BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

韓国の人物 (2) KBS World Radio (2008年)

2014-11-30 | 海外局ベリカード
「KBSワールドラジオ」からいただいた、2008年のベリカードです。

韓国初の女性宇宙飛行士(?)となった、「イ・ソヨン(李素妍)」さんです。


2008年4月8日、イさんと2人のロシア人宇宙飛行士が搭乗したソユーズTMA-12が打ち上げられ、10日、ISS(国際宇宙ステーション)とのドッキングに成功しました。

ただ、実際は、韓国人を搭乗者とする宇宙飛行計画として、ロシアが持つISSへの商業旅行枠を韓国政府が購入しての滞在であり、費用を自費負担した最初の「宇宙旅行者、または宇宙飛行関係者」として扱われるようです。

サッカー韓国代表の「パク・チソン(朴智星) 選手」です。

2000年頃には、Jリーグの「京都パープルサンガ」にも所属していました。FIFAワールドカップには3度出場し、アジア人として初となる、2002年のポルトガル戦、2006年のフランス戦、その後、2010年のギリシャ戦と、3大会連続ゴールを決めました。

付けられたあだ名は、「酸素タンク」だそうで、この写真は、イングランドのプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド時のものです。

北京オリンピックの、女子重量挙げの金メダリスト「チャン・ミラン(張美蘭)選手」です。


オリンピックには、75キロ超級で3回出場し、金メダル1個、アテネ大会で銀メダル1個を獲得しました。
世界選手権では4連覇を果たし、「地球最強の力持ち女子」「女性ヘラクレス」とも言われましたが、昨年、引退したようです。
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韓国の人物 KBS World Radio (2007年)

2014-11-29 | 海外局ベリカード
「KBSワールドラジオ」からいただいた、2007年のベリカードです。

ストリートで、「ブレイク・ダンスをする少年」です。

ソウルの繁華街なのでしょうか。観客が取り巻いています。
韓国では、こうした少年たちを、通称B-BOYと呼んでいました。

済州島の「城山日出峰」(ソンサン・イルチュルボン)です。

10万年前の海底噴火によってできたと言われる巨大な岩山で、噴火口を岩峰が取り囲んでいて、その内側は3万坪の広大な草原になっています。
毎年、元旦には、ここで初日の出を見ようと、多くの人々が集まってくるようです。

2007年10月2日に行われた「第2回南北首脳会談」の記念写真です。

北朝鮮の平壌を訪問した、ノ・ムヒョン(盧武鉉)大統領とキム・ジョンイル(金正日)総書記が、握手している手を挙げているシーンです。首脳会談の割には、閉められたカーテンの前という背景も、地味な感じです。

女子フィギュアスケートの「キム・ヨナ(金姸兒)選手」です。 

5歳でスケートを始めたそうで、2003年韓国選手権で史上最年少・12歳での優勝を果たし、その後、世界ジュニア選手権でも優勝し、注目を浴びました。
この時期、世界選手権の総合順位は3位でしたが、2010年のバンクーバー・オリンピックでは、金メダルを獲得しました。

女子フィギュアスケートのトップ争いは、日本の浅田真央か、韓国のキム・ヨナか… 2人は、同い年でもあり、いい意味でライバル視され、多くの人々の注目を集めました。

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韓国の風景 KBS World Radio (2006年)

2014-11-28 | 海外局ベリカード
「KBSワールドラジオ」からいただいた、2006年のベリカードです。

ソウルの南山にある「Nソウルタワー」の夜景です。

海抜243mの南山の頂上付近に立つ、高さ236mのタワー。

1969年に、テレビやラジオの電波を送信する韓国初の電波塔として誕生し、現在も全国約50%の世帯が、このタワーを通して視聴しているそうです。
最上階は、回転展望レストランになっています。

