BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

エクアドルの伝統料理 HCJB (1995年)

2014-11-15 | 海外局ベリカード
エクアドル・キトーからのHCJB「アンデスの声」日本語放送を聴いて、1995年にいただいたベリカードです。

この年のカードは、エクアドル自慢の伝統料理が取り上げられています。
聞いたことがない名前の料理ばかりですし、もちろん食べたことがありません。

「エンパナーダ・デ・モロチョ」(Empanada de Morocho)です。


トウモロコシ粉や小麦粉などで作る、具入りのパンです。肉、マメ、ジャガイモ、タマネギ、オリーブ、ゆで卵などをはさんで揚げ、仕上げに砂糖を塗ることもあるようです。

「ファネスカ」(Fanesca)です。


イースターのセマナサンタ(聖週間)は、肉を食べないという習慣なのだそうです。それは処刑されたキリストの肉体と関係しているのでしょう。その代わりに食べるのが、コーン、豆、魚、卵などが入ったスープです。

カード右上の写真は、セマナサンタの時のパレードのようです。 

「ジャピンガチョス」(Liapingachos)です。


ジャガイモをペースト状にして、形にし、焼いたものだそうです。

「セビチェ」(Ceviche)です。


エビや魚介類を入れた、トマトスープのような感じです。

「フルーツジュース」 (Fruit juice)です。


オレンジ、パイナップル、バナナ、トマトと、いろんな果物ジュースがあるようです。

「グアグア・デ・パン」(Guaguas de pan)です。ケチュア語で、赤ちゃんパン。


11月2日は「死者の日」(Día de los Difuntos) お墓へお参りし、ごちそうを分け合って、死者の魂と会話したりする、日本でいうところのお盆のような日で、先住民の風習とスペインから持ち込まれた風習が融合してできたお祭り日だそうです。
この日に、赤ちゃんを模ったパンを食べ、コラーダ・モラーダ(とろみのついたイチゴやブラックベリーのジュース)を 飲むのが慣わしだそうです。それは、赤ちゃんの涙が、悲しみと死者の生まれ変わりへの期待を表わしている、ということのようです。

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「Radio Korea International」から「KBS WORLD Radio」に  (2005年)

2014-11-14 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国インターナショナル」の日本語放送を聴いて、2005年にいただいたベリカードです。

雪景色の「昌徳宮の後苑」です。


正宮である景福宮に対する離宮として建てられた、昌徳宮の北側に位置する李朝時代の王朝庭園である後苑は、秘苑とも呼ばれているそうです。

韓国語のベリカードもあります。最後のRKI表記です。


2005年3月3日より、局名「Radio Korea International」が、「KBS WORLD Radio」に変更になりました。

「KBS WORLD Radio」の表記がある最初のカードです。

日本海にある島、「独島」(トクト)です。日本名は「竹島」


写真で見ると、岩礁を大きくしたような島ですが、日本と韓国、近ごろは北朝鮮がそれぞれ領有権を主張しています。第三国では中立的立場から「リアンクール岩礁」などと呼ばれているそうです。

写真説明には、この島は、鬱陵(うつりょう)島からは92kmで、隠岐の島からは160kmと離れていて、ずっと遠いとしています。遠近の問題ではないと思いますが、韓国により近いと言いたいようです。

英語のベリカードもあります。


KBSもベリカードで取り上げているのですから、NHKでも「竹島」を同じようにベリカードにしたらと思うのですが。また、韓国では、切手にも何度か独島が題材になって発行されていますが、(北朝鮮も今年9月に発行) 日本の切手には、まだ、取り上げられていません。外交上の問題を起こす可能性があるとして、及び腰のようです。

「金剛山」(クムガンサン)です。
北朝鮮にある山です。

表面です。
アナウンサーのキャラクターマークのスタンプが用意され、カラフルになっています。

「日本語放送開始50周年」記念カードです。


スタッフと出演者の写真が並べられています。なぜか、山田耕嗣さんの顔写真も使われています。

かなり前の、1989年頃の日本語部全員集合の写真も出てきましたので、あわせて紹介します。



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伝統楽器 ラジオ韓国 (2004年)

