BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

放送局開局周年 記念切手 (R.Moscow RCI SRI)

2014-08-31 | BCLアラカルト
昨日と関連することですが、今日は、放送局開局の何周年かを記念して発行された切手で、持っているものを取り上げてみます。

まずは、CCCP (ソビエト社会主義共和国連邦) の「モスクワ放送開局50周年」(1929-1979)の 記念切手です。

ラジオ塔から電波が広がっていて、数カ国語で「こちらラジオ・モスクワ」と書かれている切手デザインです。


さて、描かれている塔ですが、実在するものです。
モスクワのシャボロフスカヤに位置していて、技術者ウラジミール・シューホフさんが設計した双曲面構造の鋼鉄フレームで造られたアンテナ塔で、「シューホフ・タワー(シャボロブカ・タワー)」と呼ばれています。

ロシア革命後初の大型構造物で、当時、材料の鉄鋼不足のため、格子状にすることで強度を確保し、ここから1922年3月19日に無線放送が始められ、1939年3月10日にはテレビ放送が開始されたのだそうです。

ところで、塔の完成から90年あまり。今年の2月に、ロシアのテレビ・ラジオ放送国家委員会は、この塔の取り壊しを提案した、という話です。4月から「ロシアの声」の放送が止まっていますし、このような古いアンテナ塔は、もう必要がないと考えられているのかも知れません。今後は、どうなるのでしょうか。

切手は、1983年(の消印?) モスクワ放送日本語課からの封筒に貼られていました。



次は、SRI「Swiss Radio International開局50周年」(1935-1985)の 記念切手です。

スイスの国から、電波が出ているようなデザインになっています。

1985年の発行で、スイス切手の国名表示はHELVETIA (ヘルヴェティア=スイスのラテン語名)です。

1986年に、SRIからベリカードとパンフレットをいただいた封筒に貼られていました。



3番目は、CBC「Canadian Broadcasting Corporation開局50周年」(1936-1986)の 記念切手(右側)です。

地球上でカナダの国土と、50周年のシンボルマークがあしらわれたデザインになっています。

1986年にいただいた、カナダ音楽国際年のベリカードに貼られていました。


以上、外国放送局からいただいた、開局周年記念切手でした。

このほかにもあると思いますし、ラジオ・テレビ・無線通信など、放送に関連するテーマの切手は世界中で発行されていますので、集めるのも楽しいかも。

長くなりますが、最後にもう1つ、日本の記念切手を紹介します。

「国際放送50年」記念ということで、1985年に発行された60円2種です。
絵柄は、横山大観作の「夜桜」という作品で、横ペア構成になっています。


この切手ですが、国際放送という割には、NHKやRadio Japanなど局名や英文表記はなく、漢字が読めない外国人には、何の記念なのか、さっぱりわからないでしょう。また、高名な作品なのかも知れませんが、採用された絵柄から国際放送を連想するのは、むずかしいのでは。

NHKやRadio Japanと書けない、何か理由があるのでしょう。とりあえず、50年目にあたる出来事なので発行を。また、デザインもしにくいので無難な著名画家の絵で、と当時の郵政省の担当者は考えていたのかも知れませんね。

エクアドル政府は、1980年にHCJBの50周年シンボルマークを採用した記念切手を3種類発行したことは、前に書きました。

1985年、Radio Japanは「開局50周年」に、記念のベリカードを2種類発行しました。

このデザインを切手にも採用して、共通デザインとしてコラボレーションしていれば、画期的なものになったのでは、と思ってしまいました。
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開局周年記念封筒 (VOA R. Beijing)

2014-08-30 | BCLアラカルト
昨日は、HCJB開局50周年のFDC (カシエ) を取り上げました。
同じように、今日も、ベリカードと一緒にいただいた、他の局のFDCなどについてです。

まずは、「VOA開局25周年」(1942-1967)を記念したFDCです。
アンテナから電波が広がっているという切手デザインで、発行日は1967年8月1日になっています。