「仁川国際空港ターミナル」です。

「アジアのハブ空港」を目指す政府の肝いりで、干潟を埋め立てて造成され、2001年3月29日に国際空港として開港しました。
日本の地方空港からの国際線各都市への乗り継ぎ空港として、よく利用されているようです。

カラフルで独特の衣装をまとった「特寿宮(トクスグン)の王宮守門軍」です。


特寿宮は、19世紀後半に高宗により、王の邸宅・正宮として整備されたそうです。
大漢門前では、門の開閉や警備、巡回業務などを担った守門軍(守門将)の儀式を再現した交代式が、1日3回行われていて、観光スポットになっているようです。

江原道にある「平昌(ピョンチャン)郡のスキー場です。
2018年の、第23回冬季オリンピック開催地になっています。


このカード発行時には、すでに、冬季オリンピック候補地として立候補していたようで、その表示があります。

韓国で一番古いスキー場の、竜平(ヨンピョン)スキーリゾートには、3,742m長の8人乗りのゴンドラが頂上まで運行しているようです。ドラマ「冬のソナタ」のロケ地になりました。

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台湾の鳥 台湾国際放送 (2008年)

2014-11-27 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」日本語放送を聴いて、2008年にいただいたベリカードです。

台湾にいる鳥シリーズになっています。

ベリカードに書かれている鳥の英語名と台湾語名を、まず、書きましたが、これだとどんな鳥かよくわからないので、ネットで和名も調べてみましたが、正確なのかどうか、自信はありません。

「Formosan Whistling Thrush」(台灣紫嘯鶇)です。
「オオルリチョウ」(大瑠璃鳥)とも。


青い羽根、赤目の鳥で、スズメ目ヒタキ科に属する、全長約30cmの大型のツグミです。
ヒタキもツグミも良く知らないので、同じような仲間だと思ってしまうのですが、「骨格が違う」ようです。
説明文には、“自転車の急ブレーキをかけたような、甲高い声を出す”と書かれています。おもしろい表現です。

「Formosan Blue Magpie」(臺灣藍鵲)です。
「ヤマムスメ」という日本語の名前が付いている鳥です。


渓谷に生息し、青色の羽根にピンクの嘴と黒い頭部、青い長い尾羽根が特徴です。
その綺麗な姿により、台湾の人々に「山娘」と呼ばれて親しまれてきたようで、日本の統治が始まってから「山娘」をそのまま訓読みしたのが、この鳥の別名となったそうです。

スズメ目カラス科の鳥で、「タイワンアオカササギ」を意味する「臺灣藍鵲」と書き、台湾固有種であり、台湾の国鳥になっています。

「Formosan Laughing Thrush」(臺灣噪眉)です。


「キンバネガビチョウ」(金羽画眉鳥)なのか、「キンバネホイビイ」(金翼白眉)なのか。
2,000m級の高い山に住む、台湾固有種のようです。

「Formosan Yuhina」(冠羽画眉)です。
「カンムリチメドリ」(冠知目鳥)のようです。

 
スズメ目チメドリ科で、1,000~2,500m の高山に生息し、冬は低地に移動する台湾固有種で、“to meet you, to meet you” と鳴くのだそうです。

「Formosan Yellow Tit」(臺灣黄山雀)です。


希少種の「タイワン・キバラシジュウカラ」(黄腹四十雀)で、スズメ目シジュウカラ科の鳥のようです。

「Collared Bush Robin」(栗背林鴝)です。


「アリサンヒタキ」(阿里山鶲)とも言うようで、阿里山の名前が付いていますが、その山周辺にだけ住んでいるのではなさそうです。
スズメ目ヒタキ科で、山岳地帯に生息しているようです。

「Swinhoe's Pheasant」(藍腹鷴)です。
「サンケイ」(山鶏)です。


キジ目キジ科の鳥で、台湾で一番美しい鳥と言われています。

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台湾新幹線 台湾国際放送 (2007年)

2014-11-26 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」日本語放送を聴いて、2007年にいただいたベリカードです。