2014-11-13 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国インターナショナル」の日本語放送を聴いて、2004年にいただいたベリカードです。

まずは、RKIの日本語長寿番組「玄界灘に立つ虹」の「1万1千回放送記念カード」です。


1965年9月2日~2004年1月14日で、この時点で38年間続いています。

表面は、こんな感じです。

日本語アナウンサーが勢ぞろいしている写真が下の方に載っていますので、拡大してみました。
が、小さいです。


このままでは大きくならないようなので、ちょっといじってみました。



伝統楽器の「アゼン」(牙筝)です。


桐と栗の木で造った筒に張った弦を、弓でひいて音を出す弦楽器で、一番低い音域を受け持つそうです。
カヤグム(伽耶琴)という楽器にも似ていますが。

「KTX高速鉄道」の先頭車両の写真です。


KTX (Korea Train eXpress) は、フランスのTGVの技術を導入した韓国の高速鉄道で、2004年4月に開通しました。

「ヘグム」(胡弓)? のようです。

カードには、写真の楽器の説明がありません。

「テグム」(横笛)です。

横笛では、大きい順に、テグム、チュングム、ソグムがあるようです。

「伝統楽器の演奏風景」です。


左から、カヤグム(十二弦琴)、テグム(横笛)、ヘグム(胡弓)、コムンゴ(七弦琴)を演奏しています。

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韓国の工芸品 ラジオ韓国 (2003年)

2014-11-12 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国インターナショナル」の日本語放送を聴いて、2003年にいただいたベリカードです。

韓国の工芸品が、採り上げられています。

「飾り紐」(メドゥプ)です。

組み紐に、房を付けたり、飾り物を付けたりと、手作業で細かくつくられているようです。
組み紐の横に置かれた、アヒルの形をしたものは、何でしょうか。

「伝統刺繍」です。

女性の衣服の一部分に使われているようです。
鮮やかな色の糸で、布や服に絵や文字、柄などを彩る伝統の工芸です。

この写真のベリは、日本語以外に、韓国語の文面のカードもいただきましたので、並べてみました。


「高麗青磁」の瓶です。

10世紀以降の高麗時代に製作された、青磁釉を施した朝鮮を代表する磁器です。

「華厳寺本殿の扉の窓格子」ということです。


木彫りの花模様や、取手の金属加工が美しいです。
華厳寺は、全羅南道求礼郡に位置する智異山の麓にある、仏教曹渓宗のお寺です。

RKIの「開局50周年記念カード」です。


青色部分が二つ折りになっていて、円型に穴が開いていますので、下の黄色地に印刷された、50 yearsのロゴが見えるようになっています。

裏面です。

受信日時欄はブランクです。

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W杯・アジア競技・南北統一大会 ラジオ韓国  (2002年)

2014-11-11 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国インターナショナル」の日本語放送を聴いて、2002年にいただいたベリカードです。

この年は、「ワールドカップサッカー大会」「アジア競技大会」「南北統一親善サッカー大会」と、いくつかのスポーツ大会が韓国で開催されましたので、それらが採り上げられています。

ソウル市の中央部を流れる、漢江(ハンガン)の「記念噴水」です。

「第17回FIFAワールドカップサッカー大会」の記念イベントの1つとして、台船の上に造られた202mの大噴水と回りの21の小噴水です。2002年・21世紀を象徴しているそうです。

これも、ワールドカップサッカー大会を記念して、ソウル市庁前ロータリーに設置された、「サッカーボールを模ったモニュメント」です。


W杯史上初の、日本と韓国での共同開催となったサッカー大会は、5月31日~6月30日にかけて、32カ国代表が参加し、日韓それぞれ10カ所、計20都市で64試合が行われました。