カシエは、マイクからの音声が、地球を回っているというデザインです。

VOAでは、このFDCをプレゼント用にたくさん作って在庫が残っているらしく、80年代頃まででしょうか、その時々に送られてきて、合わせると4枚も集まりました。

次は、「北京放送開局40周年」(1947-1987)を記念した切手付き封筒 (日本でいうなら郵便書簡や航空書簡のようなもの) で、FDCではありません。

世界地図の北京を中心に電波が広がり、ハトが飛んでいるデザインの額面と、復興門外大通りの当時の北京放送庁舎が印刷されている封筒です。

「中国の声、友好の橋」という言葉は、第3代国家主席の李先念さんの筆になるようです。記念スタンプも押されています。

裏面は、中国語と英語による局の紹介になっています。

発行日は、1987年9月11日で、40年前のこの日に、英語放送が陝北新華広播電台(北京)から開始されたようです。
前にも書いたことがありますが、80年代までは1947年9月11日を北京放送(中国国際広播電台)の開局日としていましたが、その後、「1941年12月3日に延安華広播電台から日本語放送が始まった」のがわかったとして、現在では、こちらを放送開始日としています。

記念封筒は、実際に使われていて、日本までの差額分の切手を加貼したものも、いただきました。

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HCJB 50周年記念 FDC (1981年)

2014-08-29 | BCLアラカルト
今日は、ベリカードの話から外れます。

3日前に、1981年の「HCJB開局50周年」のベリカードを紹介しました。
この時に、カードとともに記念品としていただいたのが、「FDC」(First Day CoverまたはFirst day of issue) といわれている「初日カバー」です。


初日カバーは、郵便切手が新しく発行された時に、発行日当日の消印が押された封筒で、切手収集家などが、記念に収集しているものです。

エクアドル政府は、HCJB の50周年を祝ってシンボルマークが描かれた、郵便切手3種類を発行しました。

それを、シンボルマークを印刷した封筒に貼り、消印が押されています。
(絵柄の入った初日カバーは「カシエ」(仏語cachet)とも言います)

HCJBの開局日は、1931年のクリスマス(12月25日)という事ですが、消印から、切手の発行日は、1980年12月1日のようです。

この封筒の中には、HCJB局の略歴が書かれている説明文が入っていました。


このほかに、開局50周年の記念品として、スペイン語のステッカーや、本のしおりをいただきました。



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国際コミュニケーション年 HCJB (1983年)

2014-08-28 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」の1983年のベリカードは、「国際コミュニケーション年」にちなんだシリーズになっています。

キトーの南東20kmのところに設置されている衛星通信用アンテナです。


中波、短波、FMのラジオ放送をしている、HCJBのスタジオとコントロール室です。


グアヤキル市のテレビ局・チャンネル2の調整室です。


これも、グアヤキル市に設置されたIETEL(Instituto Ecuatoriano de Telecomunicaciones)の電話網のアンテナ塔です。

どうやら、上部は展望台になっているようです。

キトーの東25kmのところにある、HCJBピフォ送信所の短波アンテナ群です。


HCJBの放送部長のロジャー・スタビーさんで、HC1RTのコールサインを持つハム(アマチュア無線家)です。

エクアドルには、1600人(当時)のハムがいるようです。
写真に写っている無線機の1つは、コリンズのKWM-2のようですし、机上にあるのはソニーのICF-2001でしょう。

この年のカードの表面です。
Director of Communicationsのところには、ロジャー・スタビーさんのサインが印刷されています。

また、この年は日本語放送開始19周年にあたっていて、尾崎ファミリーの写真が入れられた、グリーティングカードをいただきました。

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エクアドルの花 HCJB (1982年)

2014-08-27 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」の1982年のベリカードは、「エクアドルの花」シリーズです。

「ハイビスカス」の花です。
エクアドルのジャングルや山地に咲いているようです。

「オプンティア」といわれる、ウチワ・サボテンの種類の花です。
これも、山地で見られるようです。 

次に行く前に、ここ5-6月は白い花のベリカードがあるのですが… 
未入手で、持っていません。

「カトレア」の花です。

中南米原産のランです。

「クニフォフィア」(トーチリリー)という花です。
ユリ科シャグマユリ(赤熊百合)属だそうで、旧の属名は「トリトマ」とのことです。
後の名前の方が、よく知られているのだそうで、植物の属の分類も、時代で変わるようです。

「アルフォンブラ」という花です。

この名前を検索すると、スペイン語で「じゅうたん」というらしいです。
この花についてではなく、別の意味…カトリックの「セマナ・サンタ祭」(聖週間。キリストの復活を祝うイースター祭の前の一週間)の「プロセシオン」と呼ばれる聖者行列が通る広場や道路に、花びらなどを敷き詰めて絵柄を描く“花のじゅうたん”を「アルフォンブラ」と言うようです。
まぁ、咲いているこの花は、一見“花のじゅうたん”のよう、そんな感じから、名付けられたのでしょう。
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開局50周年 HCJB (1981年)