「台湾高速鉄道」台湾新幹線の先頭車両の写真です。

台湾の車両は、日本の新幹線700系の改良型の700T型です。

走行中の列車です。

台北と高雄とを結ぶ「台湾高速鉄道」の開業は、2007年1月5日で、当初は板橋-左営駅間でした。営業最高速度は300kmで、新幹線車両技術を輸出・現地導入した初めてのケースとなりました。

現在は、台北-左営駅間で営業。最終的には、北は台北の南港駅と、南は高雄駅までの予定だそうです。

ところで、この年は、昨日取り上げた「布袋戯シリーズ」で、写真と説明文が入った横長(縦長)の大型のベリカードですが、この台湾新幹線のカードは、写真だけの普通サイズになっています。新幹線開業に合わせて、記念の意味で発行されたのでしょう。

このほか、RTIからベリカードではありませんが、同じような様式で「The best connection to Taiwan」という文字が入った写真カード(ハガキ)をいただきましたので、それも紹介します。

竹ひごを編んで、ちょうちんを作っているところです。

台南の観霧・国家森林遊楽区の風景で、年中、霧に包まれていることが多いために付けられた地名だそうで、奇峰と言われる「大覇尖山」があります。


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布袋戯 台湾国際放送 (2007年)

2014-11-25 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」日本語放送を聴いて、2006年にいただいたベリカードです。
台湾の伝統人形劇「布袋戯」(プータイシー・閩南語ポテヒ)を採り上げたシリーズになっています。

中国の伝統演劇は、京劇のように人間が演じるもの以外に、影絵、糸操り、指人形劇などがあり、台湾では、人間が演じる歌仔戯(かざいげき)、客家戯など、人形劇では、指人形の布袋戯、糸操りの傀儡戯などが知られています。

とくに、袋状になった胴体に片手を入れで、指で人形を動かす「布袋戯」(掌中戯)は、福建文化圏で演じられてきて、福建地域からの移民と共に台湾に持ち込まれて以来、今日まで発展してきました。

台湾で、たいへん人気のある布袋戯ですので、これまでもよくRTIのベリカードの題材として、採り上げられてきました。

まずは、「道化役」の丑(チョウ)の人形のカードで、背景にあるのは、布袋戯の台本です。


丑が登場する演目では、中国版ロメオとジュリエットと言われる「梁祝(リャンチュウ)伝説」=梁山伯と祝英台の愛情物語(Story of butterfly loversとも)があります。

このストーリーは、「若い娘の祝英台は、教育を受けるため、やむなく男装して杭州の学校に入り、梁山伯と義兄弟になる。政略結婚のため故郷に戻された祝英台を訪ねた梁山伯は、義兄弟が女性と知り、さらに彼女と結婚できない辛さから病死。祝英台の結婚行列が、梁山伯の墓前まで来ると、雷鳴とともに墓が割れ、彼女はその中に飛び込む。嵐が止むと、一対の蝶が舞っていた」というもの。

2枚目は、中国古代の4大民間伝説のもう1つとされている、「白蛇伝」の舞台です。


人間と妖怪の恋愛話で、白蛇の化身である女性が、人間の男性と恋に落ち夫婦となりますが、その後、正体が知られ退治されるというストーリーですが、最後はハッピーエンドに。
端午の節句にからんでいる話から、魔よけとして、この時期に演じられることが多いようです。

3枚目は、刀と三又の矛での果し合い、2人の武人の決闘場面です。

布袋戯は、セリフを言って人形を操作する演技者の他に、太鼓、ドラ、胡弓、チャルメラ、横笛などを伴奏する楽隊もいて、ここは日本のチャンバラ劇のようなクライマックスシーンなので、盛り上がる見せ場でしょう。

劇の上演空間は、もともと小さいものなので、地方ではトラックの荷台に積まれた舞台で、ちょっとした廟の広場で、劇場内の豪華セット舞台で、と様々な場所で行われてきたようです。