釜山(プサン)で開催の「第14回アジア競技大会」のポスターが、ベリカードになっています。
ところで、プサンの英語表記はPusanと思っていましたが、Busanと書かれています。


変な人物の顔は、伝統的な韓国の仮面劇での、下男(マルトギ)の面です。
両班(貴族階級)や権力階級を諷刺する役目を、舞台上で演じるのだそうです。

アジア競技大会は、9月29日〜10月14日に開催されました。
大会には、北朝鮮の選手団668人も参加。ただ、人気が集中したのは、もっぱら北朝鮮選手を励ます美女応援団だったようです。

「南北統一親善サッカー大会」は、9月7日にソウルのワールドカップスタジアムで開催されました。


南北スポーツ交流の1つとして、国名ではなく、南側 対 北側で戦われました。

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「台北国際放送」から「台湾国際放送」に RTI (2003-2004年)

2014-11-10 | 海外局ベリカード
RTIの日本語放送を聴いて、2003年後半から2004年にいただいたベリカードです。

さて、2003年7月に、これまで使われていた「台北国際放送」(Radio Taipei International)から「台湾国際放送」(Radio Taiwan International)に局名が変わりました。中国語の局名表示は「中央広播電台・来自台湾的声音」です。

ちょうど、「中央放送局創設75周年」にもあたっていたようで、記念のベリカードが発行されました。
デザインは、ブラジルのリスナーの作品が採用されています。


普段なら、ベリカードは中国語と英語のみの表記なのですが、両面とも日本語表記になっていますので、日本語放送専用カードが作られたようです。

その後のカードです。

「イカの天日干し」の様子です。


台湾でも、スルメやさきイカにして食べるのでしょう。

台北の「華西街・観光夜市」です。


台北で初めて設けられた、観光客向けのナイトマーケットということです。

台湾の指人形劇・「布袋戲(ポテヒ)」に使う人形です。

布袋劇は、簡単な舞台装置と音楽伴奏による上演で、台湾の民間娯楽として親しまれてきました。
今では、三国志などをアレンジしたストーリーや連続ドラマ仕立てなど、派手な内容の布袋劇がテレビでも放映され、若い人々にも人気があるようです。

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台湾風景 台北国際放送 (2003年)

2014-11-09 | 海外局ベリカード
RTI「台北国際放送」の日本語放送を聴いて、2003年の前半にいただいたベリカードです。
台湾の風景写真になっています。

台北の「西門町」の夜景です。

西門町は、台北市万華区に位置する商業地区で、ショッピングセンター街。日本でいう、原宿や渋谷のようなところで、若者ファッションなどの情報発信地ともなっているようです。

台北の「林家花園」(林本源園邸)です。

台北県板橋市にあり、中国大陸から台湾に移り住んだ林一族が大富豪となり、清朝時代に建てた豪邸群と大庭園で、歴史の変遷を経て規模は小さくなりましたが、現在は史跡公園となっています。

美濃にある「客家の村」です。

台南の東、約20kmに位置する美濃。主に漢族である客家人が住んでいる地域です。
写真には、現代的な建物が写っていて、それらしさは感じられません。今は民俗村になっているようで、客家の民芸品工房、伝統食レストラン、土産物店などがそろっているらしいです。

さて、これまで局名を、「台北国際之声」(台北国際放送)と言ってきたのですが、このシリーズのカードから、局名表示は「中央広播電台・来自台湾的声音」(中央放送局・台湾からの声)に変わりました。
どうやら、これが中国語での局名のようです。


そして、この年7月には「Radio Taiwan International」 日本語では「台湾国際放送」に改称されました。(略称については、ちょうど前と同じRTIになり、そのままです)

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中国の工芸品 (2) 台北国際放送 (2002-2003年)

2014-11-08 | 海外局ベリカード
RTI「台北国際放送」の日本語放送を聴いて、2002-2003年にいただいたベリカードです。

昨日取り上げた、工芸品の続きですが、皇帝など高貴な人々の持ち物と思われる品々です。

半貴石がちりばめられている、女性用の「頭飾り」のようです。

象嵌細工の「装飾時計」です。


これも女性用のようですが、腕時計のベルト形状ではないので、どのように使ったのでしょうか。
下の方は2つありますが、2つ必要としていた訳は?