2014-08-26 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」の1981年のベリカードは、「開局50周年記念」シリーズです。
昔の記録写真と、1981年時点の写真が載せられています。

エクアドルのHCJB放送局は、アメリカ人宣教師のもと1931年のクリスマスに開局しました。

1930年代、キトーの飛行場に到着した創始者の一人、クラレンス・ジョーンズ夫妻らの写真です。

コンピュータによって自動化されたコントロールルームの写真です。ここで最終調整され、ピフォ送信所へ送られます。

1940年代前半、アメリカのNBCネットワークがニュースをHCJBに提供し、それが放送されていました。
読んでいるのは、創始者の一人、ルーベン・ラーソンさん。

ラジオ番組を制作するスタジオの様子です。

エクアドル人の技術者と短波送信機です。

最新の500kw送信機の装置です。

1930年代の番組づくりで、エクアドル音楽などを演奏していた楽団です。

キトーの東20kmにある、ピフォ送信所です。

1950年代のHCJBの局舎と送信アンテナです。

ピフォで、工事中の反射板付きアンテナの完成模型(中)と、カーテンアンテナです。

1940年代、送信機を点検するDXパーティライン番組プロデューサーのクレイトン・ハワードさんです。

ピフォ送信所のコントロール卓です。
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コロニア建築 HCJB (1980年)

2014-08-25 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」の1980年のベリカードは、「コロニア(ル)建築」シリーズです。
エクアドルの各都市に残っている、スペイン植民地時代の建築物を紹介しています。

南西部の山間にある小さな町・サルマ(Zaruma)です。

町の中心地区にある2階建て木造建物で、マホガニーより強いグアヤカンという木で造られているようです。
サルマは、鉱山開発とともに開けた標高1,500mに位置する町で、このあたりで生産されるコーヒーが、エクアドルでは有名のようです。

中南部にある標高約2,500mの都市、クエンカ(Cuenca)の花市場の様子です。
教会前の広場で開催されているようです。

街の状態が、スペイン植民地時代の雰囲気をかもしだしていて、よく保存されているため、「サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区」として、ユネスコの世界遺産になっています。

首都キトーにある教会の入り口です。
建物のファサード(正面)は、螺旋状の柱の彫刻がすごいです。
たぶん、ラ・コンパーニア聖堂と思われます。

多くの観葉植物が植えられている、サルマにある建物のバルコニーです。

花に水をやっているのは、顔がよく見えていませんが、1979年ミス・サルマに選ばれたサンドラ・リトゥーマ嬢です。

太平洋岸に面する港湾都市・グアヤキルの、サンタ・アナの丘周辺にある建物の装飾的な窓です。


キトーのダウンタウンにある、サン・フランシスコの名前がついた建物の中庭です。

キトーは、1534年、インカ帝国を滅ぼしたスペイン人・フランシスコ・ピサロにより、「サン・フランシスコ・デ・キトー」と名づけられ、その後300年にわたり、スペイン植民地として支配されました。
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伝統土偶 HCJB (1979年)

2014-08-24 | 海外局ベリカード
HCJB「アンデスの声」から1979年にいただいたカードで、「伝統土偶」シリーズです。

採り上げられているのは、エクアドル各地で発掘された、プレ・インカ時代の古代文化遺物です。どうやら、紀元前の時代から、何らかの文化があちこちで興っていたようです。

ターバンを巻いた座る人の姿で、粘土を固めたテラコッタ像のようです。
これは、約3,000年前の中部地方で栄えた、「ハマ・コアケ」(Jama Coaque)文化の身分の高い人の像だと考えられています。

石に彫られた顔です。
約4,000年前の南西部・サンタエレナ半島を中心に栄えた、「バルディヴィア」(Valdivia)文化のものです。

水や酒を入れる容器のようです。
約3,000年前の、「チョレーラ」(Chorrera)文化のものです。

祭り衣装をつけ、座る人の像です。
ハマ・コアケ文化のものです。

男性の頭部像です。
北部の海岸地方の、「トリータ」(Tolita)文化のものだそうです。

鼻と耳に装飾品をつけた女性像です。
ハマ・コアケ文化のものです。

興味深い話ですが、エクアドルで発掘された「バルディヴィア」土器の文様の一部が、九州の縄文時代の土器と酷似していることから、縄文人が南米大陸に到達していたという「太平洋横断伝播説」や、「倭人南米交流説」など太平洋をへだてた日本からの文化の影響では、と言われたこともあるようですが、今はこの説は受け入れられていないようです。
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働く人々 HCJB (1978年)