4枚目は、三国志の英雄である関羽の人形を持つ、「小西園掌中劇団」を率いる団長・許王さんで、5歳から始めて、この道一筋だそうです。


小西園は、1913年に創設。代々親から子へと受け継がれ、「一人口白、雙手撐偶、木頭雕刻」(台詞は一人、両手で操作、人形頭部は木製)を継承し、守り続けています。
台湾では、「亦宛然」「小西園」「新興閣」「五州園」の4つの劇団が著名なようです。

1960年代からは、テレビによる布袋戯放送が始まりました。
「五州園」の第2代目・黄俊雄さんが生みだした「雲洲大儒侠」という番組は、97%という驚異的視聴率を記録したそうで、あまりの人気のため、社会生活を阻害するとまで言われるほど、大きな影響を与えました。

1980年代に登場した娯楽路線の劇が、「霹靂(へきれき)奇象」(Pili・ピリ)です。


すでに現在、50シリーズ以上、1千話を超え、今もなお制作され続けられている長寿番組で、DVD化もされています。

武侠物をメインに、ファンタジーとSF、ついでにホラーとスプラッターあり、と言ったところに人気があるようです。黃文擇・黃強華さん兄弟が成功させた新時代人形劇です。

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台湾の伝統行事 台湾国際放送 (2006年)

2014-11-24 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」日本語放送を聴いて、2006年にいただいたベリカードで、台湾の伝統行事が採り上げられています。

まずは、台南県・鹽水(イエンシュイ)の「ランタン祭の花火(蜂炮)」です。

旧正月の後の最初の満月に当たる日(小正月)は、「元宵節」と呼ばれ、台湾各地で、「ランタン・フェスティバル」が行われます。幻想的な「天燈上げ」(ランタン飛ばし)や花火の打ち上げがあり、その中でも、一番過激として知られているのが、「鹽水蜂炮」です。


蜂炮(ロケット花火)が飛び交う激しいお祭りで、元は疫病払いの祈願のために爆竹を鳴らしながら歩いたのが起源だとか。
焦げても大丈夫な服装と、フルフェイスヘルメットなどは、欠かせないようです。

台北の「孔子廟の祭」です。

9月28日は孔子の誕生日。台北など40カ所余りの孔子廟がある台湾では、毎年この日に伝統的な儀式「釈奠祭(せきてんさい)」が行われます。

キジ?の羽を使って扮装をした、子たちによる「八佾の舞」(8人ずつ8列の豪華な天子専用の舞)の踊りや歌なども、孔子に奉納されます。


夜中、地上高く組み上げられた棚に向かって、人々が登っています。さらに、棚の上には、細長く編み上げられた塔のようなものが置かれています。

台湾の奇祭・宜蘭県頭城の「搶孤(チャングー)」です。

中元節(お盆)の行事で、若者たちが高さ30mの孤柱(木柱)に登る、奇抜で危険なお祭り。
昔、中国大陸から渡ってきた漢人は、疫病や天災、抗争によって、命を失いました。その霊を慰めるために、始まったと言われています。

1つの棚(豎孤棚)に13本の塔が立ち並び、それを支える10本の柱には油を塗って登りにくくしているそうです。
柱の上に設けられた棚には、お供え物が置かれて、それを観客にばら撒きます。さらに、竹で作った塔に登り、頂上の旗「旗上金牌」(順風旗)を目指します。いち早く旗を手にした人は1年間、順風満帆に過ごせるといわれています。

規模は違いますが、日本の、岡山県・西大寺の「会陽(裸祭)の宝木争奪戦」や、兵庫県・西宮戎神社で行われる元日の開門神事「福男選び」を連想してしまいました。
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台湾原住民  台湾国際放送 (2005年)