「皇帝の冠」です。

冠というか、帽子なのかも。

当時は貴重だったと思われる、真珠が飾りに使われています。

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中国の工芸品 (1) 台北国際放送 (2002年)

2014-11-07 | 海外局ベリカード
RTI「台北国際放送」の日本語放送を聴いて、2002年にいただいたベリカードです。
近世につくられた、中国の工芸品が採り上げられています。

赤色で、鳥や獅子? の絵柄が描かれた小瓶は、「嗅ぎタバコ入れ」です。


嗅ぎタバコ(スナッフ)は、どんなのかよく知りませんが、ごく少量の粉状のタバコを鼻に吸い込み、その後、鼻をつまんで粘膜に擦り込み、香りを楽しむもののようです。

17世紀初めの明代に、ヨーロッパから中国に伝わった嗅ぎタバコは、中国宮廷でも流行。その容器は、高さ6〜8㎝程度の大きさで、鼻煙壺(びえんこ・スナッフボトル)と呼ばれています。
ガラス・金属・陶器製があり、それらの中には、細かい装飾がされているものがあります。

もう1つは、壷の内側から精緻な絵、山麓の農村風景が描かれた、「鼻煙壺」です。

花柄の「急須」です。フタは、ボタンの花をあしらっているようです。


幾人かの僧侶の姿が描かれている、細かい文様の色鮮やかな「花瓶」です。


山水風景画が描かれた「皿」です。

あと、続きは、明日に。

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アナウンサーの集合写真  台北国際放送 (2001年)

2014-11-06 | 海外局ベリカード
RTI「台北国際放送」の日本語放送を聴いて、2001年にいただいたベリカードです。

かつてのVOFC時代や、RTIの日本語部アナウンサーらが集合した写真です。
日本語放送が開始されて50周年にあたるため、記念に発行されたようです。


卓菁湖課長を中心に、稲川英雄さんの顔も見えます。現・台湾国際放送の王淑卿課長は右端の方に写っています。

もう1枚、集合写真のベリカードがあります。

背景や、写っている人物は少し違いますが、同じ日に撮られたのでしょう。

台湾の寺院の写真です。

中部の南投県にある「南投義女廟」です。


南投の埔里地区にある廟で、この地方で高名な女性「天水夫人」が祭られています。

台湾南西部の雲林県にある「北港朝天宮」です。

台湾の媽祖(まそ)廟の総本山と言われています。
媽祖は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神です。


それにしても、お寺の屋根には、色とりどりの様々な形の装飾物が乗せられています。

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スタッフの集合写真 中国国際放送 (2002-2003年)

2014-11-05 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」の日本語放送を聴いて、2002-2003年にいただいたベリカードで、一昨日、昨日に取り上げた中国の世界遺産風景以外のものです。

牡丹(ボタン)の花のカードです。

牡丹の原産地は中国西北部で、唐の時代より「花の王」として、中国では他のどの花よりも愛好されるようになったのだそうです。

チベット・ラサにあるトゥルナン寺(大昭寺・ジョカン寺)です。

7世紀中頃に建てられた寺で、チベット仏教徒の巡礼地でもあり、門前では五体投地で祈る熱心な人々を多く見ることができるということです。


カードの写真は、屋根に置かれている、マニ車風の法輪や2頭の鹿の黄金の飾りです。

さて、ベリカード以外では、2003年用のカレンダーをいただきました。
ハガキサイズで、CRI日本語部? のアナウンサーやスタッフが集合した写真入りです。

(写真部分を拡大しました)

2種類あり、もう1つは4人だけが写っています。

このようなカレンダーは、毎年作られているのかどうかわかりませんが、いただいたのは、この年だけです。

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中国の世界遺産風景 (2) 中国国際放送 (2001-2003年)