2014-08-23 | 海外局ベリカード
このところ、海外日本語放送局の「RKI」と「VOFC」と「CRI」のベリカードを、かわるがわる取り上げてきました。
この3局ばかりでは面白みがないのですが、これら以外では、あとはHCJBぐらいしか残っていません。
ですので、HCJB「アンデスの声」のカードを紹介します。

1978年にいただいたカードで、「働く人々」を採り上げたシリーズです。

海岸で網を伸ばしている様子です。
これから網を沖に引いて行くのでしょうか。

エクアドルの海岸線は約600kmと長く、漁業で生計を立てている人も多いようです。

コーヒーを栽培している人々です。 
アンデス山脈と太平洋岸の間の、西部山地でのコーヒー農家です。


アンデスの山裾の平地で、農民が牛を使って畑を耕しています。

吹き矢を使って、狩りをするインディオです。
東部ジャングルには、少数民族が昔ながらの方法で生活をしています。
今も、このような暮らしをしているのでしょうか、どうなのでしょう。
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高層ビル群  RSI (1994・1998年)

2014-08-22 | 海外局ベリカード
1994年に、「Radio Singapore International」(RSI)の英語放送を聴いていただいたベリカードです。

シンガポールの市街地の航空写真です。

表面です。

RSIは、1994年2月までは、「Singapore Broadcasting Corporation」(SBC)と言っていました。
改称直後のためか、SBC時代の、シンガポールの夜景のカードも同封されていました。


これは、ブランクカードです。


1998年にいただいたのは、シンガポールの市街地の航空写真です。
前のと同じような方向から撮影されていますが、中央に巨大なビルが建ちました。

カードサイズも、一回り大きくなりました。(このブログでは、同じ大きさの画像にしか)

表面は、受信データが記入されていない、サンキューカードです。
 
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新局舎の写真など 中国国際放送 (1997年)

2014-08-21 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送」日本語放送を聴いて、1997年にいただいたベリカードです。

座っている牛と、それに乗って横笛を吹く子どもの切り絵です。

この年は、丑(ウシ)年でした。

陝西省にある、秦の始皇帝の兵馬俑にある軍人像の写真です。
左は兵士、右は武将の姿のようで、1つとして同じ顔をした像はないそうです。

中国国際放送局の新しい局舎の写真です。

復興門外通りにあった旧庁舎から、石景山路の新庁舎へ。
高さ16階建てで、97年3月末から放送業務が開始されたようです。

故宮にある乾清宮の写真です。
故宮は紫禁城とも呼ばれ、1421年から1911年まで明・清朝24代の皇帝が生活し、政務を行なった場所です。
世界最大の宮殿といわれ、歴史的建造物が多くあってユネスコ世界遺産に認定され、現在は故宮博物院になっています。

ライトアップされた、十七孔橋の写真です。
 
北京・頤和園(いわえん)にある石橋で、長さ150m、17のアーチからなり、清の乾隆年間に造られました。
太陽のように輝く月は、写真を加工して入れたような感じです。
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Click into the RKI ラジオ韓国 (1997年)

2014-08-20 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1997年12月にいただいたベリカードです。

この年の11月3日から、RKIのホームページがインターネット上で、見られるようになったことを知らせるカードになっていて、右上にHPアドレスが書かれています。

カードのデザインも「Click into the RKI」として、パソコンのマウスと「RKI Online」のホームページ画面を合わせたものになっています。

いつものより、さらに一回り大きいサイズになっていて、普通のポストカードサイズの2倍です。

日本語放送は、HP画面をクリックすれば、午後5時からと夜11時から1時間聴けるようになったようです。また、eメールによる、RKIへのお便りが可能となりました。

今でこそ、こんなことは当たり前の事ですが、画期的な出来事でした。
新しい時代…ネット時代の幕開けを感じました。

ところで、この頃、周囲でパソコンを買う人が増えてきました。iMac(初代)が発売されるなど、環境も整ってきました。買うなら…マックか、ウインドウズか… 
周囲はマック派が多かったのですが、右クリックが気に入り、Windows98を買ってしまいました。
そうすると、マックを買わなかったタタリか、仕事でマックを使わざるを得ない部署に移り、マックを勉強するはめに。

