアルだったのですが、保管状態が良くなかったためロウがやや溶け気味。冷暗所での保管が良さそうです。一緒に写っている箸置きにもマグネットが仕込んであります。

タイル

先日オープンしたばかり北陸・山代温泉の新総湯(共同浴場)のタイル。手づくりの九谷焼のタイルが12000枚。これらのいろいろなサイズのタイルの裏側を設計するという珍しい体験をしました。一切表面には出てこない思いっきり地味な仕事です。いつまでも壁面に貼り付いていてくれるでしょうか。

KAGA・旅まちネットブログ　2009年8月3日
http://tabimati.blog79.fc2.com/

梅干と白米

以前制作した「白米と梅干」のポストカード。地元の食材と器と、それらを使っているサービス施設をPRするツール。ご飯の湯気の撮影に苦労しました。テクニックは秘密・・。手づくり・手描きのマグネットは九谷焼。いまや北陸・山代温泉のおみやげの定番。裏面のネオジウム磁石は代用漆を使って接着しています。

食材、器、旅館などの撮影データは下記サイト「加賀・旬の食材ナビ」の「おすすめ食と工芸・夏編」へ。
http://www.kagaworld.or.jp/kougei/shoku/

梅干のマグネット

前回の画像、右側が本物。シワシワの方はマグネットになっています。パオのチョロＱの裏にも磁石をつけてあります。