2014-11-04 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」の日本語放送を聴いて、2001-2003年にいただいた“世界遺産”風景のベリカードの続きです。

7番は、湖南省・張家界に位置している「武陵源」(ぶりょうげん)です。


高さ200~350mの細くて長い巨大な石柱が立ち並んでいる絶景で知られています。写真は、石柱間が切れずに繋がっている「天下第一橋」と言われている場所のようです。

8番は、湖北省十堰市にある「武当山」の古建築群です。

山間の建物は、道教寺院です。漢代以来、道教の聖地となり、険しい山々が連なる霧深い谷は、道士(道教修行者)の修行の場となっているようです。

この後は、番号が飛びまして、

11番は、江西省九江市にある「廬山」(ろざん)です。


標高1,474mで、峰々が作る風景の雄大さ、険しさ、奇絶さ、が古来より有名で、歴代皇帝や多くの詩人が訪れた名山として知られています。

13番は、江蘇省蘇州にある「留園」です。

中国四大名園の1つと言われています。
明代に造られて東園と言い、清代には、劉恕という人が拡張工事をし、劉園と呼ばれていましたが、劉と留の発音が同じなので、その後、留園となったそうです。
奇妙な形の岩は太湖石で、長年、石灰岩が太湖の水によって浸食された結果、多くの穴が開いて複雑な形をしています。この高さ6.5mの太湖石は、冠雲峰という名が付けられています。


16番は、北京の「故宮」です。

紫禁城(しきんじょう)としても知られています。明の永楽帝が、南京から北京に都を移す際、1406年に改築して以来、清朝滅亡まで皇帝の宮殿として使われてきました。

17番は、四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県の「黄龍」です。


黄色いカルスト岩で覆われている景観が、金色の龍が岷山の生い茂る木々の間を曲がって登っているように見えるため、そう名づけられました。石灰岩で出来た大小さまざまの棚田状になった池が連なっています。
黄龍は、九寨溝に近く、共に世界遺産として登録されています。

20番は、北京の「頤和園」(いわえん)です。


北京から15キロ離れた海淀区に位置していて、清代の乾隆年間に造成され、昆明湖と万寿山を生かした自然山水園となっています。
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中国の世界遺産風景 (1) 中国国際放送 (2001-2003年)

2014-11-03 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」の日本語放送を聴いて、2001-2003年にいただいた中国の風景のベリカードです。

アトランダムにいただいたカードですが、数字が振られていますので、何なのかと考えてみたら、中国の“世界遺産”を取り上げているようで、順番に従って並べてみました。

1番は、陝西省・西安にある、秦の始皇帝陵の「兵馬俑」です。

兵の像の数は8,000体とも。1987年に、万里の長城、北京原人遺跡、莫高窟、故宮とともに世界遺産に登録されました。

2番は、北京原人の復元像と、その骨が発見された「周口店洞窟」です。


北京から南西へ約50km離れた周口店・竜骨山の洞窟において、1929年に発見された頭蓋骨が、50~20万年前の猿人に次ぐ化石人類、と言われている「北京原人」です。

3番は、甘粛省・敦煌の「莫高窟」(ばっこうくつ)です。

鳴沙山の断崖に掘られた石窟で、4~14世紀に造営され、約490窟が現存する仏教遺跡です。鮮やかな壁画や仏像が残っています。

4番は、山東省・泰安市にある「泰山」(たいざん)です。

主峰の玉皇頂は1,545m、頂上までは石段が整備されているようです。

古来から、ここで「封禅の儀」が行われ、紀元前219年に秦の始皇帝も中国統一の功績を天帝に報告したと言われています。漢の武帝、唐の太宗、宋の太祖から明清時代まで、中国各時代の王や皇帝が山に登って天に祈祷したり,多くの文人墨客が訪れたりしています。

5番は、安徽省にある「黄山」です。

72峰からなる山々が連なり、切り立った岩壁の割れ目に松の木が根を張って、独特の景観を作り出しています。
深山幽谷は、山水画のモチーフにもなり、多くの中国美術作品が生み出されました。