さて、買ったパソコンですが、当時、家庭でインターネットをするには、モデムをつなぎ、電話回線でサーバにダイアルアップ接続していました。パソコン接続時は電話が使えない状態になったり、電話料金が気になったりと、ほとんど、ワープロ的使用になってしまっていました。
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韓国の文化遺産 ラジオ韓国 (1997年)

2014-08-19 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1997年にいただいたベリカードです。

この年は、「文化遺産の年」ということで、韓国の文化遺産の紹介のカードになっています。ただ、これらは、ユネスコが指定した文化遺産ではないようです。

「韓服(ハンボク)」で、韓国の伝統衣装を着て、立て膝をついて座っている女性の写真です。

チマチョゴリのスカート部分を広げて一番きれいに見える座り方が、立て膝をついた時ということで、これが正式な座り方だそうです。

表面です。
めずらしく、カラフルな韓服のイラストが入っています。

「ジャントクテ」という甕(かめ)です。
各家庭で、この甕に醤油・味噌・唐辛子味噌(コチュジャン)を入れて蓄え、発酵させて、その家庭独自の味を作り出すのが、韓国の主婦の役目といいます。

「杵(きね)と臼(うす)」です。
収穫した穀物などを、砕く道具として使うのでしょう。
日本では、餅つきに使用される道具ですが、韓国の餅つきは、臼を使わず、地面の上に板を置いて、杵でついている写真を見たことがあります。

表面です。
日本語版のカードがなくなったようで、ハングル版です。

「屋根瓦」です。
鳳凰や龍の絵が彫られていますので、王宮の瓦でしょう。
日本でも、家紋や唐草模様、巴模様が入れられています。

「チャンスン(長栍)」と言われている、村の守護神(道祖神)の木柱です。

あるいは、「チャングンピョ(将軍標)」とも呼ばれているようで、人面を彫った神木を、集落の入り口付近に立て、守り神のほかに、境界や道標の役割を持たせているようです。

「霊山セモリデギ(木牛戦)」というお祭の写真と、上半分は太陽と雲のイラストです。

慶尚南道・昌寧(チャンニョン)郡霊山で毎年行われている、豊作を祝う祭だそうです。
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韓国の文学者 ラジオ韓国 (1996年)

2014-08-18 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国」の日本語放送を聴いて、1996年にいただいたベリカードです。
この年は、韓国の「文学の年」にあたっていたようで、文学者のポートレイトのカードになっています。

詩人、エッセイストのチョ・ビョンファ(趙炳華)さんです。

韓国で最も多くベストセラーを出した詩人、と言われているようです。

詩人、小説家のグ・サン(具常)さんです。
国際ペンクラブ韓国本部顧問を務めたそうです。

小説家、カン・シンヂェ(康信哉)さんです。

随筆家、ピ・チョンドク(皮千得)さんです。

ソウル大学で英文学を教えた学者でもありました。

韓国の文学者については、よく知りませんが、もっと多くの方々がおられるのではと思います。ここで採り上げられた皆さんは、この時期に大いに活動されていたのかも知れませんが、現在、4人ともお亡くなりになられているようです。 
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韓国世界遺産登録 ラジオ韓国 (1995年)

2014-08-17 | 海外局ベリカード
RKI「ラジオ韓国(国際放送局)」の日本語放送を、1995年12月に聴いていただいたベリカードです。

韓国の文化遺産が、1995年、ユネスコの世界遺産リストに初めて3カ所登録されたことを記念したカードのようです。
1つ目は、「石窟庵と仏国寺」です。
慶州にある、8世紀の新羅時代の石窟庵の石仏(阿閦(あしゅく)如来座像)と、仏国寺境内の多宝塔の写真です。

2つ目は、13世紀の「海印寺の八萬万大蔵経版庫(板殿)」です。
ここには、仏教経典が書かれた版木・高麗八萬大蔵経の木板が8万枚以上収蔵されています。

3つ目は、「宗廟」です。
ソウル鍾路区にある、李氏朝鮮王朝の歴代王19人とその后妃の位牌と王妃の位牌が奉られている霊廟です。
カードには、宗廟で毎年行われている、祭礼儀式「宗廟祭礼祭」の写真が使われています。


この儀式も2001年には、「宗廟先祖のための儀礼および祭礼音楽」として、ユネスコの無形文化遺産に指定されました。
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