2014-11-23 | 海外局ベリカード
RTI「台湾国際放送」日本語放送を聴いて、2005年にいただいたベリカードで、台湾原住民シリーズになっています。

台湾原住民というのは、17世紀頃に中国大陸の福建人が移民して来る以前から居住していた、先住民族の呼称。現在、彼らは自らのことを台湾に昔から住んでいたという意味で、「台湾原住民」と呼んでいるので、その言葉をそのまま使っています。

ベリカードが発行された時点では12民族でしたが、現在では、14民族を台湾政府が認定しています。
このベリシリーズで、持っているのは5枚だけです、

アミ族(阿美族)です。


お祭りの時の踊りなのでしょうか。
アミ族は、台湾原住民の総人口の約37% を占めていて、台湾東部の花蓮・台東・屏東県などに住んでいます。

パイワン族(排湾族)です。

台湾南部山地に住む、言葉はインドネシア語系に属する原住民ということです。日本統治時代は「高砂族」と呼ばれたりしたようです。


少年が、縦笛を鼻で吹いている様子です。長い笛(ノーズフルート)を鼻息だけで、うまく、長く、音が出せるのでしょうか。

表面です。
裏面と同じ写真が載せられています。

プユマ族(卑南族)です。

花で飾った帽子をかぶる、お年寄りの写真です。
台湾東海岸の台東県に住んでいます。

ツォウ族(鄒族)です。

台湾中央部の南投・嘉義・高雄県に、約7千人が住んでいると言われています。
昔、鄒族の首領「阿巴里」という人が、仲間を連れて山で狩りをするようになり、この山はいつしか「阿里」山と呼ばれるようになったそうです。

村の小さな建物に皆が集まって、何かを祈っているような光景です。

サオ族(邵族)です。

長い杵を持ち、おもちをついている写真です。
サオ族は、南投県に住み、人口約300人と原住民の中でも最も少ないそうです。
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中国珍貴瀕危動物 (3) 中国国際放送 (2005-2006年)

2014-11-22 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」日本語放送を聴いて、2005-2006年にいただいた「中国珍貴瀕危動物」、絶滅危惧や希少種の動物シリーズの最後です。

19番目は、穿山甲(センザンコウChinese pangolin)


東南アジアから中国南部にかけて生息しているそうです。
体毛が変化した松毬(マツボックリ)状の角質の鱗に覆われており、中国では「鯪鯉」と書き表して、古くは魚の一種だと考えられていました。
鱗は、漢方薬の媚薬の材料として珍重されてきたようです。

20番目は、河鹿(カワジカChinese river-deer)


揚子江周辺など、川岸の葦の密生した低木地帯などに生息している鹿で、「キバノロ」とも言われています。角を持っていませんが、オスは犬歯が発達し、牙のようになるのだそうです。
日本で河鹿というと、カジカ(カジカガエル・河鹿蛙)を思い浮かべます。

22番目は、雪豹(ユキヒョウSnow leopard)


中国西部の高山地帯に生息。獲物や積雪にあわせて夏季は標高の高い場所へ、冬季は標高の低い場所へ移動するのだそうです。
毛皮用や薬用の乱獲、害獣としての駆除などにより、生息数は激減しているようです。

23番目は、雪兎(ユキウサギMountain hare)


「山兎」とも言っていて、夏毛は褐色で、冬毛は耳の先が黒いほかは、全身真っ白になります。

このシリーズで、持ってるのはこれだけです。

 
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中国珍貴瀕危動物 (2) 中国国際放送 (2004-2005年)

2014-11-21 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」日本語放送を聴いて、2004-2005年にいただいた「中国珍貴瀕危動物」シリーズの続きで、サルいろいろです。

9番目は、白頬長臂猿(ホオジロテナガザルWhite-cheeked gibbon)


頬のところにある、白い毛が特徴です。
雲南省などの熱帯雨林に生息しています。

12番目は、白眉長臂猿(シロマユテナガザル、またはフーロック White-browed gibbon)


