高齢車に愛を ! 自動車税のグリーン化とは？

毎年恒例の自動車税の季節。24歳のBe-1と22歳のPAOは「環境負荷の大きい自動車」。つまり新車登録から13年を超えているガソリン車に該当します。今でもリッター20km超えの燃費を誇る「環境負荷が大きいとはいえない小さな車」なのに・・です。

強制的に自動車税が10%高。32400円×2台。古いクルマを大切に維持しているのだから安くなってもいいような気がします。メンテナンスも半端じゃありません。せっかく車検制度があるのだから、燃費、排気ガス、重量、排気量、定員数などから総合的に判断して課税できないのでしょうか？　住宅の固定資産税は安くなっていくのにクルマの制度はヘンです。築100年の家の固定資産税が高くなったらどうしますか？　今の無茶苦茶な政権なら「ヴィンテージ税」を導入するかも・・。

「新しいクルマに買い替えろ」という政策は本当にグリーン化といえるのでしょうか？　新車製造にかかる負荷の方がはるかに大きいと思います。「地デジ推進のため古いテレビを買い替えろ」という一方的な制度とよく似ているような気がします。ちなみに今年、自動車税のグリーン化で税金が安くなるのは平成22年4月～23年3月の間に新車登録された車だけ。