6番は、四川省にある「九寒溝」(きゅうさいこう)です。


「溝」は谷や峡谷を指し、その谷間に9つのチベット族の村があることから「九寨溝」と名づけられたようです。
標高4,000m級の高山と原始林地帯で、大小100あまりの湖と渓流、滝が延べ50kmにもわたり連なっているところです。

カードの写真は、九寒溝で最も広い湖「長海」のようです。

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10月の海外日本語局のベリカード (CRI IRIB VOK RB)

2014-11-02 | 海外局ベリカード
10月にいただいた、海外の日本語局からのベリカードです。

CRI「中国国際放送」のベリカードは、「美しいチベット・シリーズ」で、「サムイエ寺」の写真です。


チベットで最初の「仏殿 、経典、僧侶」(三宝)がそろった、8世紀に建立された仏教寺院です。ニンマ派の総本山として、境内の配置が仏教の説く宇宙観を現した 立体曼陀羅になっていて、中心には黄金の塔を持つウツェ大殿といくつかのストゥーパが配置されています。

CRIの10月上旬のE-ベリも「サムイエ寺」です。

中旬のE-ベリは、「青朴(チンプー)修行地」です。

サムイエ寺の東北約7km離れた、納瑞山の中腹に設けられた石造りの小屋に、250人以上の修行僧が生活するといいます。108か所の修行洞窟、108か所の鳥葬台、108か所の泉があるそうです。チベット仏教僧の修行地として、有名な場所のようです。

IRIB「イランイスラム共和国放送」ラジオ日本語からいただいたカードです。

写真説明では、キャシャーンにあるタバタバ邸宅です。

イスファハンのザーヤンデ川に架かるハージュー橋の夜景です。


1666年に完成した長さは約130mの橋は、2階建て造りになっていて、夜になると灯りで内部が浮かび上がるようになっています。

「チョソンの声」からです。

前にいただいたのと同じ、山のお寺の写真で、表面はドイツ語の文面です。

「リーチ・ビヨンド」(HCJBオーストラリア)のカードです。

関東地区と東北地区で催された、「HCJBリスナーの集い」に参加された方々の記念写真になっています。

さて、10月26日から冬スケジュールとなり、周波数が変更になっていたりします。
HCJBオーストラリアの朝の放送も17760kHzに変わりました。
(新周波数の状態はどんなのかと、今朝の放送を聴きましたが、2秒ほどの音声が断続的に流れるだけでした。送信設備に異常があるようで、送信所も無人なので、対応ができないようです)

また、10月1日から、アメリカ・マイアミのWRMIの日本語放送が始まっていますが、残念ながら、良い状態で聴くことが出来ていません。

さらに、本日から、グアムのKTWRから日本語アナログ放送が夜9時15分から9975kHzで始まりました。日曜日のみの30分間番組で、受信状態はたいへん良好でした。

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10月の海外局のベリカード (RRI)

2014-11-01 | 海外局ベリカード
10月中にいただいた海外局からのベリカードです。

先々月から、地域体育祭や地元神社の大祭など秋のイベントで、その準備と本番、その後の飲み会…と、公私あわただしく、あまりラジオの前に座ることがなかったので、紹介する海外局は1局です。

RRI「ラジオ・ルーマニア・インターナショナル」からのカードです。

8月のが、ルーマニア北西部・トランシルヴァニア地方フネドアラにある「フニャド城」の写真です。


1307年に建築され、ドラキュラ公として有名なワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)が7年間も幽閉されていた城としても知られています。

9月のカードは、「ペリショール城」です。


中央部のシナヤ(シナイア)にある城で、木組み造りが中世のドイツ風です。初代ルーマニア国王カロル1世が、1902年に狩猟用として建てたそうです。
この町には、夏の離宮として建てられた「ペレシュ城」もあります。今年1月のベリカードに採り上げられています。

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