テナガザルは、「通臂猿」(つうひえん)とも言うそうで、両腕が胴体の中でつながっていて、右手が伸びると左手がひっぱられて短くなり、左手が伸びると右手が短くなると思われていた、中国の伝説上の猿「通臂猿猴」からついた名前だそうです。

15番目は、短尾猿(Stump-tailed macaque)

安徽、貴州、四川、湖北、広西などに生息。短い尾があり、獼猴(ビコウ)種の単独種らしいです。
Stump-tailed macaqueを翻訳すると、「ベニガオザル」(紅顔猿)になりましたが、これとは違う種類なのかも。

16番目は、台湾猿(タイワンザルTaiwan macaque)  

台湾に分布し、オナガザル科マカク属に分類されるようです。

17番目は、灰叶猿(ファイールルトン?ファイヤールトン? Phayre’s leaf monkey)


オナガザル科のリーフモンキーで、「コノハザル」という名前も。
尾が長く、樹上で生活をし、主に若くて軟らかい木の葉や新芽を食べているようです。

絶滅危惧や希少種の猿たちですが、いろんな種類がいますね。
“サル”とひとくくりにしていますが、Monkeyモンキー、Macaqueマカク(オナガザル)、Gibbonギボン(テナガザル)と使い分けられています。ちなみに、ニホンザルはJapanese macaqueとも言われるようです。

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中国珍貴瀕危動物 (1) 中国国際放送 (2004-2005年)

2014-11-20 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」日本語放送を聴いて、2004-2005年にいただいたベリカードです。

「中国珍貴瀕危動物」 中国の国家一級重点保護野生動物に指定されている、希少種や絶滅危惧の動物たちが採り上げられています。

シリーズになっているので、いただいた順番ではなく番号順に並べてみましたが、全部のカードは集められていません。
動物名を中国語漢字で書けないのは、日本語漢字にしています。

1番目は、黒金丝猴 (クロシシバナザルBlack snub‐nosed monkey)


鼻がしゃくれ上がって獅子鼻のように見えるために、この名がつけられたといいます。雲南地域に生息しているようですが、生息地の減少で絶滅危惧種に。

2番は、喜马拉雅塔尔羊(ヒマラヤタールHimalayan tahr)


ウシ科タール属に分類され、標高2千~5千メートルにある断崖や斜面などにも生息し、主に木の枝などを食べているそうです。

4番目は、金糸猴(キンシコウGolden monkey)
甘粛省、湖北省、四川省、陝西省に生息。開発による生息地の破壊、毛目的や食用、薬用などの乱獲により、生息数は減少しているようです。

6番目は、蜂猴(スローロリスSlow loris) 
ロリス科の猿です。ドウケザル(道化猿)という和名もあるようです。

8番目は、梅花鹿(ニホンジカBika deer)


日本にいるシカと同じだと思うのですが、梅花鹿=ハナジカというのもいるようなので、違う種類なのかはよくわかりません。

続きは、明日に。
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CRI創設65周年記念 中国国際放送 (2005-2007年)

2014-11-19 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」日本語放送を聴いて、2005-2007年にいただいたベリカードです。

ポタラ宮殿の写真です。

チベット・ラサのマルポリの丘の上に建築された13階建ての宮殿。単体としては、世界でも最大級の建築とも言われています。


このカードは、2週間前に取り上げた“世界遺産”風景シリーズの1つで、18番です。一緒に取り上げればよかったのですが、前のから2年後の2005年にいただいたので、気づかずにいました。

CRI創設65周年記念カードです。

65年前というと1941年になります。延安新華広播電台から日本語放送が開始されたのが、CRIの始まりとされています。
“Our first time records”(私たちの最初の時間の記録)というのが、キャッチコピーのようです。

青地にオレンジ色の帯のと、オレンジ地に紺色の帯の、2種類のカードがあります。


青地のは、表面の印刷が、銀ラメっぽいコーティングのような仕上がりになっています。
オレンジ地のは、海外でFM放送を開始した記念にもなっているようです。

2枚の表面です。

銀ラメは、スキャンしてもはっきりとわかりませんが、薄くグレーがかったように見える左のです。

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エクアドルの鳥 HCJB (1998年)

2014-11-18 | 海外局ベリカード
エクアドルからのHCJB「アンデスの声」日本語放送を聴いて、1998年にいただいたベリカードです。

エクアドルにいる鳥たちが、採り上げられています。
1986年にも、イラストによる鳥シリーズがありましたが、今度は写真です。

Keel-billed toucan「サンショクキムネ・オオハシ」


三色黄胸大嘴と書くようです。名前は、くちばしが3色(オレンジ、赤、黄緑)胸が黄色であることに由来しています。
英名の"Keel-billed"は、船のような形をした嘴を意味し、キツツキ目オオハシ科に分類される鳥で、主食は果実や昆虫だそうです。

Andean condor「アンデス・コンドル」

アンデス山脈に住むタカ目コンドル科の鳥で、生きた獲物を狩るのではなく、主に大型動物の死体を漁って食物としているという。
成鳥は、体長約1.2m、両翼の長さが約3mにもなり、翼の面積がたいへん広いのは、上昇気流に乗って空高く舞い上がるのに適しているから。

Great blue heron「オオアオ・サギ」

コウノトリ目サギ科の鳥で、湿地、沼地、河川、干潟などに生息しています。

Snail kite「タニシ・トビ」と呼ばれています。


和名にタニシの名が付いているのは、水田などにいる大型の巻貝「スクミリンゴガイ」(ジャンボタニシ)を専門に食べること、からのようです。

Green honeycreeper英名は「緑のミツドリ」和名は「ズグロ・ミツドリ」


頭黒蜜鳥と書くようですが、鮮やかな緑で、英名の方がその名にふさわしい。ただ、どうやら緑色をしてるのはオスのようです。
スズメ目フウキンチョウ科で、主に果実のほか、花の蜜を吸ったり、昆虫などを食べるようです。

Blue & yellow macau「ルリコンゴウ・インコ」

漢字で書くなら、瑠璃金剛鸚哥でしょうか、色鮮やかです。
オウム目インコ科で、世界では大型のインコだそうです。

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街中の彫刻風景 HCJB (1997年)

2014-11-17 | 海外局ベリカード
エクアドルからのHCJB「アンデスの声」日本語放送を聴いて、1997年にいただいたベリカードです。

街中に置かれた、彫刻がある風景です。

「プリング」引っ張るという題の彫刻です。


「ハミングバード」ハチドリが飛んでいる姿です。


お母さんと子どもの像で、「ファミリー」という題が付いています。


どこかで見たような女性たちの像です。
南太平洋のタヒチの女性で、ポール・ゴーギャンの絵・1891年の作品「タヒチの女(浜辺にて)」に描かれている女性たちです。

「顕彰・ゴーギャン」という題の彫刻です。

「遊んでいる子どもたち」の像です。


2匹の「馬」の彫刻です。

子どもが乗って遊んでいます。

この年は、日本語放送開始33周年でしたので、記念のカードが発行されました。


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キトーのパノラマ風景 HCJB (1996年)

2014-11-16 | 海外局ベリカード
エクアドルからのHCJB「アンデスの声」日本語放送を聴いて、1996年にいただいたベリカードです。

エクアドルの首都・キトー市街のパノラマ写真です。


毎月1枚、あわせて12枚のカードが発行されました。


とりあえず、4枚1組にして、並べてみました。


並べ方は、12月から1月の、降順になっています。


12枚のカードを並べて、写真にとって載せようかと思ったのですが、うまく並べられず、細長くなるので止めました。
それで、パノラマ写真作成ソフトを使って試みましたが、重なりあっている部分が少ないのか、3枚分しか、パノラマになりませんでした。

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